『初めてなのに懐かしい』魅惑の信州須坂グルメに出会う。
「あぁ、また食べたい…」
決して派手ではないけれども記憶に残る、故郷ではないのにどこか懐かしいご当地グルメに出会いました。
本日からスタートした6日間限定イベント『蔵のまち 信州須坂フェア』。
1日目の様子と、長野県須坂市のご当地グルメを取り入れた限定メニューや、イベントに対する想いをお届けします。
明治から昭和初期にかけて、製糸業で栄えた長野県須坂市。
今もなお、当時の繁栄を象徴する豪壮な建物や商屋の町並みを残すこの街には、歴史の中で大切に育まれてきた"食"や"文化"が息づいています。
今回のポップアップショールームでは、ご当地グルメなど須坂市の魅力を体感していただけるコンテンツをご用意しています!
信州・須坂市の食材を堪能!限定メニュー
信州豚や信州みそ、信州野菜にフルーツまで、須坂市の"食"の魅力をたっぷりと詰め込んだ今回のイベント限定メニューを早速いただいてきました。
長野県のブランド豚「信州SPF豚」×須坂のご当地グルメ
須坂市のご当地グルメ「信州須坂みそすき丼」は、「須坂の名物を作ろう」という想いのもと、信州須坂みそ料理乃會さんが須坂のみそを使った割り下を完成させ、その割り下と、須坂の伝統野菜・村山早生ごぼうの使用を条件として誕生したメニュー。
"MuSuBu流"にアレンジされたみそすき焼き御膳には、長野県で育まれた健康で高品質の豚肉「信州SPF豚」を使用しています。
そのほかにも長野県産のコシヒカリのご飯に、付け合わせには長野県産の野菜を添えました。
別々で食べてもよし!丼にして信州味噌ソースがたっぷり絡んだ白米を楽しむのもよし!なランチプレートです。
MuSuBu木村シェフ:
すき焼きの"グツグツ感"を表現するため、器にスキレットを採用しました。
信州SPF豚の肩肉は米麹に漬け込むことで、肩肉のしっかりした味を活かしながら柔らかい肉質に仕上がっています。
さらっとした甘めの信州味噌ソースと一緒にお楽しみください。
MuSuBu木村シェフ:
生地をひっぱって延ばすことから「ひんのべ」という名がついた北信濃の郷土料理です。
こちらにも信州味噌を使用し、お出汁はカツオ出汁を合わせました。
MuSuBu木村シェフ:
すき焼きといえば醤油ベースが主流ですが、味噌ですき焼きを食べるという須坂市の文化を興味深く感じ、今回八芳園MuSuBu風にアレンジしました。
信州味噌味のすき焼きをぜひこの機会にお楽しみください。
芳醇なナガノパープルの香りを楽しむ!MuSuBu特製かき氷第3弾
MuSuBu特製かき氷第3弾は、濃厚な甘さが特徴の長野県産「ナガノパープル」を使用したかき氷!
須坂市発祥のナガノパープルは、種がなく皮まで美味しいので、お子さまでも食べやすい品種です。
MuSuBu浅岡シェフ:
須坂市と縁の深いナガノパープルを、八芳園MuSuBu特製のオリジナルかき氷シロップにし、かき氷の上にはフレッシュなナガノパープルを飾りました。
ナガノパープル本来の芳醇な香りと、濃厚な美味しさを惜しみなく生かした一品をぜひご賞味ください。
シュワっと溶ける!甘酸っぱいあんずを堪能するデザート
フランス発祥のレアチーズケーキ「クレームダンジュ」。
須坂市産あんずの甘酸っぱいソースが主役のクレームダンジュは、ティータイムやお食事の後のデザートにはもちろん、お土産としてもおすすめの一品です。
MuSuBu浅岡シェフ:
須坂市のあんずをソースにし、クレームダンジュに合わせました。
クレームダンジュの口の中でシュワッと消えるような口溶けと、あんずの優しい甘さをお楽しみいただけます。
須坂の生活文化に根ざした特産品が勢揃い
須坂市を代表する「信州須坂物産認定品」や人気のふるさと納税返礼品をはじめ、地元で親しまれる老舗店舗が手掛ける味噌や蕎麦など、地元の生活文化に根ざした特産品が勢揃いしました。
須坂市産のフルーツや農産物で作られたジュースやお菓子、ドレッシングなども販売!
ジュースは冷えているものもご用意しています。
20種類以上の"おやき"が集結!「ミニおやきフェス」
信州名物として人気の「おやき」は、蒸かしたものや、焼いたもの、焼いてから蒸かしたものなど、 皮の種類も様々。
中でも“蒸かしたふっくらタイプ”のおやきは、須坂市が発祥の地と言われています。
今回のイベントでは、須坂市のおやきの名店2店舗「鈴木蛍雪堂」「御菓子処 須坂つたや本店」より、人気のおやきが20種類以上MuSuBuにやってきました。
おやきは店内でもお召し上がりいただけます!
