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やっと!保護猫の里親になれました!

我が家に2匹の猫(子猫3か月と成猫8歳)が来ます。お届けしてくれるのは再来週ですが、今から、楽しみすぎて、わくわくしています。アマゾンで2段ケージ、トイレ、爪とぎ、おもちゃ、脱走用対策グッズ等買いそろえているところです。

それにしても、実際に飼える!となるまでの道のりは本当に長かったです。
実家では犬をずっと飼っていて、はじめは犬と暮らしたいなぁ。なんておもっていたのですが、在宅ワーカーとはいえ日々の業務が忙しい我々に犬の散歩は務まるのか!?とか、我が家は二階建て(1Fがリビング、2Fが仕事部屋)で、日中のほとんどは2Fで過ごしているので、小さい犬じゃ階段を登れないよなあ。とか思いつつ。そんな葛藤の中、我々のライフスタイルに合っているペットは猫ではないか?!とたどり着くまでにも時間がかかりました。犬はペットショップで買ったのですが、保護犬保護猫の存在を知ってからは一緒に暮らすならペットショップではなく里親になりたい!と憧れ、考えていました。そこで、ネットの募集や譲渡会に行くも、条件が厳しすぎて落選する日々・・・落選どころかそもそも応募条件を満たしていないことも多々ありました。

猫に幸せになってほしいといボランティアさんの気持ちはわかりますが、とにかく条件が厳しい!!独身不可、賃貸不可、カップル不可、子供がいるも不可、猫をちゃんと育てているか不安なので数年後も突然訪問します。譲渡金に15万円、脱走対策に10万円。極め付きには、働いている会社名と年収を提示しろと!ちゃんとした会社でそれなりに働いていますが、見ず知らずの他人に社名と年収まで明かすのは抵抗があります。信用していないわけではありませんが、どこでその情報を悪用されるかわからないので。だから、私は譲渡会で、自宅でも猫を飼っているというあるボランティアさんに「脱走対策の見本がみたいので、ボランティアさんのおうちにも伺がっていいですか?」と聞いたら「それは無理です」といわれました。もうこの辺りで信用がた落ちです。こっちにはいろいろ要求するのに自分は偽名か本名かもわからない苗字のみの提示。フェアでないです。
全ての猫ボラさんがこうだとは思っていませんが、私が譲渡会で出会ったボランティアさんは総じて上から目線で、こちらへの要求ばかりで嫌になってしまいました。
このあたりから譲渡会熱も冷めてきて、金銭もそれなりに要求されるし、条件も厳しいし、上から目線で嫌だしという不信感が募り、大変な思いをするなら、お金を出してブリーダーさんから見た目等気に入った子を買おうかなとまで思い始めました。保護猫の見た目の好みなどはどの子もかわいいので、見た目の好みは伝えていなかったです。そもそもブリーダーさんから買えば口うるさく言われることもないし、話も早いのはわかっていましたからね。保護したいという気持ちもありましたが、もうお金で解決しようかという気持ちもだんだんと募ってきました。それからは、ペットのおうちというブリーダーサイトでかわいい子猫を探す毎日。あ、この子!かわいい!とおもって問い合わせたマンチカンちゃんは問い合わせた時期とぼぼ同時期に売り切れになってしまいました。うーん、なかなか猫の縁がない。もう私猫飼えないのかな?ちゃんと猫が飼えるペットOKの賃貸に引っ越して、アレルギー検査もして問題なかったのに、縁がないなあ。あきらめようかななんて思っていましたが、彼の知り合いのご家族が保護猫活動をしているという情報が彼伝いに入ってきました。(以下、保護さんと呼びます。)彼に、保護している子猫はいるか早速聞いてもらうと、生後2か月弱の子猫がいるとの事!写真を見せてもらうとかわいいいい!!!早速お宅におじゃまさせていただきました。そこで、生の子猫ちゃんと対面しましたがもうかわいい、かわいい以外の言葉が出てこないくらいかわいい。そして小さい。本当に小さい。ねこって小さいけどしなやかなんですね。その子はお母さん猫とはぐれて一匹でいたところを近所の方が通報して保健所に保護されたそうです。その子と猫じゃらしなどで小一時間ほど遊ばせてもらい、抱っこさせてもらい、保護さんに「この子に決めました」と伝えました。すると、この子以外にもいろんな猫を保護しているんですと、保護さんが保護している猫たちを見学させてくれました。人慣れしていなくて、シャー猫の子。もう里親が決まっている子猫、エイズキャリアの子、いろんな子がいました。

