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迷宮の街フェズで本当に迷子になりかけた話【モロッコほぼ一周旅#2|Fez】

2023年3月 モロッコほぼ一周旅 - day3


今日はいよいよ砂漠に向かって移動する。その前に、フェズを散策した日。

展望台から見たフェスの街並み

陶器工房の見学

フェズ散策、の前にタジン鍋の工房に連れて行ってもらった。

「フェズブルー」という名前の陶器が多く生産される

タジン鍋の形になるまで↓

色付けの過程も説明してもらった↓

タジン鍋作ってるところだけじゃなくて工房色々見せてもらった↓

噴水(ひっくり返す)
モザイクタイル色々

日本語が上手なスタッフさんに購買意欲をくすぐられ、小さいタジンを2つ購入。整いすぎていない手書きの模様が可愛い。一点物。

フェズ散策

モロッコの古都へ、いざ。

フェズの起源は紀元前に遡ると言われることもあるが考古学的な根拠は無く、半ば伝説として扱われている

wikipedia

旧市街は迷路みたい。細い路地の両脇にお土産やさんがずらり。密度。

なんか彫ってた
ここでもなんか彫ってた。スタンプで模様つけるんじゃなくて全部手作業なんだって
さすが陶器の街

迷子?

ちなみにモロッコ旅、ほぼネットが使えなかった。ホテルのwifiは弱いし、ローミングは気まぐれに繋がる程度。これまでスマホさえあればどこへでも行けると思っていたけれど、まさかネットが使えないとは。翻訳アプリも地図アプリも役に立たない。

そんな中で迷路みたいな旧市街に飛び込めば、そりゃ迷子にもなる。私は非常に方向音痴なのでもう友人頼み、である。

そんな中、進む方向を考えるためにちょっと立ち止まった私たちに声をかけてきた一人の男性。展望台に連れて行ってあげる、と言う。3人で50ディルハム(650円程度)だと言うし、若干時間を持て余していたので着いて行ってみる。

私たちの倍くらいはありそうな大きな歩幅でどんどん進んでいくお兄さん。

もうこうなったら来た道を戻るのは無理。

途中、タンネリ(なめし革の工場)を通る。見てみたいと思っていた、フェズの名物。しかしながら、そんなことを喜ぶ余裕は正直あまりなかった。笑

知らない土地で知らない場所に連れて行かれるというのは、結構不安になるものですね。いくら自分の意思でついて行ったとは言え。いつもどれだけインターネットに頼っていたかを思い知る。

そんなこんなで若干の不安を覚えながら、引き返すにも道がわからず、とりあえず目的地の展望台とやらまでついていく。眺めは圧巻、ではある。

写真を撮って、時間もなくなってきたのでそろそろ帰ろうとすると(案の定)最初に言われていた額の何倍もの額を請求される。たまったもんじゃない。そんなに現金持ってないと言っても引かない。自分には養わないといけない家族がいて…なんて言われたらもう。結局、3人で250ディルハム(3300円)支払う。まあいいけど、って思ってしまうあたり、いいカモだと思われているんだろうなあ。まあ楽しかったからいいけど(n回目)

メルズーカに向かう車窓から

シャウエンのタクシーは青かった。フェズには真っ赤なタクシーがたくさんでした。

NOMAD's house

羊と羊飼い

昼食にて、人生で初めてクスクスを食す。世界最小のパスタ。1キロ買って帰ってこれを再現した。美味しかった。

こちらはラクダのタジン。本当にこれはラクダなのかって疑うくらい癖がなく食べやすかった。

昼食休憩を挟んでひたすらに走り続ける。

一帯を流れる川と同じ名前のガソリンスタンド
ISUZU
サッカー少年たち
どこから来てどこへ向かうのか
手作りのトンネル
土の色変わってきた
一面に広がる天然のダム
パームツリーがどこまでも。両側には集落が
背後では夕日が輝いていた時の月
もう砂漠

メルズーカ到着

サハラ砂漠に隣接する集落。ひたすらに宿が可愛かったなあっていう思い出をずらっと。

明日は早起き。サハラ砂漠でラクダに乗って朝日を見る。


To be continued…👟

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