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ワーケーション#04 コーチの仕事始めは河口湖と富士山の麓にて

パーソナルコーチのゆりです。

10月からはじめたコーチのワーケーション、今月は山梨県河口湖へ行ってきました!ひとり旅の仕事始めです。

年末から教習所に通い始めたのですが、教習所がお休みの期間にワーケーション行きたいなというのと、毎年の年末年始の振り返りをちゃんと時間をとってやりたいと思い、自然あふれる場所へ行こうと思いました。
あと私は水辺(海とか川とか湖とか)でエネルギーが回復するタイプだと気づいたので、次は水辺!と決めていたのもあります。

次の日13時から教習所だったので2日目の早朝に宿を出る弾丸ツアーとなったのですが、年始から富士山のエネルギーもらってめちゃ良かったのと、今回も大きな気づきがあったので、その模様をしたためてみます。

いざ、河口湖!

河口湖は、山梨県側の富士山麓に位置する、「富士五湖」と呼ばれる湖のひとつ。新宿から富士回遊特急で2時間くらいで行けます。富士急ハイランドも近いですね。

この日は新宿8:30発、河口湖10:25着の富士回遊7号という特急で向かいました。この移動中の2時間のうちにひと仕事終えられました。いいね!

10時半頃、「河口湖駅」に到着!

鉄道マニアじゃなくても、この抜けるような青空と赤い電車に心躍ります。

電車から降りるとすぐに富士山が見えて、圧倒されました。やっぱり富士山は雄大!圧倒的なこの主役感…っ 

富士山、絶対に自分の影響力を分かってる感じの圧倒感でした。

早速、乗りたいと思っていた遊覧船とロープウェイへ向かいました。寒いだろうな〜と思っていたけど、この日はお天気でそこまで寒さを感じませんでした。太陽の力ってすごい。

遊覧船の名前は「あっぱれ号」。山梨県は武田軍推し

遊覧船+ロープウェイ往復で1,600円のお得なセットがあるので、それを買うのがおすすめです。

ご覧ください…!遊覧船からの富士山を…!

実際にはもっと近くに見えました

遊覧船は20分くらいだったかな?寒かったけどとっても気持ちよくて、ただただ富士山をと河口湖を感じられる時間でした。エネルギー補給!

こちらはロープウェイからの景色。
視界が開けると、自分のスペースも広がっていくのを感じました。

ロープウェイは平日・11時半の時点で結構並んでいたので、早めに行くのがいいかもしれません。(中で待てるので寒くないよ)

展望台からの富士山!圧巻〜!
雪景色がまたいいですよね。帽子をかぶってるみたい。

水辺は癒されますね

富士山も河口湖も水辺の雰囲気も堪能し、深呼吸もたくさんして、満足して河口湖を後にしました。お腹がすいたので、昼食です。

お店に向かっている間にTHE COACHの対話ランチ会(オンライン)がはじまったので、歩きつつ参加したりしました。ワーケーションの模様をそのまま仲間に伝えられる時代です。

お昼は炉端焼きでGOOD UX

お昼は食べログで見つけていた「ろばた焼き 山麓園」さんへ!
炉端焼きと山梨名物ほうとうが楽しめるお店です。

なんと築150年の民家を飛騨から移築してきた建物とのことで、本当に雰囲気のある素敵な場所でした。ひとりで行ったのがもったいなかったくらい…!

炉端焼き+ほうとうのセットを提供しているお店なので、ひとりで食べ切れるか不安でしたが、いっちゃいました!「飛騨セット2,200円!
ビールも飲みたかったけど、そうするとワーケーションなのに宿で寝るという最悪の事態を招きかねない…!と思い我慢しました。

食材どーん!

この竹ざる、葉っぱのデザインだけでもテンションあがります…!
これらの具材を、炉端で焼いて食べるのです。
中学生くらいの時、お魚のこういうの見ると食べられなくて泣くような少女だったのですが、私も大人になりました。

めちゃくちゃ雰囲気あっていい感じ!

時々煙がぼわっ…と上がるのと、シュウシュウ焼ける音を聞いているだけでマインドフル。
どれも本当に美味しかったです。

左から、しそ田楽、厚揚げ、鶏肉、にじます、とうもろこし

最後の締めは山梨名物、ほうとう!
温まりましたね〜。ひとりで死ぬほど食べました……!美味しかった!

囲炉裏を囲めるお店にいるだけでも楽しいし雰囲気あるし、炉端で食材を焼く体験も面白く美味しいので、河口湖へ行った際はぜひ!

お部屋から富士山が見える宿

15時からチェックインだったので、ちょうど14時50分くらいに宿に到着。河口湖周辺はコンパクトでいいですね。車なくても徒歩で全然移動できちゃう。

今回お世話になったのは、「Kagelow Mt Fuji Hostel Kawaguchiko」さん。今回も「HafH」にお世話になりました。

リノベ物件大好きなので、心高まります…!いい感じ!
初めてのホステルタイプへの宿泊でした。

趣あります
この”蔵”感がいい感じ!

