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物と向き合うということは自分と向き合うということ (ミニマリスト分析も)

こんばんは。今週もはじまりましたね。

昨日はnoteのイベント「オフライン創作会」に行く予定で予約もしていたのですが、我が家のねこちゃんが調子が悪くなってしまい、日曜日にやっている病院を探し、連れていったりでばたばたとしてしまい、残念ながら行けませんでした。行かれた方いらっしゃいますか?
行ってみたいな。またの機会のお楽しみにします。

今日は、「物と向き合うこと」について書いてみたいと思います。
皆さんは家や部屋は綺麗に整頓されていますか?今、ぐるっと部屋を見渡してみてください。これらの物はどれもこれも、自分自身が欲しくて引き寄せたものです。自分が許容していないもの、拒絶した物は、自分の家にはやってこないからです。ぞっとした方もいらっしゃるでしょうか。

思考の力でしっかりと自分の本心が欲しい物質を引き寄せているのです。

ミニマリストについての考察

ミニマリストという言葉も、もう知らない人がいないくらい浸透されていると思うので割愛しますが、ミニマリストの一部の方に私は違和感を感じます。全くの主観なのですが、極端に物を減らしているミニマリストと呼ばれる方々を観察していると、こんな風に感じるのです。

変化に弱い人=ストレス耐性の低い方=ネガティブケイパビリティーの低さ、そして、思考の合理化の徹底です。無駄と呼ばれることがが大嫌いということ。これが決してダメなわけではありません。世の中にはいろいろな方がいていいし、だからこそ面白いのですから。

私はミニマリストと呼ばれる一部の方に共通して感じるのは、変化によるストレスの軽減の徹底や無意識下レベルの本当に捨てたいものを手放せていないということが深層心理にある気がしています。

白と黒の洋服や持ち物。マリメッコのリュック、無印良品の品々、アニエス・ベーの小物など、個性無くなぜか同じようなものを所持されています。
インスタを見ていて、個性のない共通する持ち物ということに、違和感を感じたのですよね。

思考の合理化

これを見て感じることは、ミニマリストの一部の方々は、「考える」ということを極力無くす、思考の合理化を無意識下でしているように感じます。

「自分の頭で考える」そして「選択する」って結構ストレスになるし、労力を使うと思うんです。それが、とても嫌なんじゃないかなって、思えてきます。

そして、「皆と同じなら安心」「白と黒なら、とりあえずなんでも合いそうだから安心」という「考えないで済むこと」を選択しているように感じます。

このような人は、普段からきっと様々な思考がどんどん湧いてくるタイプなのかもしれません。その処理が大変なため、他のことに思考を使うことに疲れてしまうのではないかと推測しています。どちらかというと、内向的なタイプの方が多いと感じていて、ストレングス・ファインダーの診断だと、「内省」が上位に来ているのではないかと思うのです。

本当に捨てたいものは何かを向き合ってみる

ミニマリストが行き過ぎてしまう方は、「本当に捨てたいもの」が実はわからないのではないのではないかと推測します。

それを知るためには、向き合うことが必要になりますが、その思考さえも拒絶していて、たどり着けていないのではないかと思うのです。

そのため、徹底的に物を捨てるにもかかわらず、「まだ捨て足りない」「何かもっと捨てたい」「人(家族)のものまで、捨ててしまう」などという行為になってしまうのではないでしょうか。

物をいくら捨てても得られない満足感、物をほとんど手放したにもかかわらず、なかなか得られない達成感(完璧主義)。

本当に捨てたいのは、過去の自分であったり、思い出であったり、思考の癖であったり、家族であったりするのかも知れません。

「無駄な時間を過ごすべきでない」「効率の悪いことはするべきでない」「何事も少しでも早くやり遂げる必要がある」など、自分を制限するリミティングビリーフになっている可能性も否めません。そして、その 無駄と思っている中に、人生においての大切なことがあるのではないかと私は考えております。

こんまり流片付けで得られるもの

私はかつて「こんまり流の片づけ」をしました。こんまり流の片付けというのは、捨てるものを探すのではなく、ときめくものだけを選び堂々と使っていくという方法ですが、これは断捨離と似て非なるもので、やってみると全然違うことに気が付きました。

こんまり流片付けは、「人生が変わる魔法の片付け」といっていますが、本当にそのとおりだと私も実感しました。ただの片付け、断捨離ではないからです。

物ひとつひとつと向き合って、ときめくのかどうかを確認していく。そして、心がときめくものを選ぶという行為は地道な作業ではあります。

しかし、自分ととことん向き合う行為であり、見たくない自分も、嫌な癖、思考もどんどん暴かれていき、自己理解がどんどん深まっていくことによって、人生が変わってしまうのです。そして、何よりも決断力がどんどんついてくるということ。そして、その決断力が片づけを終わらす頃には、習慣化され、人生での決断までも出来る様になっているからです。

私はこんまりちゃんが大好きですが、「人生がときめく片付けの魔法」という本は、私の中では哲学書だということになっています。

自分の持ち物は、自分を表わしていると思います。そして、自分の家、部屋、カバンの中はその人の思考であったり、心だったり、その人の人格、人生そのものを表わしているなとつくづく思うのです。

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自己実現メンタルコーチ
しんかいさんこと新海智子

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