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いざ、フィヨルドへ!

こんにちは!こんばんは!hanikuroです!

皆さん、フィヨルドはご存じでしょうか?義務教育の社会科で習うアレです。フィヨルドといえばノルウェー!今回は2年程前にフィヨルドを見るためにノルウェー旅行した話についてご紹介したいと思います。旅行記はいつも時系列で2、3回に分けていたのですが、今回はほぼフィヨルドの話で1回にまとめます!😅

さて、日本からノルウェーにはどのように行くのか。実は日本からノルウェーのどこの都市にも直行便は出ていません。どこかで乗り継ぎが必要です。今回はデンマーク・コペンハーゲンで乗り換えてノルウェー首都のオスロに向かいました。ただし、この時の私の目的地はオスロではなかったので、オスロでもう一度乗り換えが必要に…

向かった先は「スタヴァンゲル(Stavanger)」という都市です!

なぜ私がここに向かったのかというと、この旅の目的が3、4年程やりたいと思い続けていた「フィヨルドを見ること!」だったのですが、フィヨルドといっても一ヶ所ではなく、場所も様々であれば見る方法も様々。バスや列車を含む船での観覧ツアーもあれば、10日程を船の上で過ごすクルーズツアーもあります。しかも、それぞれ違う場所にあるフィヨルド。この時、それらの参考写真を見続けて私は自分が船上で水辺から崖(フィヨルド)を見上げることで満足するのか疑問を持ち始めました。すると、フィヨルドを上から見る方法があったのです!

これがいい😀!ということで調べていると、そこから近い街のスタヴァンゲルという都市が出てきたのでした。(今回見ようとしたのはリーセフィヨルド)

具体的に、フィヨルドを上から見るというのは崖の上からの眺めということです。軽い登山をすることになります。私は普段から山に登るような人ではありません。むしろ登山に誘われてもすべて断ってきた人間です(笑)。まずは防水ブレーカー、アウトドア用のリュック、スニーカー(滑り止め+中が濡れない)、靴下に手袋や滑りにくい水筒まである程度買い揃えました。

そして岩山の場所ですが、スタヴァンゲルの街の陸続きにあるわけではなく海を渡った別の陸地にあります。トンネルがあるようなのですが、せっかくなので(というよりよくわからなかった;;)船でTauまで移動することにしました。そしてスタヴァンゲルの船の乗り場を調べて、私はその付近にあるホテル(このためにあるのではないかという立地)に泊まることにしました。

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※黄色がトンネル/青い点線がフェリー(Stavanger→Tau)


登山に行く日のスケジュールとしては、

ホテル発(徒歩)→フェリー→バス→登山→バス→フェリー→(徒歩)ホテル着

フェリーとバスは日本にいるときに事前にチケットを購入してから行きました。できることは事前に済ませておくようにしています!


そして、フェリーを降りてバスに乗り向かった先は

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プレケストーレン!(Pulpit Rock)

最初は緩やかできれいに整備された石段なのです。

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途中で霞がかった清々しい景色☺️

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が、しかし!歩き進めると前半のようななだらかな階段ではなく徐々に岩山の感じになり、階段が私の脚には微妙に高く、登ることに集中しておりました(^^; 

よって、途中の写真はありません💦

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いつまでも上ったり下ったりを繰り返します。

階段のような石段ではなく、"ここから先はどうやって行くの??道が無いよ??"というような完全にただの大きな石(岩?)を越えなければならない箇所もあります。小柄な年配の方は登山慣れしていなければ難しいかもしれませんね。。

目的地に近づくとなだらかな上り坂になります。

ただ、この時点で私はなかなかへばっていました(笑)

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そして登りはじめて約1時間45分後、

見えたのがこちらです!✨

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きれいー✨✨美しいですね☺️

少し進むと足元にこんな隙間も……(怖い…

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そして有名な崖も!!

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人間と自然の大きさの対比がはっきりとわかります。


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まるで合成写真のようですが(笑)、崖とフィヨルドの両方を一枚に納められました!因みに、この写真を撮るのに微妙な岩の出っ張りに登って腰かけているのですが、体力はヘロヘロなのに、岩の幅がやっと一人座れるくらいなので踏み外すと危ないです。

崖まで登ってやっと一息つけると思い、その辺に場所を取って持ってきたサンド(ホテルの朝食バイキングで自作しました🥪笑)を食べ、持ってきた紅茶を飲んで風に当たっていましたが、日差しが強い!(笑)