洋室はこんな感じ。
築150年の古民家から譲り受けた木材をふんだんに使っているそうで、居心地よかったです。

デスクもちゃんとあって、お仕事しやすかった。捗りました!

最大の魅力は、お部屋から富士山が見えること…!カメラで撮ると遠くに感じるけど、実際はもっと近くに見えました。

ここで夕食までしばしお仕事。年末にやり残していたタスクをしたり、溜めてしまっていたセッション振り返りをしたためたり。
あとはちゃんと時間をとって年末年始の振り返り&目標設定をすることができました。ワーケーション、捗りますね…!

夜ご飯は併設のレストランで特製カレー!

お仕事しているうちに19時くらいになったので、併設されているレストランへ行きました!食事はやはり楽しみな時間です。

併設のレストラン。おしゃれ!

頑張ってお仕事したのでビール解禁!
おしゃれな空間なのに読んでいる本がガチっていう。コーチあるある。

どれもおいしそうで迷ったのですが、特製toeカレーにしました。これがとってもおいしかった〜!特に左側のカレーは、山椒がピリリと食べたことない感じで、美味しいご飯とお酒を堪能しました。

夜はぐっすりと眠り、朝焼けの残る富士山で目覚めます。

そこから朝のお散歩へ。

朝から富士山を見れるの、最高ですね。てくてく歩きながら角を曲がったら富士山が見える!というそんな場所なので、ここで暮らす人たちにとって富士山ってどういう存在なんだろうと思いを馳せました。きっと私たち以上にいろいろな思いや親しみがあるんだろうな。

この朝散歩がとても気持ちが良く、清々しかったです。歩くたびに深呼吸したくなる感じ。冷たい空気なのもよかったな。富士山が常に近くにあることと、たびたび富士山どっちにあるかを確認したくなるワクワク感、寒かったけど、それも含めていい朝でした。
気温はマイナス4度くらいだったようです。ヒイ!

そら寒いわ…!

改めて、富士山はすごいです。
そこにあるだけで大きな大きなエネルギーが伝わってきて、ぐんぐん元気になるのが自分でも分かりました。やっぱり私たち日本人にとってとても特別な存在であるし、ずっと私たちはこのエネルギーに守られてきたんだな〜と感じました。

チェックアウトまでの時間は猫ちゃんと

宿の猫ちゃんとも仲良くなりましたよ。

懐いてくれたところでとっても名残惜しかったのですが、この日は午後から教習所だったので、9時過ぎにはチェックアウトしました。
とっても居心地よかったので、今度は連泊とかもしてみたいな。

見送ってくれた猫ちゃん

帰りの電車での気づき

行きの富士回遊急行が快適だったので帰りもそれで帰りたかったのですが、朝早い時間だったからか時間が合わず、ローカル線で帰ることに。
この時間がまた良くてですね……。

帰りの電車に揺られながら、今の私の人生のテーマについて、思いを馳せていたのです。
そうしたらとある感情が出てきて…気付きました。あ、これ昔も感じたことあるやつだぞ、と。
そうしたら、小学校6年生の頃少しだけアメリカに住んでいた頃の記憶がぐわっと蘇ってきて、そこからいろいろないわゆる「未完了の感情」が呼び起こされて、涙が〜〜止まらなくなって〜〜。

小6の頃、家族でアメリカへ移住したことは私の中では楽しい経験で、それによって家族も仲良くなったし、1年ちょっとだけだったけどアメリカで暮らすこともできて、よかったな、いい体験だったなって思っていたんです。
でもその時あふれてきたのは、「英語で何言ってるのか全然わからなかった!」「でも分かっているふりしないとその場にいられないみたいで怖かった!」「本当は日本で大好きなみんなと一緒に小学校卒業したかった!」「本当は日本に帰りたかった!」っていう思い…。
当時表現することができなかった12歳の私の恐れ、悲しみ、やるせなさ…。そういう感情をただただ感じながら、窓の外には富士山があって、電車はガタコト揺れていて、太陽の光がキラキラと電車の中に降り注いでいて……ノスタルジック!

そんな時間を味わい、体験することができました。

泣いた後はスッキリして、コーチングだと「未完了の感情を完了させた」的な表現をするのですが、まさにそんなスッキリ感、腹落ち感を得ました。

奈良の川上村の時もそうだったけど、ワーケーションへ行くと自分の内部にアクセスしやすいな!?と…!
これはなんなんでしょうね。

1. 単純に時間ができるから、自分と向き合いやすい
2. 自然のエネルギーをもらって深い内省が起こり、気づきが起こる
3. 普段いる場所から離れることで余白ができて、いろいろなものが入ってくる

なのかな?と考えています。

そういった意味でも、これからもこのワーケーションを続けて行きたいし、これから多様な働き方が日本全体に広がっていく今、この新しい生き方・働き方を実験していきたいなと思います。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
来月はどこへ行こうかな!そして、次回はどんな気づきを得るんだろう。

楽しみです。

今回お世話になったものたち

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