
就活|仕事って何だろう?入社後のギャップをなくすには業界研究・仕事研究
最近私が興味を持って情報収集しているのが”半導体業界”。
興味を持ったきっかけは、台湾TSMCの熊本進出。もともと文系の私ですが、エンジニア採用のお手伝いをさせてもらってから、理系も面白い!と興味を持つようになり、
TSMCに加えて、日本企業も相次いで九州進出と話題が続き、雇用、地域経済の活性化など、これは大きな変化が起こりそうだとワクワクしています。
先月から、キャリアコンサルタント仲間が主催する半導体情報交換会に参加しているのですが、
「半導体はクリーンルームで製造」。そのくらいの知識しかない私には、製造工程、オペレーシ管理、働く環境、給与、やりがいなど、新しく見聞きすることばかりでとても面白いです。
この会に参加して印象に残ったのは、モノづくり現場の厳しさ。
メディアで流れてくる華やかな印象(世界トップ、給与が高いなど)とのギャップです。
24時間稼働で夜勤もある、品質の高さとスピード両方を求められるなど、「そんなに大変な仕事だったとは…」と衝撃を受けました。
どれだけ私は知らなかったのかと恥ずかしい限りですが、冷静に考えれば当たり前のことですよね。
質が悪くては売れないし、時間ばかりかけて慎重にやっていると納期に間に合わないし、そもそも製品を完成させないことには売ることができず会社にお金は入ってこないわけで。
世界トップ、給与が高いとなれば、社員に求められることも高いということ。仕事って楽じゃない、厳しいものなのよね、とあらためて思います。
誤解してほしくないのは、厳しい=キツイ、ブラック企業ではないということ。
情報交換会で「なんでそんな厳しいところで働けるんですか?やりがいって何ですか?」とモノづくり現場で働く方に聞いてみたら、
「製品ができた!皆でやりとげた!という達成感があるから」と笑顔で生き生きと話してくださいました。
仕事って厳しいものだけれど、「ああでもない、こうでもない」と試行錯誤して、自分なりに頑張ってやり遂げるからこそ、やりがいがあるわけだし、自分の成長にも繋がるものだと思います。
というわけで、前置きが長くなりましたが、
今回私が感じたギャップは、就活に置き換えると、入社後のギャップと同じだなと思ったわけです。
入社後のギャップを少しでも減らすには、業界研究・仕事研究をしっかりやること。
具体的には、
・働く人の生の声を聞いて、目指す(興味ある)仕事について理解する。
・ポジティブなこと、ネガティブなこと。表面的な情報に振り回されない。
・やりがいは何か。自分が成長できそうか。仕事とは何か。働くとは何か。を深掘りして業界・仕事を理解する。
キャリアコンサルタントとして、業界研究・仕事研究の大切さはわかっていたつもりですが、それをあらためて感じた出来事でした。
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