【詩】さんかく座の詩

ぼくの言葉が、ただぼくのためだけにあってほしい、
ぜんぶがぜんぶひとりよがりでも、
好きと言うことで煌めいて、
嫌いと言うことで輝いて、
ただ意味もなく、確かにそこで燃え続ける星みたいな。
けれど、そんな風に言うあなたは知らない、
その星明りが毎夜、気付かないうちに誰かを照らしていて、
切り取られた星空のなか、
今日も誰かに線で繋がれていること








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