見出し画像

面白い大阪(+関西)の政治36:総理になりたい男たちの…

今回から範囲を少し広げて(+関西)で政治を軽く語っていきます。


今回は総理大臣の座を虎視眈々と狙ってきた男達が関西でしてきたこととその末路を見ていきたいと思う。

茂木敏充

こいつは2023年春の統一地方選挙終了後において、維新に押されて惨敗が続く自民党大阪府連から党本部に立て直しを依頼された。
「これは次の総理大臣を狙うチャンスや!」
次の総理の座を虎視眈々と狙っていた党本部の幹事長・茂木は大阪に縁が無いにも関わらず食いつき「自民党大阪刷新本部」を立ち上げてその代表の座となった。

実効支配

刷新本部代表となった茂木の事実上の初仕事は自民党本部に立て直し要請したあと大阪府連代表の座を降りた宗清皇一衆議院議員の後釜の選定だった。
しかし大阪府連に在籍する国会議員は衆参合わせて5人しかおらず、宗清を除いた4人はほとんどがクセのある奴らである。

  • 2021年の衆院選にて、公明党が議席を持つ地元の小選挙区から無所属で出馬しようとした柳本顕(衆院・近畿比例)

  • 大阪府知事時代の悪行が多く、太々しい太田房江(参院)

  • プライドが高すぎて人の言う事聞かない松川るい(参院)

こいつらを代表にしたら、世間から何言われるかわからない。そこで
「知名度イマイチだけど問題起こしそうにはない」谷川とむ(衆院・19区・比例復活)を代表に据える事にした。谷川はいわば操り人形、茂木が操っていく体制が確立された。
ここから先の事は過去に書いた

https://note.com/happy_dahlia731/n/neba5fd5d254a

を参考にしてほしい。しかし大阪は維新が10年以上地盤を固めてきたところであるうえ、自民が過去大阪でしてきたことを見ると奪還はほぼ無理。大した成績残せず総理になんてなれないだろう。


裏金関係

2023年末から現在まで響いているパーティ券からの裏金問題。当初は「関係ないもんね~」と貫いていたが結局はクロ。

これに対して「厳重注意」という言葉に対して非常に軽い処分にした。自分の派閥を維持する為、総理になる為なら自分の元の人に甘々なのはどうしようもない。しかも最近では自身の派閥から抜ける人が続出。特に小渕優子なんかは自分の派閥なのに選対委員長になった事で折り合いが悪くなりその後茂木派を離脱。
派閥を解散しなくても色々言われまくっている茂木。彼は総理にもうなれないだろう。いくらエリートな経歴でも国民の目線無視して、自分の考え押し付けるようじゃ大阪自民立て直しなんてできませんよ。

世耕弘成

次は和歌山に地盤を持つ世耕弘成だ。保守王国と言われる和歌山で同党のドン・二階ともそれなりの関係を築いてきたが、裏金問題で事態は急変してきたのは誰もが知るところだろう。

地元には支えられながら

2024年4月、岸田から「離党勧告」を受けると、それを好機と見て素直に離党した世耕。「無所属でも地元の支援で勝ってみせる」と意気込んでいる。
確かに地元・和歌山の選挙区では新2区で二階一族とガチンコ選挙戦となればいいだろう。
新1区は維新死守を望むわ。

なにより選挙に勝って国会に戻っても相手が岸田文雄だと無理があるかも。
だってこいつ「最大権力者」であることを誇示し続けたいから、抵抗するものへは排除も辞さない野郎だ。復党を認めずずっと無所属か、和歌山市長の支援を得て国民民主党に移るかしかなくなると思う。
岸田が総裁で居続ける限り自民復党や内閣総理大臣の座は得られないだろう。

近畿大学の入学式

コイツのメンタルは逞しいのか?
近畿大学の入学式にも堂々と参議院議員としての肩書を引っ提げて入学式の来賓として出席している。
しかし有権者でもある彼らにはよく思ってる人の方が少ないようで、「彼には投票しない」と思っている奴らは多いだろう。
大阪や関西では維新が愚直にやっているためどうしても分が悪い。少なくともまだ政治を詳しく知らない奴らを取り込むのに必死なのだろう。
近畿大学に和歌山から通う学生がどれだけいるかによるけど、大阪の人が多い近大では「はあ?」になるよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?