【自宅再建計画開始】
後は、自宅をリフォームして復旧させるだけだ。
自宅再建の為に決めないといけないことが色々あった。
自宅マンションは、昭和63年生まれの36歳。
僕が入居した25年前も昔の建物過ぎて車椅子で住むには、バリアフリーにリフォームしないと住めなかった。
トイレが15センチ高くなっているのでトイレの高さに合わせてリフォームした。その為、家中がスロープだらけとなった。
水漏れが酷かったのがトイレからその前の廊下ということもあり、スロープの下の床も水浸しになったので床下も全部剥がし壁も壊すことから、フラットにした方が良いとアドバイスをもらった。
またその方が費用も安くなるようだ。
1月25日にPanasonicHolmesさんが病院に来てくれ打ち合わせをした。
設計士の方も同伴でリフォーム案を2つ提示された。
どれも良くできていて理想的だったが、その分お値段も高かった。
とりあえず、漏水で濡れた所を撤去して乾燥、そして消毒をしようと言う事になった。
マンションのリフォームなどをする場合、上下左右の住人に工事の承諾を貰わないといけない決まりになっている。
承諾を得るために小野寺さんと妹でマンションへ行き、住人に承諾書をお願いしに行ってもらった。
漏水の張本人宅に2人で伺ったところ、謝りもせず「工事するとうるさくなるんでしょ!上の階がリフォームした時、うるさかったのよね」と言われたそうだ。
それを聞いた妹は、ブチっときたそうだ。
「あんたが水漏れ起こさなかったら工事なんてしないわよ。」と言いたかったようだが小野寺さんがいる手前、大人しくしたと僕に話した。
マンションに戻っても、上にモラルのかけらもない人達が住んでいると思うと正直良い気分はしないと思った。
つづく
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