その中で1匹、私がケージのそばに行くと、近寄ってゴロゴロ言ってくる子がいました。私は猫の知識があまりない+猫と触れ合ったこともあまりなかったので、保護さんに「この子はゴロゴロ言っているけど、気管支とかが弱いんですか?」と聞きました。「ゴロゴロ言っているのは、気管支が悪いのではなくて、人好きだから甘えてゴロゴロ言っているんですよ」お恥ずかしながら、猫が甘える時にゴロゴロ言うのを知りませんでした・・・。その子はご高齢の飼い主さんに猫4匹で飼われていたのですが、ご高齢の方が亡くなり、保護された子だそうです。保護されたときに今は完治していますが、猫風邪を患っていたのと、今でも透明の鼻水と目ヤニが出やすいのと、8歳という年齢もあり、1年半里親を募集していたにも関わらず、貰い手がなかなか見つかっていないことのことでした。私はケージ越しに指をいれてその子と触れ合っていたのですが、その子も人好きなので、私の指に頭をこすりつけてきます。かわいくて、なんでこんな人懐っこい子に里親が見つからないんだという思いもあり、私はケージの前から動けなくなりました。「この子抱っこすることできますか?」と保護さんに聞くと「できますよ」といわれケージから出して私に抱かせてくれました。抱っこする時もずーっとゴロゴロ言いながら全体重を私に預けて甘えてくる8歳の猫ちゃん。抱っこした時のふわふわもっちり感がたまりません。ほっとくとでちゃう透明の鼻水もかわいくて、何度かティッシュで拭いてあげました。しばらくの時間抱っこさせてもらったと思います。猫は抱っこが嫌いなイメージだったのですが、全然嫌がることなくずっと抱かれてくれるので驚きました。もう離したくない!という思いまで生まれて、軽いひとめぼれ状態です(笑)その後、8歳の猫ちゃんともプレールームで遊ばせてもらい、この子の健康状態や性格などのお話を聞きました。鼻水と目やには、ほっとくと出てしまうみたいですが、投薬も特に必要ないのでしておらず、獣医さんにも健康だといわれているそうです。私が話を聞いている間も、膝に乗る?とその猫ちゃんに言うと、なんと膝に乗ってきたんです。犬みたいな子だ・・・。ああ、かわいい。私のかわいいメーターが爆発しそうでした。私のかわいいメーターは、爆発すると涙もろくなるので、一度トイレをお借りし、心落ち着かせることにしました(笑)
トイレから戻ると、保護さんから2匹一緒はどうですか?とまさかのご提案が・・・実は子猫ちゃんは私が里親にならなくても問い合わせ過多だったらしいので、子猫ちゃんをあきらめて8歳の鼻水猫ちゃんを貰うかと考えていたところだったんです。そんな中、2匹一緒にお迎えはどうですか?とのご提案が。思わず「いいんですか!?けど、子猫と成猫の組み合わせって平気ですか?」と質問すると、譲渡までにならすので大丈夫ですとのこと。なんともうれしい提案です。今まさに慣らし中で並んでご飯を食べたりしているみたいです。仲良くまではいかないけれど、同じ空間にいてそれぞれ遊んだりすることは問題ないみたいです。そんなこんなで2匹一緒に我が家に来ることが決まりました。保護さんはすごく良い方で、この方から猫を譲っていただけるご縁に感謝です。もうすぐ念願だった猫との生活が始まると思うとわくわくします。着々と猫用品も集まりだしてきました。我が家で暮らす猫ちゃんたちには快適に幸せに過ごしてほしいと思います。できたら、二匹仲良くなってくれて、1本のチュールを舐めあったり、猫団子になって寝てくれたら最高ですが、高望みはしません(笑)後は、かまいすぎて嫌われないように気を付けます(笑)初めての猫との生活。これから何年、何十年と大切にしていきたいです。

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