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「編集力」×「アスリート」:一流編集者から学ぶ三流プレーヤーの這い上がり方Ver.2

こんにちはサッカー選手でブロガーのよーへー です。

前回に引き続き「編集力」と「アスリート」についての記事になります。

前編では下記の動画から「編集力」が超一流や有名競技ではないプレーヤに何故大事かということを探りました。

後編ではではその「編集力」のスキルをどう上げていくか、そのための具体的にとるべき行動に筆者の経験談なども交えながら迫ります。

今回のキーポイントは「人間力」と「教養」です。

さらに記事後半ではより具体的にどう行動していくか「海外」「SNS」「勉強」の3つに注目します。

前回自己紹介で少し書きましたが、自分自身日常的に「スポーツを通じて世界を目指せ!」と言っているので若干そっち目線での意見が多くなるところはあるかもしれませんがそこも含め1つのアイデアとして楽しんでもらえたらと思います。

1.「人間力」と「教養」

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佐々木さんは動画の中で

「人脈とは人間力の関数である」

「アメリカエリートと日本エリートの違いは教養」

などど語っています。

前回記事でアスリートのプレーヤーではないところの価値の重要性、それを上げるのに大事な「編集力」という話しをしましたが、具体的にこの「人間力」と「教養」はアスリートにどう落とし込めるでしょうか。

■「人間力」の高いアスリートとは?

”人脈とは人間力の関数である”

人生を左右する上でどんな人間と関わるか「人脈」は大事だと思いますが、この「人間力」は人脈に最も影響すると言います。

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前回のクリスティアーノ・ロナウドの収入の話しのように(チームからのサラリーより広告収入が多い)、player Valueの高い選手(Jリーガーやトップアスリート)には当たり前のようの広告やスポンサーがつきます

人間力と一概にイコールとは言えませんが、その人の価値と言い換えると、トップアスリートの価値は高いというのが理由です。

ではトップではない選手が何をするべきか。

何度も言いますが、競技者以外の部分の価値の創造、あるいは共感やストーリー、信念などを売るというのも非常に効果がありそうです。

(詳しく後でも話します)

■あなたはどんな問題解決ができますか?

”アメリカエリートと日本エリートの違いは教養”

この動画の佐々木さんの著書「米国アスリートは本当に凄いのか」でこれは書かれているようですが、これからどんな人間が社会的な価値を生むのか、教養の重要性を説いていました。

「教養」について詳しくは動画内で解説されているので見て見てください。

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今回のアスリートの場合は

教養=勉強

という風に考えて良いでしょう。

普通に勉強をするのもそうですが、様々なことに興味を持つことと表現しても良いかもしれません。

前回も書きましたが、自分の好きな「スポーツ」以外にあまり興味を持っていない学生が多いように「他のことに興味を持つこと」がアスリートがまず始めに取り組むことかもしれないです。

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動画内でも編集力を鍛える上の土台として教養を挙げていますが、アスリートにもこれはスポンサーやファンを作る根底のものなので非常に重要になります

前回紹介した、「0円Jリーガー」のスポンサーをする「Ascenders」の代表の橋本さんと話した時に、「あなたはどれだけ企業の問題解決をできるか」ということも言われました。

Player Valueの高い選手がピッチ外で提供する多くは広告塔という役割ですが、広告になるほど規模の大きくない「三流プレーヤー」は企業やスポンサーと組みたいとなった時に「いかに相手の問題解決をできるか」というのも1つのアイデアでしょう。

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・勉強ができる
・語学が話せる
・文字がかける
・動画を編集できる

なんでもいいですが、どれだけ自分の引き出しを持てるか大事になってくるのではないでしょうか。

2.具体的に出ることは?

