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【思い出】 少年野球 最後の試合

お疲れ様です!

肩は30歳で四十肩!腰はヘルニア!
草野球すら出来ないピンクパンサーです!

(๑╹ω╹๑ )ハシレナイ!


【はじめに】

いつもファイターズの記事を書いてますが、実際の野球経験は少ないです。

小4〜中3の初めまで。5年くらいでしょうか。

高校野球まで経験している人や、それ以上やってる人に比べると、経験不足です。ただ、自分が子供の時は今よりも野球に触れ合う時間が多かった気がします。

どこの公園にいっても、誰かが野球をして遊んでいる。上級生もいれば下級生もいる。少年野球が終わっても、明るければ遊びで野球をする。

「練習は嫌だけど、遊びの野球は楽しい♪」

他にやる事が無かったのかも知れません。

アイツよりも速い球を投げたい!
アイツよりも遠くへ打ちたい!

野球が上手くなりたいというより、
負けるのがイヤ!

それが結果的に野球が上手くなっているだけ。

正直、ギターもそうです。

歌うのが好きな訳でもない。
楽器が好きな訳でもない。
むしろ、楽器は苦手。

メロディオンには先生に言われて「ドレミファソラシド」を書いてるにも関わらず、弾けない!(>_<)

リコーダーは半年くらい右手と左手を反対に使って吹いてました。^_^;

「お前、手逆じゃない?」

と、自分が友達に言いました。すると、

自分が逆でした!T^T

リコーダーの抑える部分が分かっても手が逆なので、また最初から覚えるイメージ。

「楽器は嫌いだ!」

ピアノも何故か「ネコ踏んじゃった」だけ弾ける人がいます。

しかし自分は全然出来ませんでした。どうしても右手と左手が同じ様に動く。

「俺は不器用。そして、楽器の才能は母さんの腹の中に忘れて来たらしい。」

なので、音楽なんて一切興味が無い。
むしろ嫌い。

しかし、中学校になり皆んなが当たり前の様にギターを弾き始めました。

「あんなヤツがギター弾けるのに、俺が弾けないのはヤバすぎる!」

好きとか嫌いでは無く、謎のプライドの為ギターを買って貰いました。そして、「コイツには負けてはいけない。」という自分の作ったラインを超える為、ギターを続けました。

今はこんな負けず嫌いはどこか行ってしまいました。^_^;
と共に、自己の成長も飛んで行った気がします。

残った過去の経験を使い、文句ばかりのファイターズの記事を書き、下手なギターの弾き語りをnoteで記事にしています。

まだ負けず嫌いだった小学6年生の、少年野球最後の試合の話です。


【少年野球、最後の試合】

公式戦も全て負けて終わり、季節は秋。

良く練習試合をしていた近くの小学校のチーム。そことの練習試合が、小学生最後の野球の試合でした。

実は、全てを覚えている訳ではありません。

大雑把な試合展開と、不貞腐れて試合をしていた自分。その記憶が残っています。

試合は序盤からボロボロ

少年野球は7回まで。5回終わってスコア1-7で負けてる。この点数は曖昧ですが、「残り2イニングで6点以上負けていた。」

こんな記憶があります。

ピッチャーは自分。ただ、最初から投げていたかどうか覚えてません。

背番号「1」は別の奴で、自分は背番号「5」。

自分はサード兼任の2番手。恐らく、先発のエースが崩れて自分に変わっていたと思われます。

そして自分も乱調。

ストライクが入らない!(>_<)

とにかくこの試合は、最初から最後までイライラしていた気がします。

しかも、相手ピッチャーの球が速い!

「こんな奴いたっけ?」

小学生なので、数ヶ月見ないだけで急激に成長する奴もいたかも知れません。しかも、サイドスローで内側に食い込んでくる!

この時の自分は調子に乗っていました。

「自分が相手ピッチャーを見て打てないと感じている。他の奴に打てる訳がない。」

こんな気持ちが余計に不貞腐れる要因になっていたのかも知れません。

デッドボールをしてしまい、不貞腐れた様に帽子を下げる。

「なんだお前その態度は!」

「しっかり謝れ!」

監督もコーチも自分にメチャクチャ怒ってます。^_^;

うっせー!ジジィ共!

自分の態度は凄く悪かったと思います。

そして、その後デッドボールを喰らいました。

不貞腐れてファーストに歩く。

「サッサと走れ!」

「なんだお前!さっきからその態度は!」

怒られても仕方ない態度だったと思います。

本当に避けれませんでした。球も速くて自分に食い込んで来る。打てる気がしない。明らかに自分よりも速い球に、イライラしていたのかも知れません。

そして最終回。

負けたまま最後の攻撃。また自分に回って来ました。ランナーは無し。
ワンアウトだった気がします。

もしかしたらこの前のイニングで1、2点取っていたかも知れません。

全く記憶にありませんが、恐らく相手のミスだと思います。

もうベンチは諦めムード。というより、自分も諦めてます。見てから反応して打てる球じゃない。

タイミングだけ合わせて、本当に適当に振りました。

それが、右中間真っ二つのツーベース。

は?何で当たったの?しかも、何で反対方向に飛んだの?

相手ピッチャーの球がシュートして、球が勝手にバットに当たって来たとしか思えません。しかも、「一二の三!」で適当に振ったのに振り遅れている。

ここから相手ピッチャーが乱調。

打てるはずの無い味方打線も、何故か打ち始め逆転

相手チームのグラウンドでしたが、先攻後攻はキャプテン同士のジャンケン。

後攻だった自チームはサヨナラ勝ちとなりました。


【さいごに】

最後の試合なので、泣いてるチームメイトもいました。公式戦に負けた時も泣いてる奴がいました。

「バカじゃねーの?」

と思って見てましたが、「何故この試合、自分がイライラしていたか?」というのが今なら分かります。

自分も寂しかったんだと思います。

人前で泣くなんてあり得ない。しかし、気持ちは同じ。それがイライラとして表現されてる。

ただ、この時の自分は「何で自分がイライラしているのか?」というのが分かっていません。

本当は「寂しい!」と真っ直ぐ表現すれば良かったと思いますが、この時の自分は、

自分の気持ちすら分からず表現方法も分からなかったのだと思います。

「自分の感情が分からず、その表現方法も分からない。」

この時の自分は小学6年生。

それなのにまだ、自分の感情がどこにあるのか分かっていませんでした。

「懐かしいなー。」

という気持ちと、

「本当にこれは、自分の事なんだろうか?」

というくらい性格が違います。^_^;

もっともっと長い期間負けず嫌いが続けば、もう少し成長出来たかもなー。

と、存在しない事を考えてしまう日曜日でございます。

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