野沢菜やきんぴらごぼう、信州味噌を使用したものまでさまざまな具材のおやきをご用意しているので、食べ比べもおすすめです。
"フルーツ王国"須坂市!「フルーツマルシェ」
農業生産額のうち果樹が占める割合が8割を超え、観光農園も多数ある須坂市は、全国有数のシェアを誇る国内有数の果樹王国です!
ハリのある大粒の実が輝くシャインマスカットや、美しいピンク色の桃など「ふるさと納税返礼品」としても人気のフルーツたち。
須坂市で育まれた瑞々しい味わいをぜひお楽しみください。
須坂市蔵のまち観光交流センター くらっと所長 古橋さん、中村さんインタビュー
長野県須坂市の魅力やイベントのおすすめについて、須坂市蔵のまち観光交流センター くらっとの所長 古橋さんと、中村さんにお話をお伺いしました。
《須坂市の魅力についてお話しください》
須坂市蔵のまち観光交流センター くらっと所長 古橋さん:
長野県北部にある須坂市は、明治の初期から昭和の世界大恐慌までに建てられた500棟以上残る"蔵のまち"です。
全国には他にも蔵のまちがありますが、須坂市は今も蔵に人が住んでいる"息づいている蔵のまち"です。
そのため他の蔵のまちとは違い、お店になっていない建物も多く、観光地らしくないところが魅力です。
観光地らしくない雰囲気を気に入っていただき、何度も訪れてくださる観光客の方もいらっしゃいます。
《イベントでのおすすめ商品をご紹介ください》
須坂市蔵のまち観光交流センター くらっと 中村さん:
今回のイベントでぜひ食べていただきたいのがおやきです。
おやきは普通のスーパーにも必ずおいてある郷土食で、お盆の時は故郷に帰ってきた方におやきをもてなすなど、ごはんがわりにされるものです。
長野県の上の方でも地域によって調理方法が異なっており、須坂市は蒸すタイプがよく食べられています。
特に食べていただきたいのが、野菜が丸ごと入った「丸大根」と「なす」です。
なすのおやきには「丸茄子」という、北信の夏野菜の一つである丸い形をした茄子を使用しています。
8mmくらいの輪切りにした丸茄子で味噌を挟んだものを生地で包んでいるので、丸茄子をたっぷり味わっていただけます。
また、須坂市は「味噌のまち」でもあります。
今回「鈴木蛍雪堂」「御菓子処 須坂つたや本店」の2店舗のおやきを販売していますが、お店ごとに味噌の味に特徴がありますので、ぜひ食べ比べていただければと思います。
16日のおやき作りもぜひご体験いただきたいです。
当日は私がMuSuBuにお伺いし、私の母が作ってくれて、幼いころから食べてきたおやきの作り方を実践させていただきます。
須坂市蔵のまち観光交流センター くらっと所長 古橋さん:
おやきは家庭の味であり、「自分の母が作ってくれたおやきが一番!」と思っています。
そのため今回のイベントでは、一般的な郷土食としてのおやきというよりは、思い出の味としておやきをみなさんにお伝えしたいです。
《『蔵のまち 信州須坂フェア』にお越しいただく方へのメッセージ》
須坂市蔵のまち観光交流センター くらっと所長 古橋さん:
須坂市には観光施設など特別なものはありませんが、人柄が素敵な街です。
今回のイベントでは味覚など五感を通じて、須坂市の土地柄、地元の雰囲気を伝えられればと思っています。
須坂市では今「暮らし体験観光」に力を入れています。
人の繋がりを感じられる観光ができますので、ぜひ須坂にも訪れていただけると嬉しいです。
【体験】ふっくら系須坂のおやき作り体験
"ふっくら系おやき"発祥の地である須坂市の「おやき」作りを体験するクッキング教室を7月16日(日)限定で開催します。
作って楽しい、食べて美味しい、おやき作りを通して須坂市の"食"に触れるひとときをお楽しみください。
【体験】自分で調合!香り袋作り
須坂市有形文化財に指定されている「須坂クラシック美術館」にて販売されている「香り袋作り」をMuSuBuでご体験いただけます。
香木を組み合わせて自分好みの香りに調合し、着物のハギレで作った袋へ!
須坂市の"文化"に触れるひとときをお楽しみください。
お腹いっぱい須坂を堪能
"みそすき焼き"や"おやき"など須坂が誇るご当地グルメや、フルーツ王国で育った"シャインマスカット"や"桃"など絶品の果物。
蔵のまちからやってきた様々な"いいもの"に魅了される『蔵のまち 信州須坂フェア』へぜひお越しください!
次回のMuSuBuイベントは『福島の桃まつり』を2023年7月19日(水)より開催いたします。
詳細は八芳園プレスリリースをご確認ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000373.000019559.html
《取材文・取材写真》八芳園 石川