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アベリアではないと思うが似てるので。

 そこ(側溝)にも秋が。と思い写真に撮った。植物の知識が薄いので見た瞬間萩っぽいと思ったが全然違った。萩の葉はもっと丸っこい。ちょっと調べてみるとアベリアという植物の葉の形に似ていたので、アベリア似と仮に呼んで観察していこうと思う△

大抵、こういう場所で芽吹く植物は種を飛ばすモノがほとんどだと思うが、アベリアについて書かれたモノを読むと増やすには挿木とある。花は咲くが実は結実しないという。種が飛ばないモノがここにいるわけがないか。それだからアベリア似である△

本物のアベリアは住宅街などで頻繁に出会す。何十年とその横を歩いていて、名前を知ったのは今夏である。たくさんの白くて小さな花の上を蜂がよく飛び交っている。蜂が好む花なのだな、という認識はずっとあった△

年の功の一つに、見方が変わる、ということがあると思う。今夏覚えたこのアベリアのそばを、子供の頃は通るのが苦手であった。暖かい時期はだいたいにおいて蜂がその周りを飛んでおり、怖いと思っていた△

しかし長じて、蜂だからと言ってやたらめったらに怖がる必要はないと知った。近くを飛んでいたら刺激しないようにそっと離れる。蜂の種類によって性格も違う。そして今も続いているのか、一時期は蜂が減ったと聞けば、いるのが奇跡的と思い、愛おしさまで募ってくる△

冒頭のアベリア似。このまま抜かれずに育だち、花を咲かせてくれればと思う。アベリアだったら蜂もやって来るだろう。

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これより上は、天声人語のルール(603字/6段落)に沿って書いてみる、に勝手にただ今挑戦しています。お読み下さり、ありがとうございました^^!

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