登山では重要な"天候"ですがめちゃくちゃ晴れ!サングラスは必要でした☀️ただ、いくら晴れていてもさすが山です。日陰との温度差が激しく、汗だくになった体が日陰に入ると冷たくなってしまいます。朝出発して夕方前までにホテルに戻るスケジュールだったので日が暮れて寒くなることはありませんでしたが、朝フェリーの上ではめちゃくちゃ寒くてフリースとダウンベストにニット帽やら手袋まではめている状態だったのに、同じ日にこんなに汗だくになるとは思っていませんでした…(笑)

山(崖?)を降りてから、私はユ○クロの半袖エア○ズム一枚だけの状態で、それ以外の上の服を全部脱いで日に当てて乾かしていました(笑)それくらい汗でびしょびしょになったのです。(降りてすぐ、あまりの暑さに水とアイスキャンディーを買いました😅)

注意点といえば、私は登るだけでヘトヘトになっていたので帰り(下り)は体は動くのですが思ったように力が入らず、段差が大きい石段は気をつけて歩きました。"これくらいイケる!"と思っても着地と同時に膝から崩れることがあるのでご注意を!! これは欧米の人に対する私の体格(特別小柄なわけではありません)と普段運動していないことが原因と考えられますが、自分の認識と体が一致してないこともあると思いますので注意が必要です(※個人の感想です)。普段から動いてそうな欧米の方は犬をつれて一緒に登っている人が何人もいました🐕← 

半分以上の方はストックを使っていなかったと思います。また、年配の方も中にはいましたし、通常1時間半~2時間で登りきれるらしいので(実際私もそれくらいの時間)超難関なものではありません。体格が良く、歩幅の大きい方は楽々登れるかもしれませんね😁


私は普段、登山もしなければハイキングもしていません。天候がどれ程の影響をもたらすかも経験していません。今回、ほぼ初めての登山で天気がよかったのは運が良かったのだと思います。そして天候がよかったこともあって無事に楽しく(かなり疲れたけど;;)登山を終えられたのだと思います。おかげで写真も綺麗に撮れました!😊

旅行はフィヨルドを見ることがメインの目的でしたが、スタヴァンゲルは他にもいくつか見るところがあったので、下に写真で簡単にご紹介したいと思います(^^)

[ 旧市街 ]

日本には無い眺めですね。この辺りは景観のためにほとんど白い家のようで地価も高いらしいです。

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[ Sverd i fjell ]←読み方わかりません(笑)

この賢者しか引き抜けなさそうな剣が三本!! 何これカッコいい!と思って見に行きました(笑)実際大きくて、周辺の芝生の上はおそらく地元の人たちがゆっくり寛いでいて、小さい子供達は生まれたままの姿で湖(?)に入れられていました(笑) ※暑い日だったので(^^;

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特に観光スポットではありませんが、街を歩いているとそこかしこの壁がこのような状態に…。素敵な絵がたくさんありました😊

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港町なのですぐそこが海です。


本当は石油博物館もあって、とても興味深い場所だったのですが、博物館の中の写真を掲載していいのかわからないので場所のみをお知らせします!(自分で行ってね笑)


正直、物価はものすごく高い国で、さらにお土産になりそうなものが余り無いのですが(ノルディックセーターなどは可愛いですがお高めです)、唯一私がすごく気に入ったのはフレイヤ(Freia)というチョコレートです。これのナッツが入ったものがすごく美味しかったです!チョコレートは小さいものがたくさん入った箱と板チョコがあるのですが、大きいですが絶対板チョコの方がいいです!オススメ!!(笑) チョコ好きの方は是非お試しください👍(私はチョコ大好き🥰)

そしてついでですが、歯ブラシは持ち手が可愛いのと毛先(ヘッド)が無駄にデカいので面白半分でお土産にできるかもしれません(笑) 

今回の旅行の感想としては、自然が大きすぎて今回だけでは全然足りない!もちろん楽しかったのですが、もっと色んな自然に触れたいなと思いました(^^) ノルウェー自体に関しては、合理主義なイメージで無駄なものが余り無い印象を受けました。でもそういう生活から産み出される大切なものもあると思います。アジアとも違うしヨーロッパでも国によってこんなにも抱く印象が違うんだなー、と…不思議ですね!

私が行ったことのある場所のなかで一番遠い場所がこのスタヴァンゲルだったので、もしまたノルウェーに行く機会があれば、次はオーロラの見えるトロムソ(トロムセですかね?)や、ロフォーテン諸島などにも行ってみたいなと思いました😁皆さんが今まで旅した国や都市のなかで一番遠い場所はどこでしょう。気になります!!


では、今日はこの辺で。

読みにくかったかもしれませんが、読んでいただきありがとうございました💕







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