すーさん

笑うこと・食べること・呑むことが大好きな 50代のおじさんです。笑う門には福来たる。 …

すーさん

笑うこと・食べること・呑むことが大好きな 50代のおじさんです。笑う門には福来たる。 カウンセラーでもあり人の成長を支援する ヒューマン分野の仕事をしてきたのだが デジタル分野は浦島太郎状態に・・・・。 デジタルキャンプで修行中。大丈夫だ~の 心意気でがんばるぞ!

最近の記事

あかんたれにいちゃん13

藁をもつかむ思いで・・・キラーストレスに屈して入院してしまった私だが、ストレスに対する知識はもっていたので、なんとか持ちこたえようとストレスを軽減に努めていた。 しかし、減らしても減らしても、それを上回るストレスがふりかかる。 結局、バケツの中の汚水を捨てても捨てても、汚水が注入される状態。 捨てる量が追いつかず、溢れてしまったわけである。 それでも、ストレス軽減の努力がなかったら、入院程度で済んだかすらわからない。今思うと恐ろしくなる。その頃の私は、藁をもつかむ思いで自己

    • あかんたれにいちゃん12

      生まれてはじめて殺意を抱いた 兄に貸したお金は返ってこない。毎回、支払期日に何かが起こる。 兄の報・連・相がいつも遅い。こちらから聞かないと連絡してこないので イライラする。結果、激怒する。負のスパイラルに陥る。 借金の返済期日は迫る。金策に頭を悩ます・・・・。 そんなことを繰り返しているうちに、兄への猛烈な怒りがこみ上げてくるようになった。そして、電話口で兄を怒鳴ることも多くなり、家族を驚かせてしまうことも少なくなかった。 ついに「あいつさえいなければ、我々家族は幸せに暮

      • あかんたれにいちゃん11

        空き家ビジネス 前にも話したが、兄はビジネスに対する目の付け所は以外といいセンスをもっていると私は思う。かつて、全国の空き家が社会的問題になった時、いち早くそのことに目をつけて空き家情報を一元管理するシステム構築に関するビジネスを考えついたことがあった。iPadのような端末で実地調査ができ、そのデータを一元管理できるといったようなものだ。それを作って全国の自治体に売り込む算段だったようだ。 その話を聞いた私は、チャレンジしたらいいと思うが、お金は一切支援しないとキッパリ伝

        • あかんたれにいちゃん10

          鋼の借金術 きっと皆さん不思議に思っていることでしょう。どうして私が兄にそんなにお金を貸すことができたのか。私は決めていたことがあります。共倒れだけは避けなければいけないと。その一線だけは超えないと。だから、私の家族のためのお金(貯金)には一切、手をつけないと。 最初は融資が下りるまでの期間をつなぐことだけを考えていたため、2~3ヶ月持ちこたえればいいと思っていた。そこで、私は生まれてはじめて消費者金融からお金を借りることにした。正直、いろんな噂も聞いていたのでやりたくな

        あかんたれにいちゃん13

          あかんたれにいちゃん9

          にいちゃんVS社会保険事務所&税務署 以前も話したが、売上が厳しい企業にのしかかる負担、特にスタートアップ企業が直面するのが社会保険料と税金。社員の給与・事務所の賃料・各種経費と経営には何かとお金がかかる。この運転資金を確保できないと経営を断念せざるを得なくなる。売上が厳しい兄の会社も例外ではなく社会保険料滞納と税金滞納が問題となった。 社会保険事務所と税務署の担当者に事情説明をして、支払い猶予をしてもらっていたようだが、担当者が変わり、急に高圧的な態度に出てきたのだ。支

          あかんたれにいちゃん9

          あかんたれにいちゃん8

          この小説を書いている今感じていること まだまだ先は長いのだが、この小説を書き始めて感じることがある。 何年間も蓋をしていて一生開けないつもりだったパンドラの箱を開けてみたら どうなるのだろうと思っていた。あの時の感情は忘れていることを少し期待していたが、そうはいかなかったが、負の感情が薄れていることを感じた。時間が解決してくれるという話があるが、それだろうか?これまでも、兄に対する怒りは時々自分の中でぶり返してくることが何度もあった。その度に怒りや憎しみの感情の渦に引き込ま

          あかんたれにいちゃん8

          あかんたれにいちゃん7

          母の代わりに借金地獄がはじまった さて、これから始まる私の借金地獄ストーリー。前作でお話したように銀行が融資の審査結果を出さず、約1年引っ張ったことにより、私は泥沼にはまっていったのである。株式投資で損切りというものがあるが、その決断は難しい。 ここまで損したら損切りするということを事前に決めておかない限り、その決断をすることは容易ではない。私は、限度を決めていなかったため、融資が下りるまでがんばるという誤った方向に進んでしまったのである。というよりも、もっと早く決着がつく

          あかんたれにいちゃん7

          あかんたれにいちゃん6

          母から私へバトンタッチ これ以上、兄が母に関わることは双方の崩壊につながると思い、兄には母との金銭の一切の話を禁止することにした。今後の返済の話も含めて、私が窓口になることを約束した。しかし、これが第2の悲劇の始まりだったのだ。 私のミッションは、両親の財産を1円でも多く、兄から取り返すことだった。 しかし、このミッションが私を狂わしていった。それはなぜか・・・。 パチンコをやったことがある人はわかるかもしれない。自分の資金を注ぎ込んでもフィーバーしない時、もうすぐフィー

