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idobata音楽会 vol. 1 蔵にピアノがきたよ!

2022年5月29日。
ずっと肌寒い日が続いていたのですが、この日はスカッと快晴。
善き日に、「idobata音楽会」第一回が、ビリーフ・プラスの蔵にて開催されました。

idobata音楽会とは?

「idobata音楽会」は、ヴァイオリンとピアノのデュオ、かや×めぐみが企画する、1時間の小さなサロンコンサートシリーズ。
毎回10名のお客さま限定、1,500円というリーズナブルな価格で、お茶を飲みながら、良質な音楽を気軽に楽しめます。

築100年以上の蔵を、リノベした空間です。

初回は、特別に2公演。ピアノのお披露目です。

記念すべき第1回目は、蔵に新しく仲間入りした、アップライトピアノをみなさんにご紹介する回。

なんと、このピアノを寄付してくださった方がいたのです。
古いアップライトピアノだけれど、しっかりとしていて、大事に使われてきたピアノ。調整を施し、今回晴れてお披露目となりました。

できるだけたくさんの方に知っていただけるように、今回は特別に2公演。
午前11時からと午後2時からの、合計20名のお客さまにお越しいただきました。

プログラムも、ピアノを中心に据え、この小さな蔵の空間にぴったりくる美しい小品たちで構成しました。

プログラムは、このピアノの魅力が引き出されるような選曲。

サロンにピッタリのプログラム

リストの「愛の夢」
ショパンの「ノクターン」や「幻想即興曲」

といった名曲小品をピアノソロで。

ヴァイオリンとのデュオは、なにかとヴァイオリンが中心になりがちですが、今回はピアノが主導権の曲たちです。

「アヴェマリア」「亡き王女のためのパヴァーヌ」

といった、元はピアノ曲だったものの編曲版、

モーツァルトのかわいいヴァイオリンソナタは、まさにヴァイオリン伴奏付きのピアノソナタです。

アンコールは、ロンドンデリーのうた

今後のidobata音楽会は?

1時間のプログラム、1,500円という値段、10名のお客さま、というのを大事にしながら、今後も2ヶ月にいっぺんのペースで続けていきます。

演奏以外にも、お話しを楽しんでいただいたり、演奏後の交流の時間を持ったり。
来てくださるお客さまと、大事にこの音楽会を育てていきたいと思います。

演奏しながらお話しは想像以上に大変です!しかし、演奏家を知っていただく大事な時間です。

そして、この蔵に来るといい音楽が聴ける、という場になっていくさまを楽しみにしていてください♪ (文・かや)


かや
東京生まれ育ちのヴァイオリニスト&英語チューター。
今まで住んだ街は、東京、ロンドン、ブリュッセル、と、超都会っ子だが、縁あって、飯能に2021年夏から在住。意外とめちゃくちゃ楽しんでいる。

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