ねむい（救い）

約束の時間の、1時間半くらい前にスタバに着いて
今日分のnoteを書いてしまおうと思ったのだけれど、撃沈してしまった。

「言いたい」と「伝えたい」は全く異なる作業で
伝えるために、どれだけ「言いたい」を削れるか。
今日は、書いた半分を消した。
伝えたいときには、それなりの準備が必要だということを学んだけれど、準備しようと思うと面倒で後手になるのはわかっているので、また勢いで書き始めるのだと思う。

むかしは、「準備のできないわたしはダメなヤツだ…」と思い、いちいちきちんと落ち込んだりしていたのだけれど、
最近は「それでも書き始めるわたしを褒めよう」というか、そんなに丁寧にダメなところ数えなくてもいいか。と思えるようになった。
ダメなことを数えて、ひとつずつ涙にして夜空に浮かべて、幾つもの星座を描いてきたけれど、特に救われなかった。

救いというのは、いつもわたしの外にある。
おとなになって、自分の機嫌をある程度コントロールすることは覚えたけれど、救いというのはまた違う。

今日、友達はプレゼントを持って現れた。
とても嬉しいもの（わたしが好きだと知っていてくれたもの）で、によによと嬉しくなる。
ポケモンGOをやりながらポケモンセンターに行って、スターバックスにたどり着いた。
好きなこと尽くし

会うのは久し振りだったので近況を聞いて、話して、あとはずっと「うまい」って言ってた。
スタバのピザトーストと、パウンドケーキが美味すぎる。
ぽつりぽつりと「言いたいだけ」をお互いに吐き出して、後半のわたしは「ねむい」って言ってた。

思い返すと最低だなとは思うのだけれど、おなかいっぱいになって、君の声を聞いて、いくつか言葉を交わして、妙に安心した。
悩みの尽きない人生だとしても、わたしの未来は明るいと思えた。

それが救いというやつで
やっぱりひとりでスターバックスに行っても得られない穏やかさで
頑張るぞ、というよりも、まあいいか。と思える。
今日も良い日だった、と思える。
「おうちを出てここまで来てえらかったね」と言われて、良い気分だった。
また、そのようにわたしのことを褒めて欲しい。