          あかんたれにいちゃん6

          あかんたれにいちゃん5

          あけましておめでとうございます。 本年もお付き合いいただければ幸いです。 皆様にとって素晴らしい一年でありますことを お祈り申し上げます。 さようなら天使、こんにちわ悪魔 やっと平穏な日々が戻ってくると思った矢先に現れた悪魔とはなんぞや。 母親とは目の前のライオンが子供に襲いかかろうとする時、我真っ先に身を捧げるという特性のあることへの認識が甘かった・・・。同じことを繰り返さぬよう、両親の財産管理を私が行うことを母に提案した時、家を売りマンションを購入した残りの老後の財産

          あかんたれにいちゃん5

          あかんたれにいちゃん4

          ドミノ倒し 兄が実家に同居するようになる前、私も含め家族にとっては厳しい状況が立て続けに起こった。スタートは私だった。勤めていた会社が取引先に騙され経営危機に陥った。会社のためを思って知人の会社にも籍を置かせてもらい、2足のわらじを履いていた。しかし恋同様、二股を平和に続けることは難しい。どちらが本命なのかと問い詰められることになり、結局、丁稚奉公の覚悟で転職を選んだ。 しかし、激務と慣れない環境下で心身ともに弱っていき、帯状疱疹を発症し、 メンタルダウン寸前の状態に陥った

          あかんたれにいちゃん4

          あかんたれにいちゃん3

          窮地に陥ったにいちゃん 兄がなぜ、お金に苦労するようになったのか。それは離婚がきっかけだったようだ。この離婚もかなりごたごたしたことを覚えている。 兄は、今で言う授かり婚だった。忙しいと言いながらもいつの間にか彼女を作り、子供まで作っていた。家族にとっては驚きだった。 兄は人間関係をうまく保つことが苦手なので、友人はわずかだった。結婚式に挨拶してくれる人がいなかったのだろう。親父の親友が兄の子どもの頃のエピソードを話してしていたのが不思議な光景だった。 兄にはいろいろと迷惑

          あかんたれにいちゃん3

          青春のラコステ物語(1話完結)

          私の大学には1年生の時に水泳の授業があった。 さすがにスクール水着って訳にもいかないし下から上がっていらっしゃる おぼっちゃま達は皆さま、ブランドの水着だと思い込んでいた。 さて、どうする?どうする俺?今更買うのはもったいない。 そこで、ふと閃いた!確か、オヤジのゴルフの帽子にワニ🐊がついてたなぁ〜。 私はワニをとっ捕まえて、自分の普段の水着に縫い付けた。 やった!ラコステ水着の完成だ👍 迎えた授業当日。私は胸を張ってプールへ。そこで拍子抜けした。 皆様、ふつーの水着だっ

          青春のラコステ物語(1話完結)

          あかんたれにいちゃん2

          前回は衝撃的な始まり驚かせてしまったようですいません。 今回はこの物語に登場するメインキャストをご紹介する。 あかんたれにいちゃんは、私より2歳年上。子どもの頃からちょっと変わっていると思っていた。「まわりの空気が読めない」「お金の管理ができない」 「先を見通すことができない」「人の気持を慮ることができない」など。 一方、「発想力に長けている」「すぐ行動する」などの長所と言われる点も あった。数年前にわかったが、発達障害の典型的パターンである。それがわかるまでは、兄の考えや

          あかんたれにいちゃん2

          あかんたれにいちゃん1

          11月のある日 仕事中に母から電話があった。 「今仕事?」 「うん、何?」 「忙しいから後で大丈夫。あまりいい話じゃないけど・・・」 込み入った話の感じがしたので後で連絡すると電話を切った。 会社を出て、駅に向かう道すがら母に電話をした。 「さっきの電話の要件はなんだろう」 母が泣きながら 「なにも理由は聞かずに100万円貸して。ダメ・・・?」 一瞬何を言っているのか分からなかった。逆オレオレ詐欺?? 「いや・・・、なんで理由を言えないの?おかしいよね・・・」 「ダメですか?

          あかんたれにいちゃん1

          デジタルファーストキャンプを受講して        ~シーズン4~

          シーズン4を終えて ついに最終課題。ビジネスアイデアもしくはキャプ参加のビフォアー・アフター の2つのテーマから1つを選び、3分間の動画を作成するというもの。 実はキャンプが始まった時からずっと最終課題のテーマを考えてきた。 ビジネスアイデアもいくつかあり、アプリを作ったら売れるんじゃないかと 思う案もなかった訳では無い。だが、だんだんと課題着手が間近になってきた時、どうしても仲間のみんなに伝えたい想いが湧き上がってきた。 そして、一貫してデジタル✖ユーモアをスタンスにし

          デジタルファーストキャンプを受講して        ~シーズン4~

          デジタルファーストキャンプを受講して        ~シーズン3~

          シーズン3の感想 シーズン3のテーマはデザイン。figmaを使って、LPやショップカードやSNSの カバーを制作。思い立ったらすぐにビジネスをスタートできるトレーニングと 言ってもいいだろう。まず、figmaの操作に手こずったが、You Tubeを始め、WEB上でも使い方のノウハウが豊富に掲載されていて助かった。ということは、それだけ手こずる人が多いのだと容易に想像がつく。 「figmaの沼」というキーワードが飛び交うということは、それだけ難易度の高い課題にチャレンジし

          デジタルファーストキャンプを受講して        ~シーズン3~