みんなもっと寛容になってくれ

「こうあるべき」が強い社会は窮屈

“画一化された善悪の基準はやがて全体主義へとつながる。 常識に従順な者ほど異分子を認めず、社会全体をひとつの思想に染めようとする。 そしてその暴力性に気づかない。 コロナ禍における日本はまさにオーウェルの『1984』を彷彿とさせる狂気のディストピアだった。”

なにかひとつの真理があり、そこに向かって全員が同じ方向を向く。

戦時中みたいな感じ。

徴兵は絶対で、選択肢は無い。
「赤紙が来たら必ず従軍」
「遊びは戦争ごっこのみ」
「アメリカの言葉は使うな」

現代社会に置き換えると
「正社員しか認めん」
「必ず結婚して子供を産め」
「働かざる者食うべからず」
「長男は実家から出るな」

こうなるとミュージシャンや芸人、YouTuberは生まれないし、福祉は崩壊する。


犯罪に対して厳し過ぎるのもヤバい。

残忍な行為の多くは非常識な人間ではなく常識的な人間によって行われる。

おっさん

法律を真理だと思うのも窮屈。
マナー講師の平林さんが沢山いるような社会だから。


好き嫌いだって人それぞれ違う。
ピーマンは食べ物という共通認識だが、嫌いな人はいる。
全体主義が行き過ぎると「ピーマンは絶対食べなきゃダメ」みたいな世の中になる。
アレルギーだろうが吐き気を催そうが、給食時間では無理やり口に詰め込む…みたいなことになる。
僕はピーマンが好きだけど、嫌いなものだったら嫌だ。
病む自信がある。

北朝鮮が究極の例。
本来100%って不自然なんだけど、金王朝の支持率は100%。
日本からしたら異常だが、戦時中は日本もおんなじようなものだったわけで。
意外と生活は成り立つ。
自由も発展も少ないが…。

食べ物ですら100%好きを記録するものはないはず。
カレー嫌いやラーメン嫌いを、これまで会った人間で知ってる。
少数派だとしても、100%はない。
コロナの10万給付金ですら100%じゃなかった。
99%止まりだったかな。
とにかく100%は無い。

民主主義は最高だよ。

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