見出し画像

思考活動 イズ ノットデット


あなたにとって「これだけは絶対に許せない事」って何かありますか?



なぜこんなことを考えているかと言うと例に漏れず「結婚」について考えていて、年上の友人で結婚している方に「結婚相手を選ぶ時の基準で大事なことって何ですか?」って質問した時の回答が「自分自身にとって最も許せないことを知ることかな」って回答が返ってきたから。


なるほど。


この「許せない」って何なんだろうね。人として社会生活を営んでいく上で必要だと思う最低基準(挨拶とかお礼言うとか)は除くと大概のことは許せそうな気がするんだけどね。
洗い物溜めるとか?散財するとか?浮気とか?窃盗とか?それ以上のこと?
ここ数日考えて出て一つの答え。それは……..

「束縛すること、されること」


だと考えた。
縛られることはイヤだ。LINEの返事催促されることとか、毎週会いたいとか、強要されることとか、何かしらの方法でコントロールしようとすることとか。俺は俺、お前はお前。言葉や行動で人を支配しようとす流のはフェアじゃない。そうは思わないだろうか?
だから同じように縛ることもイヤだ。自分がイヤだと思うことを相手にしてはいけないのと同じように。自分の希望を押し付けるようなことをしてはいけない。





そんな風に考えていた時期も僕にはありました………




先日の話。
彼女ができた。

交際後、ルール作りの話になった時、
彼女「あんまり縛らないで欲しいかも。LINEの返事とか遅くなっても許してね.....?」
この瞬間、春日さん風に言うと雷に打たれるように「ビビッと」きた。
感覚が似ていることが嬉しかった。距離感の保ち方が似ているって大事なんだろうなって。その時は思ってた。

でもでもでも……。
例えば結婚するとなったとして、果たしてこの「縛られたくない」ってことをお互いに避けながら生活することは可能なのだろうか?
同居して生活する中でルール作りは必要だろうし、子供ができたら子育てに要する割合は大半を占めるだろうし、そもそも婚姻関係自体が「契約≒縛り」みたいなものだろうに。

婚姻関係が全てじゃないしそんなこと言うなら結婚なんかしなけりゃいい話なんだろうけど、どんな人間関係において人と人との関わり合いの中で全くノンストレスでフラットな状態ってありえるのだろうか?生まれも育ちも考え方も好きなものも嫌いなものも何もかもが違う中で出会って知って理解することで見えてくるものもあると思う。

だから彼女が言う「あんまり縛らないで」の言葉の裏には何が隠されているんだろうか?って考えるようになった。
過去のトラウマ?ポリシー?家族の教え?性格的特徴?こんなこと考えている時点で束縛傾向にある?(のちに聞いたら彼女の友達の彼氏があれこれしないでって言うタイプらしくそれが嫌だなって思ってたらしい)


たぶん彼女の中かでなにかが変わってしまうのが嫌なんではないだろうか。そしておそらく自分もそうなのだろう。なるだけ精神の波を一定に、上がりすぎることもなく下がりすぎることもなく。影響を与えすぎない。自分で自分をコントロールできなくなるその感覚、客観視できなくなるから怖くなる。

それでいいのかな?
もっと深く関わりたい。
どこが好きなのとかクソきもいことは聞きたくない。

不安とか独占欲で縛るのはダメ。
思いやりとリスペクトの感情で自分も相手も良い方向になる″指針″、そうゆうものならいいのかな。相互補正ってやつ。


書けば書くほどわかんなくなってきた。



締めはサンボマスターで。

何度だって立ち上がるんだよ
君よもう悲しまないでくれ
強く願って明日をかえたい
ロックロールイズノットデッド

誰にも言えない孤独だとか
君の不安を終わらせにきた
君が生きるなら僕も生きるよ
ロックンロールイズ
くたばるものか
ロックンロールイズノットノットデッド!
ノットデッド!
ノットデッド!
サンボマスター ♪ロックンロールイズノットデッド

この記事が参加している募集

スキしてみて

眠れない夜に

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?