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いいかげんで誠意のない男「あだなり」ドラキュラ「よこしまなり」震災孤児「ふびんなり」平和を愛することは「ことわりなり」愛する二人がむすばれる「うべなり」貪欲なる追求「ひたぶるなり」北海道の牧場育ち「すくよかなり」野暮で太った男「ふつつかなり」夜の外出「みそかなり」雪の切れ目から顔をのぞかせた若草「はつかなり」完成品「まほなり」古文単語 第17回

#国語の授業   #入試   #高校生
いいかげんで誠意のない男「あだなり」ドラキュラ「よこしまなり」震災孤児「ふびんなり」平和を愛することは「ことわりなり」愛する二人がむすばれる「うべなり」貪欲なる追求「ひたぶるなり」北海道の牧場育ち「すくよかなり」野暮で太った男「ふつつかなり」夜の外出「みそかなり」雪の切れ目から顔をのぞかせた若草「はつかなり」完成品「まほなり」どんなイメージや意味が浮かんできますか。古文単語 第17回


あだなり

→いい加減で誠意のない、あだなる男とは結婚すべきではない。

よこしまなり

→いかに不運であっても、邪悪な気持ちで正しくないことを計画するなどという、よこしまなることは考えてはならない。

ふびんなり

→難民キャンプで苦しむ、かわいそうな、ふびんなる人々を、助けてあげる手段がないことは、不都合で具合の悪い、ふびんなることである。

ことわりなり

(事を割る・理)

→不合格だった者が不正をして合格した者を、しゃくにさわると思うのは当然であり、ことわりなり。

ことわる

→筋道を立てて、資産があれば信頼される理由を説明しわかりやすく、ことわられ納得する。

うべなり・むべなり(宜)

→愛する二人が夫婦になろうとすることは、あるべき所に落ち着き、都合が良いと感じることであって、道理でもあり、むべなることである。

ひたぶるなり(一向)

 

→親の言うことをひたすら、ひたぶるに守って手入れしたのに若い頃から抜け毛が多く、髪は、ひたぶるにない。

すくよかなり (直・健)

→田舎者は無愛想でそっけない、すくよかなる者が多いが、まじめでしっかりした心根の持ち主も多く、すくやかなり。

ふつつかなり (太束)

→野暮で格好も良くない、考えの浅い、しかも肥え太った、ふつつかなる男性どっしりしている。

みそかなり (密)

→親に見つからないように、夜中にこっそりと、みそかに抜けだし遊びに行く。

はつかなり (初・僅)

一面の雪原の切れ目から、わずかに、はつかに、生え始めた若草が顔をのぞかせる初春。

まほなり (真面・真秀)

→完全にできあがった、まほなる作品。

かたほなり (片秀・偏)

→未熟で不完全な、かたほなる作品。

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