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就活|働く現場を知って等身大の自分が働く姿をイメージする

前回、入社後のギャップをなくすために業界研究・仕事研究の気をつけるポイントを書かせてもらいました。

キラキラ輝いていて見えることもあれば、「ここは踏ん張らないと」と泥臭くやらないといけないこともある。それが仕事っていうものだと思います。

業界研究・仕事研究は、ポジティブなところ、ネガティブなところ、両方の側面を理解することがポイントです。

インターンシップや会社説明会では良いところだけが見えているかもしれませんし、反対に、口コミサイトでは悪いところばかりが強調されているかもしれないので、気をつけないといけないですよね。

どちらかに偏りすぎず、”等身大の自分”が働く姿をイメージできるといいのかなと思います。

そういう意味で、普通に頑張って働く人が主人公の、私の好きなテレビ番組があるので紹介したいと思います。

NHK「サラメシ」
働く人のランチに焦点を当てた番組。長く続いている番組で知っている人も多いと思います。

単純にお店のランチやお弁当が美味しそうで、ほっこりする番組でもありますが、いろいろな職種の人が出てくるので「こんな仕事もあるんだ」と新しい発見があるのが面白いです。

ランチ前後の何気ない日常の仕事風景から、仕事の特徴や大変さなんかも理解できますし、仕事に就いたきっかけ・やりがいなどインタビューから「こんなこと考えながら仕事してるんだ」と知ることができます。

さらには、田舎に移住して働き方を変えた人、リモート仕事の合間に料理して昼食など、いろんな働き方に触れることもできます。

何よりこの番組の良いところは、”普通の人”の働く姿が見れることです。その辺にいそうな人たちで、背伸びせずに「自分が働くとしたら?」とイメージを膨らませることができます。

NHK「魔改造の夜」
超真面目に面白おかしくモノづくりの技術を競う番組。サラメシとは違ってちょっとクセのある番組です。笑

学生達が競い合うロボットコンテストの社会人版と言えばわかりやすいでしょうか。大企業メーカーや街工場のエンジニアが主役。最近の放送では高専チームも出場していました。

過去のお題は、洗濯物干し25mロープ走、パンダちゃん大玉転がしなど。馬鹿げたお題に、大人たちが必死になってマシンを作り上げ競い合う。その姿からはモノづくりの楽しさが伝わってきます。

マシンを作り上げる過程も観ることができ、大企業のモノづくりは組織的だとか、町工場は「とりあえずやってみよう」でスピード感があるとか(個人の感想です)、会社によって違いがあることもわかります。

こういったことはモノづくりに限ったことではなく、他の業界・仕事にも当てはめて考えることができるので、「自分だったらどちらのやり方がいいだろう?」と掘り下げてみれば、それが会社選びの基準にもなります。

そして、成功もあれば失敗もある。大の大人が失敗して悔し涙を流す姿を観て、一生懸命やっても報われないこともあるんだと仕事の厳しさを思い知らされたり。ありのままの働く現場がそこにあります。


若い方はあまりテレビを観ないでしょうか。就活の息抜きに、業界研究・仕事研究の一つに、ぜひ一度観てみてください!


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