見出し画像

みっきーのリアル登山者の端書き#771『道中の油断』

岐阜と福井との境に「夜叉が池」というスポットがあります。
標高1,000m前後にある山上池で、周辺には高木も少ないので面白い景観が楽しめる場所として人気を集めています。

私はこの山に一度登りに行ったことがあり、最高の眺めとニッコウキスゲの群生を楽しんだのですが、問題はその道中にありました。

名古屋から出発し、岐阜県に入り、揖斐郡あたりから山間部に入りました。
私は早朝から登山がしたかったので夜中に移動をしており、道中のコンビニで当日の昼食を買って登るつもりでした。

山間部に入ったのがだいたい登山口までの中腹くらい。
そこから先でも、一軒くらいコンビニがあるだろうと思った私の腹積もりが甘かった。

山道には一軒のコンビニも売店もなく、道の駅は夜中なので営業終了。
仕方なく私はスタートを繰り上げてお昼時になる前に下山するという行程で登山をすることになりました。

事前の道中の様子の解像度が低かったため、山頂でもっと時間を使う予定がショートの登山となってしまいました。
ただ、人で混み合う前に登頂ができ、山頂の雰囲気を味わえたのはプラスだったかもしれません。

ともあれ、登山のコースの下調べは完璧であっても、アプローチが不十分で問題になってしまう、というお話でした。
解像度を高めるにあたっては、広い視野で物事を見ていないといけませんね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?