見出し画像

「人となり」を作っていくもの

こんにちは。自己実現メンタルコーチのしんかいさんこと新海智子です。週末ですね〜。皆様どんな週末を過ごされますか?

私は、週末も平日も特に変わりない生活です。
しいていえば、今夜は月1の勉強会に参加します。医療を考える会というものです。全国の医師、医学生、医療従事者を対象に、現代医療が直面する問題をもとに、よりよい医療とは何かを学ぶ集まりです。

こういったことに、もしご興味がある方がいらっしゃいましたら、ご紹介させていただきますのでご連絡くださいね。

今週は月1の茶道のお稽古がありました。
茶道のお稽古では、私に大切なことを教えてくれます。

お軸は兜 
お花は利休梅です


着物は大島紬、
爽やかなオレンジのお花柄をあわせました



茶道は、師からの教えはもちろんのこと、茶道のお手前、型、所作、わびさびの奥深さなどからたくさん学ぶことができます。

お点前は一つ一つ作法が決まっていて、それに対しての根拠もあります。

これは看護と一緒だなと思うのですが、看護の技術の全てにも根拠があります。患者さんとのお話もただ世間話しているわけではないのですね。

患者さんがどんな方か、どんなことを望んでいるのかなど、看護に活かせるその方の情報を収集しているわけです。

看護学生の時に、病院実習に行くと指導員に「根拠は?」「根拠は?」とこれでもかというくらいに聞かれまくるのは、看護師ならみんな経験していて(今は時代が違うかな)、看護師が集まれば「根拠は?」なんて、時に悪ふざけするお馴染みの文句であります。

さて、話は外れてしまいましたが、茶道で教えていただく所作と言うのは、日常でも活かせます。

茶道のこと

たとえば、物を置くときに二手三手で物を置いたり、両手で物を扱うとか、準備をする大切さであったり、手先の扱い、足の運び、身体も動かし方などたくさんあります。

しかしながら、それらを日常で活かしきれていないのが私であります。物を雑に置いてしまったり、台所の引き出しを腰でポンっと締めたりですね。お恥ずかしいばかりです(^_^;)

着物のこと

茶道のお稽古の時は、先生のお宅の2階をお借りし着物に着替えさせていただいています。初心者の私は着付けに45分かかります。

着物を着る為には沢山の小物が必要です。なぜなら、着物が似合う体型、要するに「ずんどう」に見せる為に、補正のタオルなどあちこちにいれたりするんですね。

たくさんの小物だけでなく、重ねて着るものや紐が沢山必要であります。それらをなるべくスムーズに着れるように、また時間を大切にするためにも、それらの小物や着るものは着やすいように着る順番に重ねて持ってきます。

そうすると着るときにとても着やすいのです。これは看護技術でも全く一緒です。準備がなされてないと、患者さんによい看護技術を提供できません。何よりも物品が足りなかったり、手順が頭に入っていないと安全ではありませんからね。

準備って、気持ちよく生きる為やことをスムーズにするために大切だなって思います。

茶道では様々所作を学びますが、それらが習得できたなら「私も素敵な女性になれるかしら」などと想像しております。


私自身を観察すればよくわかるように、人というのは、特別な時だけうまくやろうとしてもそんなことは出来ません

かっこよくやろうとしても、特別な日にも結局のところ、普段の自分が出てしまうのです。

だから、何が大切かってやはり日常なんですよね。日常の積み重ねです。
これは、心身ともに言えることではないかと思っています。

当たり前のことなのですが、規則正しい生活をおくる、挨拶をする、人の目を見て話す、自分だけが鉄砲玉のように話さない、時間を守る、相手を気遣った態度を心がける、感謝をする、相手を思いやる優しい気持ち、ストレスをためない、休む(養生する)ことも大切、身体を動かすなど、これらは全て私たちが小学校で習ってきたことですね。

こういった積み重ね(習慣)が、その人を作り出し、ひいては病気もそういった日常の積み重ねが作り出しているかも知れません。

心身のいずれも、病になったときは日常を見直すチャンスをいただけたと思い、自分の日常生活や考え方、悪し習慣などと向き合うと良いかも知れませんね。

===============

よりよい人生を歩む為に、今の自分の現在地とありたい姿を言語化する体験コーチングを提供しております。

「やってみたい」方は、オフィシャルページからお申し込みくださいね。

では、素敵な週末をおすごしください。

自己実現メンタルコーチ
しんかいさんこと新海智子

この記事が参加している募集

新生活をたのしく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?