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その温活、ちょっと待った!

「温める」より「冷やさない」ことが大事。
これね、勘違いしやすいポイント!


昨今は「温活」なる言葉が流行ってますね。
「温めましょう!」が声高く言われています。で、決まって「生姜」が推奨されますね。生姜ってね、温めパワーがすごいので、その分、体の乾燥も招きやすいのです。あと唐辛子なんてのは本当に気をつけないとね。


私も例に漏れず、「温めましょう!」をオススメしていました。私自身、体温がとても低かったので体調崩しやすく、その結果、乳がんになりました。ネギと生姜を中心に薬膳メニューを組んで続けることで平均体温は36.5度ぐらい。免疫力が一番活発になるのは36.5度から37度ぐらいなのでいい感じです。


でもね、やり方を間違えると、温めすぎると身体の水分が熱で蒸発してしまい、腸の乾燥が原因で便秘になったり、お肌や髪がパサつくなどの症状が出ます。


そして私たちは毎日何かしらのストレスに晒されてイライラすることも多いと思います。今なんてホントにいろんなところにストレスあるよね。

コロナでマスクで会いたい人に会えない。夏休みなのに自由に旅行にいけない。

みんなで集まってワイワイご飯も食べれない。

ストレス満載だ。

ストレスって体の中に熱を生むんですよ。この熱も体の中の水分を蒸発させます。

温活だから温めなきゃ!と温めすぎる&ストレスによる熱で体の中はカラカラに渇き切ってしまう。

体の水分が減ると水(スイ)から作られる血(ケツ)も不足して漢方で言うところの血虚(ケッキョ)という状態になります。

血が少なくなるとどうなる?

情緒が不安定になる、不眠になる、頭痛やめまいが出るようになります。
目の乾きも強くなりますね。
女性の場合は月一度の生理でたくさんの血を失うので余計に気をつけないといけません。

血が体を巡ることでお肌のツヤ、髪のツヤも出ます。

今は夏、汗をたくさんかくのでただでさえ体の乾燥が進む季節です。気をつけないと秋の乾燥本番の時期にガサガサになってしまう。

体同様に心も乾燥するからね。心が乾燥して潤いを無くすと寂しさや不安感が増すの。秋が物悲しいと言われるのはそのせいです。夏に汗をかいて水分が体から失われているから。心が潤い不足で寂しさを感じやすくなるんです。乾燥してると硬くてゴワゴワしますね、心もそうなります。楽しいことがやって来てるのに吸い込めないの。吸収できないの。

温活も気をつけて、状態を見ながらやらないといけないってことですね。
じゃ、どうやったらいいの?と思ったらご相談くださいね。





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