見出し画像

知らないより知ること、今自分ができること。他人事ではないという現実。

先日、いつものようにツイッターを眺めていたら、
しだれ花火のような美しい光が街にふりそそぐ動画が回ってきたので、
なんて綺麗な花火なんだろう・・・
サプライズかフェスティバルなのかな、

なんて思って眺めていたら、
これってよくみたら、海外で降り注ぐミサイルだったみたい。

こんなに美しく降り注ぐんだ・・・

まるでジブリ映画でハウルが星の子を捕まえるときのような
神秘の映像だった。

数々の小さなしだれ花火が
夜の街の上にまんべんなくキラキラと、連続して降り注いでいた。
それはほんとうに、ただキラキラと 街の上にふりそそいでいた。

もし自分の街でこの光景を見たら、
この後何が起こるかも知らずに、呑気に外にみにいって、
降り注ぐ焼夷弾に焼かれていたのだろう。

これが日本人の平和ボケなんだろうか。
なんの疑問もなく、サプライズ花火だと思ったのだ。

この世の終わりはこんなに美しくあるのだろうか。

街中に降り注いだ光は、着弾したら街を焼き尽くすらしい。
水では消化できないものだとツイートにかいてあった。

本当はこの光景を見て、もう
わたしたちは怖いと思わなければいけないはずなのだ。

たとえ今自分がいるこの日常が、
まだなんにも恐怖のない毎日であっても

今このときにミサイルや攻撃の恐怖に包まれている街がある。

自分の中で知っている「戦争」のビジュアルは
白黒映像で、もんぺをはいていて、すごくレトロなイメージだ。

海外のニュースで身を寄せ合って泣きながら避難している人たちは
今私達と同じような服装をしている。

過去のものではない。
今、あの戦争が起こっているのだ。

これは他所の国だけの出来事ではない。

この光が、いつ自分の国にも降り注ぐかはわからない。
そこまで来ているのに、知らないふりをしている。
実感がわかないのは仕方がない。
でも実際にミサイルが日本に向けて何度も放たれている。
慣れすぎているのではないか。

他国で起こっている戦争は、日本にも
いろいろな形で影響してくるという話をあちこちで聞く。

都市伝説だと思っていたら、そうでもない。

日本にも、エネルギーの高騰による光熱費の大幅値上げ
それにともない、食品の値上げ 、さらに食糧不足
お金の価値の変動 紙の紙幣が紙くずになる事態も予想されている。
日本の水源は買い占められ、気がついたときには、
日本は他国から飲水を買わないといけないのかもしれない。

そして色んな国が戦争で動き出したら、日本は
言われるがままに兵士を出さねばならないという話を聞いた。
抵抗するすべはない。

日本がいつまた攻撃されるかもわからない。
世界中が核を持っていて、脅し合っているのに
日本は自国を守る準備をいないし、これといった防衛手段も持っていないし
他国が守ってくれるとでも思っていると思う。

もしその時が来たら、何もしないまま自分たちは
降り注ぐ火を口を開けて眺めるしかできないのだと思う。

ここまでの危険が迫ってきていながら
私たちは、いつも通り起きて仕事をし、趣味を楽しみ、
好きなものを食べて温かい布団で寝る。

毎日考えるのは、明日の予定と自分の仕事。
趣味のことやアニメのこと、推しやドラマの展開のこと。

ずっとそうやって生きてきた。

他国で戦争が始まった、
あれもこれも実は裏でつながっていることで、やがて日本にも
影響があると言われても、私達に日常はやめられないのだ。

会社にはいかないといけないし、学校も休みではない。
働いて食べていかないといかないし、税金を払わないといけない。

地震が起きたらどうしよう、津波が来たらこうしよう、
そんな備えはあっても
ミサイルが降り注いだときの備えなんて
考えたこともないし、たぶんないんじゃないかなって思ってる。
これを書いていても、現実味はない。

他国や世界に無関心なのではないけど
だからといって、自国を守るといって結託して立ち上がるという
感じでもなく、自分たちは日常を過ごしていくんだろう。

なんとなく、よそのこととしてみているしかないのだ。

心の何処かで忘れるように、気にしないように、
または全然気がついていないかのように日常を繰り返しているしか
今はないのだとおもう。

戦いは好まない。
日常を失うのは困る。

この日常を自分たちが続けていくためにできることがあるだろうか。

せめて、世界情勢をちゃんと知り、学び、気づき、備え、
できる限り選挙へ行き、間違った政治家を産まないことが
今できることかもしれない。

知り合いは、今のうちにこまめに献血をすると言っていた。
もしも輸血が足りないような事態になる前に
なにかできることをしたいと言っていた。

実際自衛隊では隊員の血液を定期で保管し始めていると聞いた。
本当はそんな風に戦う準備は始まっているらしい。

世の中の戦争がいつ突然に身近になるのかわからない。
突然ではなくて、今までずっと近づいていたのに、
自分たちがみないようにしていただけ。

ただ日常を送るだけではなく、周りをみながら知りながら
何かしらの備えを常にしておくことが少しでも役に立つのなら
防災意識をもっと高めておいても損はないかもしれない。

ちゃんとみておいた方がいい。
家族と、どうやって通信が途絶えたときにどこに集まるのか
決めておいた方がいい。

戦争ではなくても、災害が襲ってくるかもしれないし
いろいろとストックしておいてもいい。

大事な日常を送りながら、少し意識を買えてみたいと思っている。

嘘だと思わないで、警鐘を鳴らしている人達の声を聞いてみよう。
何事もなく世界が落ち着けば、それはそれでいいじゃない。

そんな事を考える、この頃でした。

知らないことが一番おそろしいかもしれない。

戦争の影響で今後くる経済危機・食糧危機・エネルギー危機
そんなことも頭に入れて、今できることを探している
そんなはんぺんいそべあげでした。

いまある日常に感謝しながら、一日も無駄にしないように
大切に生きていこうと思う。



サポートありがとうございます。サポートいただきましたら、執筆のお供のはんぺんといそべあげと丸天買ってきます!