不安になった時、心が軽くなる方法
こんにちは。カウンセラー・コーチの齋藤 典子です。
お子さまのお勉強の様子や、成績、普段の生活の様子を見ていて、不安になりご相談におみえになる方も多いです。
私は、受験中は不安になりストレスから過呼吸を起こしたことがありました。
不安になる人の共通点は、次々と不安なことが浮かんでくることです。
例えば、私の事例ですが、なかなか机に向かわない子どもを見ていて、
「勉強をしないなぁ」
「次のテスト大丈夫なのかな」
「この前成績が上がっていたけど、また下がるんじゃないかな」
「そうしたらクラスも下がるし、志望校合格には程遠くなる。。」
「このままいくと、どこにも合格が出来ないかも。。。」
と、起こるかどうかのわからない心配、不安で頭がいっぱいになり、不安で押しつぶされそうになっていました。
不安な感情は、自己防衛でもあるので、大事な感情です。
ただ、過剰だと困りますよね^^;
本来なら、客観的に物事を捉える働きのある脳の背内側前頭前野が働き、不安な思いは大抵20~30分でおさまります。
例えば、先ほどの、子どもが机に向かわなくて、不安な思いが次々と出てきた時については、
勉強をしないと、力もつかないと思うのは普通ですし、
そうすと志望校に合格出来ないかもと思われるのも普通だと思います。
ただ、背内側前頭前野が働いていると、不安でいっぱいになるのではなく、客観的に物事を捉え、例えば、
「子どもが、机になかなか向かわないのも何か理由があるのかも」
と、建設的に何かしら他の考えが浮かぶと思います。
背内側前頭前野の働きが弱ることは、誰にでもあります。
なので心配なさらないでくださいね。
もし、不安で不安でどうしようもない時には、
「~と、思った」
という言葉を付けてみるのも、心が軽くなる1つの方法です。
例えば、
「子どもがなかなか机に向かわなくて、不安になるなぁ。。と、思った。」
「次のテストでも、成績が伸びないのではないかと不安になるなぁ。。と、思った。」
「志望校に合格出来ないのではないかと、不安になるなぁ。。と、思った。」
そんな感じです。
言っているうちに、
「なんで私こんなことを思っているんだろう?」
と、笑ってしまいませんか?
確か、この方法は、早稲田大学の熊野宏昭先生が仰っていた方法です。
不安になりイライラした時など、良かったら試してみてくださいね^^
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今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
齋藤 典子
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