ビックリマークの圧
これまで、実際に「わかる!」と言ってもらったことは多くないのだけども。
ビックリマーク(!←これです)って、
圧を感じませんか?
LINEなどで友人とやり取りをしている時、語尾には大概ビックリマークがある。
絵文字ばかりだとキラキラし過ぎるし、かといって何もつけないのも味気ない気が…
という悩みを解決してくれる存在として多用されているのでは、と何となく想像している。
たしかに、とりあえずつけとくと機嫌悪くないですよ~ニュアンスも出せるし、便利だ。
便利なのだが、だ。
私はどうにもこのビックリマークが苦手である。
相手から送られるビックリマークには何となく「人びとよ、元気であれ!!」みたいな圧を感じるし(あれ、感じないですかね?)、
自分で使うとなると、普段喋るテンションと違うから違和感を感じてしまい、使用を断念することが多い。
だから私のテキストメッセージの語尾は、
…や~(伸ばし棒)が頻出することになる。
ただそればっかりでも文章に勢いが出ないし、のんびり感は出過ぎるしで、そういう時は絵文字に頼る。
分かっている。
つべこべ言わずに、ビックリマークを無難に使っちゃえばいい。
そうすればいちいちテキストメッセージを送るのに時間をかけて悩む必要なく、なんか感じの良いメッセージを送ることができる。
だが、それがなぜかできない。
私はそんなテンションで言ってない…
こんな、良い感じの距離感で人と接する出来る仕事人みたいなノリ、私の今のテンションではない…
だというのに、私はビックリマークに頼るのか…?
自分を文章で表すことを放棄するのか…?
などとつらつら考え、追い込まれたあげく、
またビックリマークを使う機会を逃すのだ。
noteなどの場では好きなように文章が書けるのだから、もう少しテキトーにテキストメッセージ作りに臨めばいいとも思うが、
そこは真面目を貫きがちなのだ。
そうして考え疲れた私は、LINEなどのオンラインコミュニケーションからまた少し距離を取るのだ…(完)。
お読みいただき、ありがとうございます。