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日々++


競争する必要も
達成する必要もない

大きくなってきたなぁと思う

どう大きくなるか
どう大きくなりたいか
考えながら今日も読む



今月良かったもの


4月30日日 おやすみ

 🐳🦗👦🎵をやる。探検に出かけた。地下世界に興味がある。行ってみてよかった。



4月29日土 おやすみ

 🐳🦗👦🎵をやる。うまい肉とお菓子を食う。山に登る準備をする。『伝書鳩』、古本高いがこれは手元に置いておきたいな…

4月28日金 おやすみ

 『相続地獄』が、Kindle Unlimitedに入ってて読んでる。面白すぎる。系図作ってみたい。


4月27日木 円城塔 闘字

 闘蟋で身を誤った者の大半は、実は文字にも毒されていたというのが愛好家たちの言い分である。

『文字禍』

 熱狂的な競技者がいて成り立つのだと。闘蟋も気になるが、闘字の続きも読みたい。


4月26日水 大木芙沙子 にんじん 北野勇作 百字八景 蜂本みさ 芋の力 

 
  
ぐっと読ませる勢いとその先にある力強さ。にんじんの響きでは思いつかないようなラスト、芋の力の言葉遊びは、物語にもあっていい。百字八景は、日常の不思議で、でも忘れてしまうくらいの不思議を集めたお話。でも書いてあるから忘れずに残る。


4月25日火 飛浩隆 食パンの悪魔 高山羽根子 モールディング・ゲリラ 酉島伝法 ひとりとも 柿村イサナ ゆうやけ橋わたって

 小説すばる 千字一話 SF創作講座フラッシュフィクション課題

  千字で書くのってどういうこと?
 あ、そういうことか。何かの発見、別の世界への招待、知ってる場所が実は違う場所だということ。
 ちょっとしたフィクションでも、がらっと世界は変わってくれるから不思議だ。 
 気づかないで通り過ぎてしまうくらいに繊細な、でも気づいたらきっとその世界に浸っていたくなってしまうのような。
 とにかく全部好きです。

 


4月24日月 谷脇栗太 くちなし山の天狗様

  
  山は人を大きくする場所だと思うのだが、どうしてそうなのかは試練が多くてどうにもならん時に、やはり誰かが助けてくれることから知るのだろうな



4月23日日 おやすみ


4月22日土 稲田一声 跡地だった場所 鞍馬アリス ピュロラーク

 少しずつ読む。どっちも無くなってしまったものを求める話だったけど、求めたあとのしまい方は違ってて良かった。
 


4月21日金 一階堂洋 偉業

 帰せずして、連続でマッドサイエンティスト短編を読んでいた。
 結論どこに行き着くのかなと思ってたけど、淡々としつつ切実さがあってよかった。


4月20日木 無脊椎動物の想像力と創造性について 坂永雄一

 説明で読ませるのは難しいなぁと。何で引っ張るのか、キャラクターの関係性やその魅力的な主人公の結末がほしいと思った。
 単純にこういう短編を読み慣れてないというのがあるのかもしれない。


4月19日水 三方行成 詐欺と免疫

 落とすのがうまい。話がするすると読めるのは文にリズム感があるからか。


4月18日火 フランス革命最初期における大恐怖と緑の人々問題について 高野史緒


 一読は全く頭に入ってこなかった。
 これではいけないと再読。面白い。
 歴史量数って魅力的だなぁと思いつつ、安易に触れればやけどしそうでもある。
 実際の地理を頭に入れてもう一度読みたい。


4月17日月 レイ・ブラッドベリ サウンド・オブ・サンダー(雷のような音)ASoundofThunder

巨大な焚火のような音がきこえ、それはありとあらゆる時間を焼く音とも思われた。すべての年が、すべての羊皮紙のカレンダーが、すべての時計が、うずたかく積まれて、火をかけられたのかもしれない。

