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”「プロダクトマネージャー組織」どうつくる?ここでしか聞けないPdM採用・育成・評価の話” に参加してきました

こんにちは、いまふく(@happy_imafuku)です。
先日(2023年9月7日)、プロダクトマネージャー向けのオフラインイベント
「プロダクトマネージャー組織」どうつくる?ここでしか聞けないPdM採用・育成・評価の話」
に参加してきました!

一言でいうと「最高」でした、、!

PM系のオフラインイベントに参加するのは初めてだったのですが、
豪華な登壇者 × PMのレベルに限らず関心の高いテーマ
ということもあり、非常に学びの多いイベントでした。(懇親会もめちゃくちゃ楽しかったです。)

当日はメモがてら、Xをポストしながら聞いていたので、備忘もかねてまとめていきます。

1/ プロダクトマネージャーの「育成」について

  • 結論、PMの育成は難しい

    • いくらエンジニアが優秀でも、PMがイマイチならそのプロダクトは成長しないため、PMの意思決定はエンジニアはじめチームメンバーのキャリアに影響を与えるくらいに重い

  • PMはなろうと思ってなるというよりも、結果を出したからこそなれるものであるため、なり方を教えられないケースも多い

  • 失敗経験よりも成功体験を得る(知る)ことが重要

    • 失敗経験を知ることも有効ではあるが、成功体験の方がより学びが多い

    • まずはホームランバッター(山崎さん)とホームランを打ってもらって成功体験を積んでもらう

  • 海外の先進事例を取りに行ってインプットすることも重要

    • 海外は日本の5年先を行っている感覚

    • DeepLのChrome拡張機能を使うとよい

  • PMには3つのレベルがある

    1. アジャイル開発を回せる(プロダクトオーナー+α)

    2. PMがやるべきこと(ロードマップ、ユーザーストーリーマッピング等)を網羅してできる

    3. 年間利益50〜100億円を生み出せる(会社を上場させられるレベル)

      • 売上ではなく「利益」

        • 喉から手が出るほど欲しい物を作れば、利益率は上がる

      • 到達するのに5〜10年はかかる

      • レベル2から3に行くために一番重要なのは「気概」で、2で十分幸せな中でも満足せずに3にいこうとする人だけが3にいける

2/ プロダクトマネージャーの「評価」について

  • PMの評価制度を整えるには、キャリアラダーを徹底的に作り込む

  • 一方で、キャリアラダーは一度決めると変更しづらいので、時代が変わっても変わらない部分だけ設定しておき、あとは成果(アウトカム)で評価する

    • PMが将来生み出すであろう利益も加味して評価をするべき

  • ただプロダクトビジョンの評価は難しい

    • 評価基準は

      1. ユーザーの変革できるような書きぶりになっているか

      2. メンバーがビジョンに共感しているか

      3. ユーザーにビジョンが伝わっているか

3/ プロダクトマネージャーの「採用」について

  • 何を重視するかは業界や会社によって異なる

    • 会計SaaS(シリーズA/B前提)では、PM経験よりもドメイン知識を重視

    • 医療SaaSでは、ドメイン知識よりもPMとしての成功体験があるかを重視

      • 医療・ITプロダクトの両方のドメインを持った人は稀なため

  • M3のPMでは前述の「レベル3」を求める

  • 優秀なPMはユートラストに多いイメージ

    • スカウト文の送付とカジュアル面談に労力を割くことで、質のいいPMを採用しやすい

まとめ

振り返ってみても「最高」のセッションでした。

特によかったなと思ったのは、

  1. 年間利益50〜100億円を生み出せる「レベル3」という一つの指針ができた

  2. そのために他の人の成功体験を知る、かつ自分自身で経験する(ホームランを打つ)ことが重要であることが分かった

という2点です。
すぐにホームランを打つことはできないと思いますが、ホームランバッターから直接学んだり、他の人のホームランの打ち方を貪欲にインプットしたりして、早くホームランを打てるように日々精進していく所存です💪

ちなみにセッション後の懇親会も最高に楽しかったです。
話しすぎてほとんど飲食できませんでした笑

複雑な事情や世の情勢等はあると思いますが、このようなオフラインのイベントがもっと増えて、PMのコミュニティがもっと盛り上がると最高だなと思います!
私も全力で盛り上げます😎

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