八方美人はつらいよ

小さな頃から、私は八方美人です。
みんなに好かれたいと思うし、誰かに嫌われることを極端に恐れていました。だから好きでもない人に、愛想を振りまいたり、平気でしていました。

そんなところが、お仕事をするときにはとってもつらいように思います。
新しいものを生み出すときは特にです。

周囲のみんなが全員大賛成することなんて、あんまりないからね。
いろんな立場の人がいるからね。
「あいつがやっていることは、無駄だ」とか厳しいことを言う人がたくさんいます。

そうなんだけど、もちろんひとりよがりになってはいけないんだけど、周りの言うことを全て本気にしてもいけないんだろうな。何にもできなくなるからね。やっとそういうことに気づき始めたよ。
だからどこかで、やはり何を言われてもやらなきゃいけない時が来るんだ。
それができるかどうかなんだ。
とってもつらいんだけど、ね。

そうして一歩踏み出した時には、自分や仲間を信じることが大事だよね。もう何を言われても、こつこつこつこつ、やっていくしかないよね。それはきっと、誰のためでもなく、自分のためなんだよ。

新しいことを始める時は、きっと孤独で不安でいっぱいだけど、批判を浴びても信じる心で、飛び込まなきゃいけないんだよな。

だから批判にびくびくしてみんなにいい顔する八方美人はもうやめようと思っています。
何かを生み出せるようにね。

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