石松衣美|自分らしく生きる実践中|キャリアコンサルタント

私立大学職員20年→フリーランス。就活・転職・キャリアに役立つ情報や、私自身の歩みについても書いてます。https://happycareerlab.com

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今の仕事か転職か。ざっくりとキャリアを振り返ることから始めてみては?

最近、30代後半から40代の方の転職相談が増えています。これはあくまでも私の実感ですが、いろいろな調査でも「40代の転職者が増えている」とメディアが報じているので、私の実感も間違いではないなと思ってます。 35歳転職限界説なんて言いますが、労働力人口が減っている今、業界・職種問わず人手不足で、年齢で応募者を選別していたら人は集まらない。年齢にとらわれず「ひとまず面接で話を聞いてみよう」と企業側の間口も広がっていると感じます。 「新しいことにチャレンジしたい」と転職を考えて

    • 偶然のキャリアチェンジ

      先日、お仕事で2日間県外に行きました。電車を乗り継いで目的地まではタクシー。 最近はタクシーがなかなか捕まらないこともあるので事前に予約。そしたら、同じ女性ドライバーさんでした。 「昨日も、でしたよね!」と会話が弾み、話はタクシードライバーになるまでの歩みに。 もともと営業をやっていて、親の介護のため地元に戻ってきた。介護しながら仕事したいと思っていたところ、 タクシー会社の人に「あんた、やってみらんね!」と言われ、自分にできるかなぁ?と思いながらもやってみたら楽しか

      • キャリアコンサルタントの仕事で最近増えてきたこと

        ここ2,3年で増えてきた仕事。新卒採用・中途採用社員のフォローです。 私も携わらせてもらっていますが、キャリアコンサルタントの求人でもよく見かけるようになりました。 「離職率を下げたい。お金と時間と労力をかけて採用した社員がすぐに辞めてしまわないように」。人手不足という時代背景から人材確保に力を入れる企業が増えてるなと感じます。 採用後フォロー面談は、入社後、数か月から一年程度。例えば、入社直後は2週間に1回、慣れてきたら月1回など定期的に実施します。 上司や人事の方

        • 休み明けの仕事は…

          お盆休み明け、お正月休み明けにいつも感じる違和感の話です。 長期休みが終わる頃、決まって流れるニュースインタビュー。空港などで海外旅行や帰省先から帰ってきた人たちにインタビューするやつです。 「海外に行ってリフレッシュできました!」「実家でゆっくり過ごしました!」と休暇を存分に楽しんだという話の後に、 インタビュアーが「仕事はいつから?」と話しを向けると、「明日から。仕事のこと考えると気が重くなります。。。」というのがお決まりのパターン。 休みは楽しめたけど、明日から

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        • キャリアコンサルタントとしての歩み
          36本
        • 就活よくある質問にお答えします
          27本
        • 自分らしいキャリアを叶えるためのヒント
          33本
        • 転職活動|応募書類や面接のポイント
          48本

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          就活|面接がなかなか受からないとき

          最近、最寄り駅のディスプレイでは企業のイメージCMがよく流れています。 夏休みは長期インターンもあるし、就活生に向けたアピール、その親向けでもあるんだろうなぁと思いながら通り過ぎています。 この時期、26卒生の動きが活発になりますが、25卒生が就職相談に舞い戻ってくるケースもあります。 よくある相談が「一次面接は受かるけど二次・最終が受からない」というもの。 面接が終わった後、答えられなかった質問を書き出し、次に向けて準備する。自分なりに改善点をみつけて取り組んでいる

          寛容な社会をつくりたい

          キャリアカウンセリングで話を聴いていると、職場のいろいろな問題が見えてきます。 特に感じるのは世代間ギャップ。 いつの時代も言われることですが、最近はこのギャップが大きすぎて溝を埋めるのはほんとに難しいなぁと感じます。 若い世代から上の世代を見ると、 上司が提案を受け入れてくれない 前例踏襲で変わらない会社 上の世代から若い世代を見ると、 やる気が見えない 何を考えてるかわからない 自分で考えない、行動しない どちらの世代も「何とかしたい。現状を変えたい」という

          話を聴く仕事に向いていない私がキャリアコンサルタントをやっている理由

          「占いみたいですね」 キャリアカウンセリングの最後に、クライエントさんの話を聴いて、私なりに感じたことをフィードバックするとそう言われました。 その通り!当たってる!そんな感じだったんでしょうか。 私からすると、そんなに驚いてくれるの?あなたの話をそのまま返しただけなんだけど、と思います。 これまでの人生の話を聴いていると、点と点だった出来事が繋がって線になる瞬間があって、「こういうことなのかな」と頭に浮かぶ。それを伝える。 過去の出来事一つ一つを丁寧に紡いでいくと

          話を聴く仕事に向いていない私がキャリアコンサルタントをやっている理由

          キャリアコンサルタントの仕事現場で感じる変化

          少し前にも書いたのですが、新しい仕事でいろいろなITツールを使いこなさないといけなくて、ここ2か月ほど四苦八苦していました。 操作方法をネットで調べて、それでもわからないときは仕事先にお尋ねして、えっちらおっちら。 新しいものに触れることは楽しいけれど、歳を重ねるにつれ自分の中に落とし込むのに労力がかかるようになり、 力が入りすぎてるのか、作業が終わった途端「ふぅ~」と大きく息を吐いてる自分がいます。 ま、、、こうして言葉にしてみると、 それでも新しいものを学びたい