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「WHY(なぜ)」「WHAT(何)」はイメージがつかめてきましたね。

最後に「HOW(どうやって)」ということでいくつか自分自身の経験、なども加えながらシェアします。

キーワードは3つです。

・海外渡航
・SNS運用
・勉強

■海外で養うべき2つのこと

海外渡航ですが、ここで大事になってくるのは

孤独力」と「西洋と東洋の両ききになる」です

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人間力の重要性は前項で書きましたが、動画では「人間は孤独力で磨かれる」という話しをしています。

佐々木さんは「孤独力は自分1人で自分と対話できる力」と表現していて、孤独力と海外の相性は想像以上にいいです。

サッカーの場合は普通の留学などとも違い、1人で過ごす時間というのは格段に増えます。

日本であれば、いくらでもバイトのシフトを詰めたり、遊びを入れることができますがこちらではそういかないので自分と会話する時間は圧倒的に増えあなたの「孤独力」アップに貢献するはずです。

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そしてもう一つ「東洋と西洋の両ききになる」という話しですが、この動画では今後、日本・東洋に学び、それを西洋の最先端の文化と融合させアップデートさせることが大事だと話しています。

つまり、西洋と東洋の2つの文化を経験しているということは非常に価値として高いんですよね。

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もちろん日本の良さは学ぶ必要があります。しかし、外にいくと間違いなく日本の良さに気づくのでまず外に出るというのもありかなと思います。

筆者も日本を出る前と今では圧倒的に今の方が日本に興味もあるし、好きになりました。

同じように外に出たことある人であればこの感覚はわかるはずです。

また、海外で異なったバックボーンを持った人間と関わることで、常識を疑ったり、「なぜ?」という質問力を鍛えることにもつながるように思えます。

さらに自分の得意なスポーツも加わり、オリジナル性や経験の質や種類もまた他とは変わってくるので、とても効果的ですよね。

■SNSを真剣にやる

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前回書きましたが、そもそもこの編集力が必要になったのは様々な社会や階層の壁がデジタル化によって溶けてきたからです。

ここでテクノロジーの恩恵を受けないわけにはいきません。

佐々木さんはSNSを客観的に使いましょうと話しています。

筆者はSNSは主にTwitterを使っていますが実際に本気でやってみると面白いです。

「編集力とはプロデュース力」と表現され、探すつなげる見つけるが大事であると言われていますが、Twitterでもそれは擬似的にできます。

例えば、最近はフォロワーが2000人をやっと超えた筆者ですが、実はこの数週間で700人近くフォローワーが増えました。

海外のサッカー関連の動画をいくつか和訳してツイートしたのがきっかけです。(合計でいいねが1万5千くらい)

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規模感は違いますが図のように「プロデュース」に通ずるところがあるかもしれません。(これは僕以外の多くの人もやっていますが)

このようにSNSはうまく使うとかなり勉強になるというか、個人的には面白いなと思います。

あとはSNSの大事な部分で「オンライン→オフライン」の形は意識するようにするといいと思います。

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海外にいるシーズン中にSNSを頑張り、帰国時にリアルで興味ある人に会いまくるみたいなことを繰り返すと始めにも書いた「人脈」にもつながるのかなと思います。

僕自身も縁があり筑波大学で小さな講演会を行いましたが、これもわかりやすいと思います。

SNSで完結しないムーブメントの意識づけが大事ですね!

■とにかくアンテナを張りまくる

これは教養の部分でも書きましたが、「勉強」です。

本当に単純に「学ぶ」「考える」クセをつけること。

語学の学習、1人の時間が多いことを考えると海外渡航は相性が良いかもしれません。

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また「知の千本ノック」という話しもしていますが本を読み、ブログをかき、YouTubeで発信すると、意外と「知の部分は」鍛えられるかもしれません。
(*議論ができない、また強制力がないというのは課題…)

★まとめ

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今回は少し長くなりましたが、「アスリート」の次に形を考えました。

もしこれを読んでいるあなたが、スポーツ関係者、あるいは選手であれば、今からやるべきことが少し見えたかもしれません。

今回は例として海外渡航を挙げましたがこのあたりのバランスや、方法はいくらでも「編集」次第であると思います。

また前編で紹介した「0円Jリーガー」や「Jではなくてアフリカでプロデビュー」と言った選手たちも非常に参考になりますよね。

僕も自分なりに様々「編集」して頑張ります。

僕自身はこの記事を書きながら圧倒的に「教養」の部分が足りないなと思うので本読もうと思います。

あなたは何からはじめますか?

執筆活動、語学は引き続き頑張ります。

記事面白かったらぜひブログ、Twitterにも遊びに来てください!

ではまた!



ヨーロッパでの活動資金にします。あとものすごく喜びます。笑