Gサウンズ編　【もしかして先生ってロマンティスト？】　海は恋してる/ザ・リガニーズ

70年代
今日は中学生時代の体験談です

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ある日の教室での出来事
男性担任教師から生徒たちに向けて
こんなお話しがありました
「今度クラス対抗の合唱コンクールがあるしなぁ」
「皆んなで練習頑張ろなぁ」
とのこと
何を歌うのか選曲までの経緯は
全く覚えていないんですけど
おそらく先生が
予め決めてくれていたのでしょう
「タイトルは『海は恋してる』やぞぉ」と‥‥



私には初めて聞くタイトルでしたが
それもそのはず
まだ小学校に入学する直前に大ヒットした
グループサウンズの曲だったんですね
クラスの生徒達がこの曲をあまり知らない事は
想定内だったのでしょう
先生は教室に常設のラジカセで
この課題曲を早速聴かせてくれたのでした
さらにそのあと
「はぁ〜い歌は今回ギター演奏で行くぞぉ」
「こんなかにギターを弾ける人はおらんかぁ？」と
挙手のポーズ
私はまだ覚えたての分際だったのだけど‥（＊）
少しばかり弾けたので
勇気を出してこそっと手を挙げたのです笑
その日からは
先生にコピーしてもらった楽譜を手に
一生懸命に練習に励みました



ところで
合唱コンクールでのギター演奏
というのは
当時の我が校ではめずらしく
なかなか斬新な試みだったと思うんですね
まだ若い先生の心ん中では
「初めての試みだけど成功させてみたい」という
野望があったのでしょうかね
この海の歌をチョイスされたのもきっと
「生徒達に歌ってみて欲しい」という
願望の現れだったのではないかと思うのです



少し話はそれますが
先生は運動部の顧問もされていて
クラブの練習で
こっちがモタモタしていると
かかとを踏んだ自分のぺしゃんこのシューズを
「オラァァーー！何やっとんやー！」と
体育館の床スレスレに
それをよく投げ込んで来ました
その瞬間はやはり
一瞬ピリついた空気が張り詰めます
こんな激しい一面もチラリと見せる先生でしたが
少し想像してみてくださいね
そのポツンと残りし哀れな片方のシューズは
叱られた生徒が拾って
笑いながら先生に返しに行くという
クラブ内の暗黙の法則が成り立っていました
この光景は主観的ですが
私としてはとても微笑ましいものだったですよ
だから個人的には不満や不安は
全然なかったです



よくよく考えると
こんな感じの先生だから
この歌をチョイスされたことにも
何となく納得でした
そして
「とてもロマンティストな方だったんだなぁ」と
この歳になって感じます
これらの事柄は全て良い思い出として
残っているのだから本当にありがたい話ですね

今日は懐かしいその曲をご紹介します↓
あっそれと合唱コンクールは
それなりに何とか無事に終える事が出来ました笑

（＊）こちらはギターの初心者🔰が陥る悩みにつ
　　　ての投稿です🎶🎵🎸🎶🎵↓↓↓↓↓

今日もありがとうございました🌴🏖️🌴