          キャリアコンサルタントの仕事現場で感じる変化

          キャリアプランは本当に必要か

          「転職しようかどうしようか。フリーランスも考えたいけど…」とこれからのキャリアを考えるとき、キャリアプランを明確にしようとよく言います。 例えば、10年後の目標。そこまでのステップを考える。 これが定番のようになっていますが、私は必ずしもキャリアプランが必要だとは思いません。 私自身フリーランスになったとき、キャリアプランなんて全然考えていませんでした。それでも8年経った今、楽しくやれています。 というのも、人には2つのタイプがあって、目標を掲げることが苦手という人も

          フリーランスのキャリアコンサルタントに必要なスキル

          ありがたいことに4月から新しい仕事をいくつかさせていただく機会に恵まれ、 仕事を始めるにあたってインプットしなければならないことがたくさんありまして、 稼働時間は考えてたけど、インプットのことは考えてなかった!! 「うぉ〜私やれんのか〜!」とあっぷあっぷしながら、ToDリストを作って少しずつ少しずつやっております。こういう時は一つずつ一つずつですね。 中でも、インプットすることの一つに事務作業があります。 というのも、業務委託でお仕事をいただいていると、それぞれ委託

          フリーランスのキャリアコンサルタントに必要なスキル

          就活「二番目に頑張ったことは何ですか?」想定外質問の意図

          「ニ番目に頑張ったことは何ですか?」 学生さんが面接で聞かれてビックリしたと言ってました。準備していた一番頑張ったことは聞かれず、二番目に頑張ったこと聞かれるなんて思ってもいなかったと。 いい質問だ!と思わずニヤリとしてしまいました。 想像するに企業担当者は"素の姿"を知りたかったんだろうなと。 一番頑張ったことはみんな準備している。何ならいろんな会社の面接で話して慣れてしまって立板に水のように話す。 エピソードのクライマックスはどこなのか、何を伝えたいのか、人物像

          就活「二番目に頑張ったことは何ですか?」想定外質問の意図

          就活サポートの現場で多様性について考えた

          3月エントリー開始から2週間。ドドドっと就活相談に訪れていた学生の波がちょっと落ち着いてきた感じ。(といってもまだまだいっぱい来るけど) 理系学生は引く手あまた。第一印象も良く、コミュニケーションが取れる、協調性がある、主体性がある。そんな学生はすでに内定1,2社持っていて、さらに第一志望目指して頑張っている。 文系学生も人手不足の小売やサービス業界は大量採用。内定を持っている学生に会社名を尋ねると、同じ会社名が続くことがある。 そんなに内定出すなら、誰でもいいんじゃな

          キャリアコンサルタントの役得

          先日は勉強会で事例相談者役をやって、SV(スーパービジョン)を受ける体験ができ、キャリアコンサルタントとして成長していくための私の課題が見つかり、 昨日はキャリアカウンセリング30分ロールプレイングでクライエント役となって、これからのキャリアについて相談したら、自分のありたい姿を確認できて、具体的にやるべきことが明確になりました! 私の伸び代まだまだある〜とワクワクしています。 至る所に相談できる場があるのはキャリアコンサルタントの役得。この仕事やっててほんとによかった

          就活「職場の雰囲気が楽しそう」その楽しいポイントは自分と同じ?

          「社員さんが楽しそうに話してて、だから一緒に働きたいと思ったんです」 インターンシップや会社説明会で感じた印象って大事ですよね。 「なんとなく参加した説明会だったけど、一気に志望度が上がった」という話もよく聞きます。 人生で大部分を占める働く時間。楽しいほうがいいに決まってます! でも、その社員さんは何がそんなに楽しいんでしょう?? 「なぜ楽しく働けるのか?」私はココが一番重要だと思います。 なぜかというと、楽しいと感じるポイントは人によって違うからです。 例え

          就活「職場の雰囲気が楽しそう」その楽しいポイントは自分と同じ?

          安心安全な場づくりって難しい

          先日とあるセミナーに参加しました。キャリアコンサルタントのスキルアップのためのセミナーです。 印象的だったのが、講師の先生が時間をかけて「安心安全な場づくり」をしていたこと。 日頃のキャリアコンサルタントとしての自分を振り返るきっかけになったので書き留めておこうと思います。 こういうセミナーは大抵グループワークがあります。初対面の人と一緒に取り組むわけですが、私は何度もこういう研修に参加しているので、緊張して話せない、なんてことはありませんし、 何よりキャリアコンサル

          「今の仕事このまま続けていいのかな」モヤモヤする時のちょっとしたヒント

          キャリアの相談で一番多いのが(私調べです)、 「今の仕事このまま続けていいのか…。会社に不満があるわけじゃなく、やりたいことがあるわけでもなく」という話。 要するに「なんだかモヤモヤする」。それも結構長い間ずっと。これってほんとに厄介ですよね。 原因がはっきりしていれば対処法を考えればいいし、これからの目標があるならそれに向けて行動すればいいわけだけれど、何をどうしたらよいのやら。 そもそも会社に不満がないということは、これは贅沢な悩みなんだろうか、とか。 そんな話

          「今の仕事このまま続けていいのかな」モヤモヤする時のちょっとしたヒント