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心の傷は癒えない

マキロンもない

絆創膏もない

縫合もできない

レントゲンにも映らない

手術もできない

点滴もできない

輸血もできない

人の心は

目に見えない

そう簡単に

元に戻るものじゃない

トリガーはいつでも

剥き出し

人生で何回絶望は味わうことになるのか

まさに



最低最悪

不安感がすごい

容赦無く襲ってくる

お願いだからもう追い詰めるのは辞めてください

インスピレーションは心の不安・闇を体現している。

インスピレーションは心の不安・闇を体現している。

本当は浮かばない方がいい。というつぶやきを数日前にした。

何故ならここに綴る文が

自身の心の不安を写したものであるから。

また書いているという事は

私の中で暴れているということ。

もう平穏を信じていいはずの日常

自分できちんと乗り越えたハズだのに。

心の傷は甘く見ない方がいい。

完治までどれくらいの時間が必要であるか。

それを短くするのも長引かせるのも

夫婦の采配

脅かされる立場

脅かされる立場

あなたのその行動が

私の心を不安にさせていることを分かってください。

嫉妬心

は、どうしても生まれる。

私は、女の立場まで

捨てる気は無い。

そして目の前にいるのは

私の旦那様であり

私の男だということを

肝に銘じてお過ごしください。

これじゃあまるで

私が醜いみたいじゃないの。

だから糞餓鬼は嫌いだ。

だから糞餓鬼は嫌いだ。

恋と愛の違いもわからず

恋に恋しているだけの青二才。

全てを擲つ覚悟はよろしいか?

やんなら全て捨てる気でやれ。

世間体も、信頼も

ボロボロに完膚無きまでに叩きのめされてからやれ。

理解され難き『その人にしか分からない痛み』

理解され難き『その人にしか分からない痛み』

私の心には虎さんと馬さんが住んでいる。

住み始めてかれこれ3年くらいは経った。

随分と私の心の中は居心地が良いのか出ていく気配もない。

2匹は仲良くそこで共存して尚も生きている。

しかし私にとっては寄生されているとしか感じず

かなりの厄介者だ。

何が厄介なのかというと簡単だ。

その2匹にはタイムスリップの能力がある。

似たような状況が少しでもあれば問答無用でその時の鮮明な記憶に働き

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まだ見ぬ人生の答え

まだ見ぬ人生の答え

意外と中途半端な人生を歩んでいるような気がする。

それは今になっても変わらずにいる。

まぁ、主婦で子持ちである時点で

自分の事は大いに中途半端であるのは

仕方ないことだと思うが。

このまま中途半端なまま

私は生涯終える気がしている。

子供たちだけでも

どうか幸せになって欲しい。

私はきっと、

現世では無理だと思うから。

せめて来世では

少しだけでいいから幸せになってほしい。

隠せない機嫌

隠せない機嫌

それは嫉妬心になると完全に剥き出す傾向があると思う。

特に女性はそうだ。

例えば

恋敵が想い人と仲睦まじそうに過ごしているとしよう。

妬み

嫉み

黒いオーラがふつふつと。

傍から見ても分かりやすい。

バレないと思ってるのでしょうか?

そう、貴女よ。

想い人が取られるかもしれない。

嫌だ。

その気持ちは分からないでもない

しかし、

既に自分の物ではない人を相手にして

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もう少し。時間が必要。

もう少し。時間が必要。

不倫の傷を癒す時間。

あれから数年

気分よく明るくいられる時もあれば

何でも疑わしく、全部が怪しく、

周りの人みんながまた私を騙しているのではないかと錯覚し、疑心暗鬼に陥る。

こんなにも鮮明に思い出せる傷。

心の傷というのは

なかなか手強い。

それでもパートナーの為に

明るい未来を作れるよう

寄り添うのが妻の役目。

2度目の、過ちがもしあった時

私ならどうするだろう?

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過去の楽しかった思い出も不倫されると嫌なものに早変わり。

過去の楽しかった思い出も不倫されると嫌なものに早変わり。

今日立ち寄ったお店。

何年ぶりかな?

行った時のことを思い出す。

あいつもいたよなぁ。

酔った旦那は

パーソナルスペースも守らずいて

すごく嫌だったのに

その後機嫌悪いのを私が悪いように言って、

帰宅後に大喧嘩した記憶。

それに限らず

私の過去には絶対に存在する

あいつ。

あいつだけ綺麗に

消しゴムとかで消えないかな?

嫉妬の度合い

永遠の課題である。

どこからが重度、どこからが軽度。

そんなものは人それぞれ。

じゃれあいのボディタッチ

嫌だ。

夜遅くに同じ部屋でずっとお喋り

嫌だ。

運転席の助手席

嫌だ。

2人で出かけていく。

嫌だ。

少し待とう。

全て嫌だなんて事果たしてあるのだろうか。

嗚呼、これは

違う。

全て私の傷跡だ。

たとえ快晴でも

たとえ快晴でも

心模様と空模様

なんだか似ている。雨が降れば気持ちもブルーだ。

なんて、ありふれた一文。

そんなの、一切関係なんてない

例えこんな快晴であろうとも

気持ちは平気で下降するのだ。

私は朝干した洗濯物を取り込みながら

乾くのが早くて助かるなと

素朴な感想を思う。

そんな時にでも

自分が過去に言われた酷く辛い言葉を思い出し

心がザワつくのだ。

振り払う様にバスタオルをワザとバサバ

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あいつは今

拝啓 一番憎いあなた

お元気ですか?

あれから何年の月日が経ったでしょうか。

不思議な事に、片手で指折り数えるくらいしか

年月は経っていないってご存知でしたか?

それでも、あの日のこと

それまでの生活

それからの生活

辛かった日々のこと

私は今でも鮮明に思い出せます。

それ程記憶にも心にも

深く

深く

傷跡が残っています。

親の力を借りてまで逃げていき、

自分の犯し

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夢であれば無実。

夢であれば無実。

今日とてつもない夢をみた。

初めてではないが

私が、夫とは別の人と身体の関係を持った夢。

相手にも彼女がいる人だ。

『いいじゃん。息抜きでもしないと、やってられないよ?アイロさんも。』

彼はそう言いながら私を後ろから羽交い締めにして暖かい布団へと押し倒して、胸をまさぐり、熱い昂りを当てがってきたのだ。

首筋に優しめのキスのおまけ付きだ。

私は夢の中では

『これ夢だな』という不思議な

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