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中学受験奮闘記 ①中学受験の基礎知識

中学受験のことはご存じですか?

これは実際に体験した方としていない方で全く捉え方が違うと思います。私自身は中学受験を未経験です。小学校の友達に町医者の子がいて「私立中学に行くからお別れになる。」と言われて、初めて私立中学校の存在を知りました。関東と関西でも中学受験の環境が少し違うようなので、あくまで関西での中学受験事情について素人である私の目線から記事を書きますのでご了承ください。その方が参考になるかと思います。

まず中学受験となると当然テストがある訳ですが小学校の内容では全く対応できません塾なしでは全く話にならないと言っても過言ではないです。高校受験のために通う塾とは全く別ものだと考えてください。小学校で習っていない内容、塾でしか教えてもらえない内容がテストに出ます。

なので塾選びが非常に重要になります。関西では中学受験はニッチな市場なので中学受験に対応した塾は限られます。大手の塾であればあるほど、中学受験のノウハウが豊富で、優秀な生徒さんが集まっています。中学受験に詳しい親御さんほど大手の塾に入れるので、よりその傾向が顕著になります。余談ですが、中学受験が終わると「どこの塾だった」というのはある種のブランドとなり、コミュニティ形成上での一つの要素になるようです。

ここで長男の入塾エピソードをご紹介します。私は中学受験は本人の意思次第だと考えていたのでのんびり構えていました。すると小学5年生に上がる前、これからサッカー教室に行こうとしていた時です。突然、長男から

「中学受験をしたい。勉強を思い切り頑張ってみたい。」

と言われました。かなり唐突だったので私は面食らいましたが「そうかー。それなら塾を見に行こう。」と即答して、サッカーのユニフォームを着たまま近くにある中学受験の塾を見にいきました。アポ無しでしたが塾の方には丁寧な対応をしていただき感謝です。しかし授業の曜日を聞くとサッカー教室と完全に重なっていました。すると長男が「それならサッカーを辞める。残念だけど。」と敢然と言ったので、その場で入塾することを決めました。

その後、サッカー教室に行き幼稚園時代から6年間続けて来たサッカーも中断。わずか2時間で長男の人生が大きく変わりました。しかし長男がやりたい!という意思を見せてくれたのであとは前進あるのみです。ここから素人が知らない、とても険しい中学受験の道が始まりました。


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