 時間というイメージを、派生させてまとめて語る。
 詩的に物事を語ること、それに触れてはじめてここを目指したいと思う。


4月16日日 苦草堅一 握り八光年


 語りのうまさ。展開をつなぐジャンプ力。寿司をテーマに発想してここまで辿り着くだろうか? 惚れ惚れする。


4月15日土 おやすみ
 参考図書を読み進める。性格とストーリーの意味をどこまで詰めるかで何を書くかが決まってくる。どこまで調べるか? たぶんどこまでも。


4月14日金 小川洋子 ハモニカ兎

一定のリズムを刻むその音は、遠い夢の世界から届く音楽だった。

 街と男とハモニカ兎が交差する。
 そして、ハモニカ兎が活躍する非日常。
 書き方が違うと見え方も異なる。当たり前のことなのだけど、簡単に騙されてしまうものだ。
 ラストは、ハモニカ兎にハーモニカを奏でててほしかった。
 『キツネ潰し』のクマ殺しもすごかった。




4月13日木 高山羽根子 ビースト・ストランディング

「彼らはなにかの力に押されてやってくるのよ。私たちに、助けを求めに」

 あちら側からどんなコミュニケーションとして見えているんだろう?
 こっちにとっては娯楽でも、向こうにとっては救いだったり、慰めであったりするのだろうか?
 そして、距離感をとってみるとはなはだ奇妙なスポーツなのだ、あれは。
 直接的に向かのではなくて、周りから描いてかつ歴史を語る鮮やかさ。




4月12日水 おやすみ


4月11日火 宮内悠介 トランジスタ技術の圧縮

手練れの仕事は、新品と見紛う仕上がりを見せる。おのずとそれは競技と化した。

 自分の知らない世界の技術で、さらにそれが洗練された技になってくると、エンターテイメントになってくる。
 凌ぎを削りあう、そのストーリー性だけでも共感できるからだろうか。
 『キツネ潰し』を読んでいるからか、こんな過去も未来もきっとあるんだろうなって思う。 
 実は〜の出し方もバトルものって感じでいい。ラストはちょっぴり寂しいけど。



4月10日月 グレッグ・イーガン ボーダー・ガード

この宇宙の位相幾何学において、人は自分の後頭部は見えるが、自分とむきあうことは決してない。

 単振動、波動、位相幾何学…
この言葉の意味をどれだけ理解したらこの世界をクリアに見えるのだろう?
 その世界にないものを、理解できてないことを知ることで、さらに世界は変化してみえる。
 知ることで重い悩むことさえ価値にかなることもある。


4月9日日 おやすみ
ちょっと本買いすぎた。まだ4月上旬なのに。すでに五千円。
ちゃんと読もう。


4月8日土 おやすみ
 山に登る。お花見日本酒。するする飲んだがちゃんと下山できた。
 エスビットを買う。あとストックも。SOTOライターも。

4 月7日金 芦沢央 九月某日の誓い 

 論理の展開が気持ちいい。
 友情と力。
 物語を裏返してさらに裏返す、「転」のお手本。
 そして、実は、実は、の構文だった。


4月6日木  新井素子 お片づけロボット

「ルンバブル」って誰が考え始めたのかな。
 家具は「ルンバブル」なものにしているから、
 デザイン性は度外視しているけど、
 いずれはそれありきでデザイン性の高いものもできるのだろう。



4月5日水  新井素子 幻臭

 ブログのように読めるし、日記のようでもあるが、確実に話を進めて読める。
 共存で利益がある分、我慢も必要なのは普遍的ではある。 



4月4日火 リチャード・マシスン 消えた少女

 この世界とつながっているけれども別の世界をどう描くのだろう?
 主人公が触れた少女の姿を見たい。




4月3日月 赤坂パトリシア 不安スポンジ

 彼女の視線は怯えたようにわたしからそらされる。

 百合で、サスペンスで、ホラーなSF。
 百合って概念が揺さぶられる。
 弱いものがさらに弱いものを狙う。
 書かないという引き際と、書くことを選ぶ個性が光っている。


4月2日日 お休み
 花見を満喫


4月1日土 ロジャー・ゼラズニィ 吸血機伝説

 安らかに錆びよ

 背景にある物語、
 行と行の間に隠されている物語。
 アウトローから生まれる物語が、次の世界、世代の機械のアウトローに繋がっていく。
 言葉がつなげている。

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