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就活|面接がなかなか受からないとき

最近、最寄り駅のディスプレイでは企業のイメージCMがよく流れています。

夏休みは長期インターンもあるし、就活生に向けたアピール、その親向けでもあるんだろうなぁと思いながら通り過ぎています。

この時期、26卒生の動きが活発になりますが、25卒生が就職相談に舞い戻ってくるケースもあります。

よくある相談が「一次面接は受かるけど二次・最終が受からない」というもの。

面接が終わった後、答えられなかった質問を書き出し、次に向けて準備する。自分なりに改善点をみつけて取り組んでいるのに、何が悪いのかわからない…と。

反省を次に生かそうと取り組む姿勢はスバラシイ!!

そのうえで、これまでの面接はどうだったか、受け答えの内容を詳しく聞いていくと、

ひょっとしたらコレが足りなかったのかもと思い浮かぶことがあるので、それをよく学生さんに話したりしています(面接の場にいたわけではないのであくまでも推測ですが)

それは、仕事がイメージできているか。志望企業の仕事を具体的に理解できているかです。

面接が受からないという学生さんも、話を聞くと、学生時代いろんなことに取り組んでいて、面接で語る経験をたくさん持っています。話すことがないわけではない。

「〇〇を頑張りました。結果、こうなりました」と経験は語れるんです。

大事なのはここからで、おそらく企業担当者も、そうですか。それはよく頑張りましたね。素晴らしいですね、とはなると思います。

が、その先。

「それで?だから?」となっていたのではないかと。

というのも、わかりやすい例で説明すると、高校野球の甲子園で優勝したピッチャーがプロ野球選手になって必ず活躍するわけではないのと同じです。

あなたの頑張ったことはわかりました。だから、それがどうなるのでしょう?と。

学生時代に何かを頑張ったから、その会社で活躍できる、貢献できるとは限らないということです。

大事なのは、頑張った経験を仕事でどう生かすのか、会社にどう貢献できるのか。仕事の場面をイメージして面接で伝えることができているか、だと私は思います。

経験を通して学んだこと・得たこと。
その後、物事に取り組む姿勢・心がけが変わった。
 ↓
それが御社の仕事、〇〇の場面で生かせる。御社に貢献できる。

と言葉にして伝える。これが大事です!

そのためには志望企業の仕事内容を掘下げて理解しておかないといけない。企業研究も重要になってきます。

面接が受からないという人は、頑張ったアピールで終わっていないか。自分が働く姿をイメージして話せているか、ぜひ振り返ってみてください!

就活生の皆さん、応援しています!



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石松衣美|もっと自分らしく、もっと自由に|キャリアコンサルタント
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