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就活面接|想定外の質問に対応できるようにするには

24卒生が、早期選考の面接準備で、相談に訪れるようになりました。インターンシップに参加したら、早期選考の声がかかり、急いで準備しているという話を聞いたりします。

「面接では何を聞かれるでしょうか?」と、質問を想定して、答えを準備する方が多いです。

まずは、就活面接でよく聞かれる3大質問(自己PR、学生時代に力を入れたこと、志望動機)を準備する。これがセオリーですが、その通りに質問されるかどうかはわかりません。

例えば、「学生時代に力を入れたこと」を聞かれると思っていたのに、全然聞かれなかった。その代わりに「壁を乗り越えた経験はありますか?」と聞かれ、”想定外”だった。「何を話せばいいのかわからなくなった」という人もいます。

企業側からすれば、この2つの質問の意図は同じ。

困難があっても諦めず、自分なりに取り組むことができるかを知りたいのです。それができるなら、入社後、難しい仕事やトラブルがあっても、主体的に取り組んでくれるだろう。簡単に辞めたりしないだろうと確認できるからです。

ということは、「学生時代に力を入れたこと」を、「壁を乗り越えた経験」に置き換えて話せばいいわけです。

「学生時代に力を入れたこと」は、サークル、アルバイト、資格取得など、話題は何でもいいですが、全てが順調に進んだわけではないと思います。その過程では、苦労したこと・大変だったことがあったはず。それを「壁」に置き換えて、どう取り組んだかを話す。これでOK!

”想定外”の質問に対応できるようにするには、企業はこの質問で何を知りたいのか。意図を汲み取ること。そして、準備した中から、代用できるものがないか探せば大丈夫です。

さらに、もう1つ付け加えると、いろいろなエピソードを準備しておくこと。これも大事です。

例えば、面接で突然、「これまでの人生で一番幸せだった瞬間は何ですか?」と聞かれたら、すぐに答えられるでしょうか。

これまでの人生でどんなことを経験したのか。予め思い出しておかないと、その場ですぐに話すのは難しいです。

ですから、過去を振り返る時間をぜひ作ってください!

具体的には、大学時代に何があったか。1年生から現在までの出来事を書き出してみる。大それた話ではなく、その日にあった出来事を日記に書くように、「あの時はこんなことがあったなぁ」と思い出してみてください。できれば、小学校から高校もやってみるといいです。

そして、それぞれの出来事は、自分にとってどんなものだったかを考える。例えば、嬉しかった。悔しかった。苦労した。成長できた。仲間と頑張る楽しさを知った。

こんなふうにエピソードを整理しておけば、大抵の質問には対応できると思います。

面接は、自分がどんな人間か知ってもらう場。過去にどんな経験をして、今に至るのか。自分のことをしっかり語れるようにしておきましょう!


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