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リーダーや管理職を任された貴女へ今、伝えたい 3つのこと

リーダーや管理職という言葉を聞いて、どんなイメージを持ちますか?

強いリーダーシップを発揮して、まわりを引っ張っていく人
部下を管理(マネジメント)する立場の人
率先して自らが行動し、まわりに影響を与える人

様々なイメージが頭に浮かんだことでしょうね。

さて、私がこれまでお会いしてきたリーダーや管理職に抜擢された30代、40代の女性は、その多くの方が、「強いリーダーシップを発揮して、部下を動かさなければならない」という思いを持っていらっしゃいました。

そのことは間違いではないのですが、実は、能力がありながらも、
「そんなことは自分には出来ない、向いていない」
「部下の男性に対して、強く言えない自分が情けない」
「責任の重さに正直、つぶされそう。毎日が不安」
などというお悩みを話してくださいました。

戸惑い、不安を抱え、そのような感情を持ってしまう自分に情けないとも感じて、追い詰められている方もいました。

ところで、昨今、女性活躍という名のもと、能力がある女性が責任ある仕事を任されるようになったというのは、とても良いことだと思っています。一方で、まだまだ「自分には荷が重い」と感じている女性が多いのも確かなようです。も、リーダーや管理職って、いろいろなタイプがあるのではないでしょうか。いろいろなタイプがあってもいいではないでしょうか?

そして、今、求めれているリーダー像ってどういう人なんでしょうか?

今日はそんなことをこの記事でお伝えしていきたいと思います。

今、求められる新しいリーダー像とは

まず、ダイバーシティが声高に言われる今、リーダー像もひとつではありません。様々なリーダー像があって良いのです。しかも、そもそもダイバーシティがあるチームの場合、リーダーがたった1つの答えを与えて、それに向かって同じように考え、行動してもらうなど不可能に近いとも言えます。

新しいリーダーは、自分が見本やお手本になって1つの正解に導くというスタイルではなく、様々な考えや価値観をもっている人々をまとめて、信頼関係を作っていくという力も求められています。

強く、カリスマ性のあるリーダーである必要はなく、ワンチームを作っていくことができるリーダーが求められていているのです。

これからリーダーに必要な3つの力とは

そんな、信頼関係からなるワンチームを作っていくために、リーダーに必要な3つの力があります。

それは、
1. 傾聴する力
2. 共感する力
3. 勇気づける力

です。

部下の話に真摯に耳を傾け、指示命令をするのではなく共感しつつ、相手が自分で行動できるように勇気づける力のことです。

自分がなんでも率先してやってみせる、指示命令をしてやらせるというより、自分で気づいて行動できすように応援するという感じでしょうか。

心理的安全性のあるチームグーグルが実施した社内のプロジェクトにおいては、チームの生産性に最も影響したのは、チーム内の「心理的安全性」だったと言われています。

つまり、チーム内で「安心して、ミスしたことやわからないことを発言できるかどうか」ということです。そのような安心できる、精神的に安全だと感じることができる雰囲気づくりや、人間関係づくりがいかに大切であるか、なんとなくわかっていただけたでしょうか。

ミスを隠してしまったり、思い切って相談したけどハラスメントのような言動が返ってきた・・・こんなチームの生産性が良いはずはありません。

今日から、あなたに出来ることは何か

さて、新しいリーダー像を目指して、あなたがすぐに出来ることがあります。それは、「まわりの人の話を丁寧に聴く」ということです。

まわりとの関係を上手に構築できる人は、必ずリーダーとしても力を発揮できる人です。「強いリーダーでなければならない」というのはあなたの「思い込み」にすぎません。あなたらしいリーダー像をぜひ手に入れてくださいね。


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