StopAsianHate(SAH)ストップアジアンヘイトについて

SAH（ストップアジアンヘイト）これがメジャーなメディアで報道されていない事に疑問を持ってここに書き綴る。完全な個人的見解と意見です。そして毒抜きです。

黒人とアジア人の差

BLM（ブラックライブスマター）との温度差にモヤモヤが止まらない。なぜBLMがここまで取り上げられ、SAH（ストップアジアンヘイト）が取り上げられないのか？自分自身今回の事を知ったのは以下のサッカーキングの記事からです。

https://www.soccer-king.jp/news/world/esp/20210704/1546167.html

上記を読んだ後に応援している代表、クラブの選手だっただけにショックで、憤った気持ちを整理すべくいつも通り、早速ググった。

そこで初めてSAHがある事を知り、一番上げられていたトピックがBTSの声明文それが以下である。

＜BTSの英語声明全訳＞大切な人を亡くされた方々に、心から哀悼の意を表します。私たちは悲しみと怒りを感じています。
アジア人として差別を受けた時のことが思い出されます。理由もなく罵声を浴びせられたり、容姿を馬鹿にされたこともありました。なぜアジア人が英語で話すのかと聞かれたこともありました。
そうした理由で憎しみや暴力の対象になることの辛さは、言葉にできません。私たちの経験は、この数週間に起きた出来事に比べれば取るに足らないものです。しかし、これらの経験は、私たちに無力感を与え、自尊心を削ぐのに十分でした。
今起きていることは、私たちのアジア人としてのアイデンティティと切り離すことはできません。この問題を慎重に議論し、どのようにメッセージを伝えるべきかを深く考えました。
しかし、私たちが伝えるべきことは明確です。
人種差別に反対します。暴力を強く非難します。あなたも、私も、私たちも、尊重されるべき権利を持っています。私たちは共に立ち上がります。
※ハフポスト・BTSがアジア系へのヘイトクライムに抗議の声明「共に立ち上がります」【日本語訳全文】2021/03/30 より

今や世界的アーティストと認識しているBTSがこのような声明文をあげるのは驚きだった。が、しかし思ったような反応今現在まで得られていないように思う。原因は大きく2つ（個人的見解）。まず1つにBTSがアジア圏内のアーティストであり、日本での盛り上がりと、アメリカ等の影響力を持つ主要国家で差がある事。2つにアジア人は黒人以下に扱われいる。

自分自身日本に生きていて日本のメディアを通して情報を得る事が主だが、Instagramに関しては海外のアーティストをフォローしている為、流れてくるタイムタインで海外の情勢を知ることが多い。（コメント欄や関連付けされた物で）特に昨年のBLM運動やその状況や反応は嫌でも目に入ってきた。海外セレブやアーティストは勿論だが、日本の一般の方やアーティストと幅広い方がハッシュタグを付けて投稿していたからだ。適当にボタン連打していても目に留まる。その時に人種問わず多くの方黒人奴隷解放運動などの黒人差別の歴史を学び、解釈しシェアしていた。所謂「啓蒙活動」みたいな物だ。

しかし、今回のSAHに関してアクションは殆ど無い。自分自身もサッカーというコンテンツが好きで無かったら気付かなかった程。勿論ちゃんとググったり、ハッシュタグで検索すれば関連、言及している記事やポストはあるがそれだけだ。しかもInstagramに至ってはBLMとセットでタグ付けされている。ここにも違和感を感じる。一連の違和感をなんとなく感じてはいた。実際に差別されたり、言われたことは事は無いが、アジア人は他人種に比べ劣っていると認識されていると。

日系アメリカ人アーティストのジョー井上さんの動画を観てそれは確信に変わった。憤りは怒りに変わった。

結論・アジア人は世界的に別の生き物と見做されている

BTSもBLACK PINKも一過性の流行。今現在スパイスガールズやバックストリートボーイズのようなアイドルグループがアメリカ欧米で枯渇していて、ダイバーシティ（多様性）が重視されている風潮で企業やスポンサー、メディアもイメージアップの為にそれを活用しているだけに過ぎない。その分かりやすい例としてアジア人を起用しているだけ。

そしてそれをよしとしている島国・日本とアジア。
根は深く、キリがない。個人で取捨選択し、判断行動することが求められている時代だが、簡単に人は変われない。何かしら理由を付けて逃げる。目を逸らす。自分の幸せで精一杯。知らんけどさ、俺は知りたいことを知ってやりたい様にやる。ただ、周りよりも幾らかは日本人である事を誇りに思ってるよ。発信しないことで全て否定される訳じゃないけど、なんか寂しい。この文を読んでくれた時間と優しさを少しで良いから、終わりの見えない差別に傾けて欲しい。外人に向かって緊張して、馬鹿にされるのは懲り懲りだよ。