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【エッセイ(ミニ)】視線の先

台風4号が
沖縄本島と粟国島へ迫る中、

午後4時前までは雨もあまり降らなかったので
友人と約束していたランチに行ってきました。

食事をしながらやがて仕事の話になり、40代後半の友人は職場の
体力はあるけれどまだ勤務年数の浅い、若い世代の同僚たちを見ていて
自分の若かった頃と照らし合わせると

『当時の歳上の先輩たちが感じていたことがわかるようになった』

と話しました。

「前の日も残業で遅かったのに今朝も早く出勤して、その体力はどこから来るんだろう」

「すべてのお客さんに同じ接し方をするとトラブルになることもあるから、接し方をちょっと変えてもいいのに」

などと思いながら、年下の同僚たちにそんな視線を向けていたけど、おそらく若い頃の自分も先輩たちに同じように思わせていただろうし、いかに自分の経験不足な部分を助けられていたのか…ということがわかったと笑っていました。


歳を重ねてゆくと
体力は無くなっていきます。
体力ある若い世代を羨ましく思うけれど
年齢が大きくなってゆくたびに経験も大きくなります。

「体力」「経験」
仕事にはやっぱりどちらも必要ですよね。


そして

彼女の話を聞いていた私は
果たして今日まで
どんな視線で誰を見て
どんな視線もちゃんと受け止めることができていたのか…。振り返りたくなりました。


ランチ後の珈琲を飲みながらしばらくおしゃべりは続きました(でも台風の雨が降ってきたところで帰りました☆)。


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