【詩】あの夏のようだ
8月の終わり
商店街で
雨宿り
夕焼けが見える
スーパーから出てきたのは
日焼けした4人の小学生
手に持つアイスは
溶けそうだった
彼らの夏休みは
きっともうすぐ終わり
笑っては
アイスを食べ
そしてまた笑う
友情とか
仲間とか
意味を知るのは
きっとこれから
笑い声は
まだ響いている
雨は止みそうだ
夕焼けは
やがて見えなくなる
幼い季節は
すぐに離れてゆく
今日の空は
あの日のようだ
あの夏のようだ
☆☆ミニ作品解説とおしゃべり☆☆
夏の終わり…なんだかノスタルジックになりますね。
作品に出てくる小学生は商店街で待ち合わせしているときにリアルに見た小学生です笑。
わちゃわちゃと楽しそうにアイスを食べて、自転車で走り去ってゆきました。心地良い笑い声でした。
がしかし、
今年(2024年)の夏は暑すぎましたね。ほんとに。
この作品には著作権があります。
©︎2024松本アニー
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