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なんのため? (語学編)

物事を持続し、会得するには目標・目的が大切ですよね。でもそれと同じくらい、いやそれ以上に必要なのはきっかけではないでしょうか。

よく耳にする、モチベ。こどもに対してよく使われる言い回しだと「やる気スイッチ」。現在アメリカに住み、日本語で子育てをしていて、こどもが日本に住むおじいちゃんと意思疎通を不自由なく図れるようになってほしいと日本のアニメでそのスイッチ(日本語習得)を連打しています。

私の場合、英語を話したい、学びたいと思ったきっかけは、「かっこよくなりたい」でした(笑)。小さい頃におじいちゃんの会社に来ていたNZからの研修生がとてもかっこよかったのです。かっこよい人たちとはなせるようになりたい!いたって単純なきっかけです。

私の英語学習にはいつも亡き母が応援し、環境を作ってくれました。英語の塾に通わせてくれ、高校生の夏休みにはバンクーバーへの短期留学も「行って来たら」と。教育に対しては惜しみなくお金を出してくれる母でした。その母の口癖が<財産は残せないけど、教育だけはかけてやる>でした。

高3の大学進学を考えた時、当初は英文科に行こうと思っていましたが、倍率が高いという理由だけで、中国語学科を選択。入学して、クラスメイトの中国に対する意識、想いの強さを聞いていて、自分にちびまるこちゃんの顔に青すじが入った様な感覚がしたのは、今ではビミョーな思い出。。。クラスメートの熱量を聞いてからは、毎日の中国語の授業がだんだん辛いものに感じていきました。

そんな時、毎回の授業で冒頭に、語学を続ける動機が大切だよと語ってくれる教授がいらっしゃいました。H先生。(愛称ぴぐぴぐ。)

ぴぐぴぐ先生が中国語を学ぼうとしたきっかけは中華料理店で働くウェイトレスさんに一目惚れからはじまったと。毎回メニューを一つ一つ覚え、発音し、暗記して、声をかけていったと少し顔を赤らめながら、話してくださいました。聞いていた当時は、はずい(恥ずかしい)動機と小馬鹿にしていましたが、今となればそれはとても立派なやる気スイッチ(きっかけ)+目的だったと思います。

語学習得に関していえばきっかけは何でもいいと思いますが、目的をはっきりしないで、続けていくのはキツいです。

最近の英語に関しての私の大目的は美味しいレストランを教えてもらう事です。アメリカで生活していて、なかなか美味しいものに出会える機会がないのです。なので、新しく友人ができたときには必ずオススメのレストランを教えてもらう事にしています。美味しいものを食べるための情報習得には、何一つ大変さを感じません。それこそ貪欲に聞いていきます

Which restaurant would you recommend and tell me why? 
このフレーズだけは完璧に言える自信あり!(笑)。

人は好きな食べ物、レストランを語る時、必ずといっていいほど、笑顔でしかも饒舌に語ってくれます。是非みなさんもやってみてください。

もしこれから語学を習得したいと考えている人がいたら、まずなんのため?をじっくり考えてみてください。それが明確であると持続しやすいです。

また、それがあなたにとってワクワクできるものかどうか?も同時に自分に問いてみてください。そのワクワクが続くように、自分で味を(やり方)変えていくのも大事です。語学習得の先にワクワクが見えていると素敵ですね♫

Kindleで本を買います⭐そしてまた書きます⭐⭐