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話を聴く仕事に向いていない私がキャリアコンサルタントをやっている理由

「占いみたいですね」

キャリアカウンセリングの最後に、クライエントさんの話を聴いて、私なりに感じたことをフィードバックするとそう言われました。

その通り!当たってる!そんな感じだったんでしょうか。

私からすると、そんなに驚いてくれるの?あなたの話をそのまま返しただけなんだけど、と思います。

これまでの人生の話を聴いていると、点と点だった出来事が繋がって線になる瞬間があって、「こういうことなのかな」と頭に浮かぶ。それを伝える。

過去の出来事一つ一つを丁寧に紡いでいくと、その方の特徴や価値観なんかが自然と見えてくる。

未来を予測して当てるわけではないから、私にとっては簡単なことで、そんなことで喜んでくれるならいくらでもやりますよ、という感じ。

私はカウンセラー気質ではなく、人の話を聴く仕事には向いていないと思ってます。話を聴くのはすごく気を遣うし、エネルギーも必要でとても疲れます。

それでもキャリアコンサルタントの仕事をやっているのは、人生の物語を紡いでいく。これが面白くて私はやってるんだなぁと思った瞬間でした。

転職やキャリアの相談を受けていると「これまでの仕事は向いてなかった。自分に向いてる仕事を見つけたい」という声をよく聞きます。

私自身の経験から話をさせてもらうと、向いてるか向いてないかより、

この仕事は大変だけど、これが面白い。これがあるから続けられる。自分を突き動かす原動力となるものがあるか、こちらのほうが大事なのかなと思っています。



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