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次のおしゃべりを用意して、待っています。(note連続更新140日に宛てて)
最近、友達と連絡を取る機会が増えた。
会ってお茶をしたり、
一緒にどうぶつの森をやったり
手紙を書いたりしている。
「note、ときどき読んでるよ」
多くの友達が、そんなふうに言ってくれた。
*
noteの連続更新をして、140日を越えたところになる。
「無職のあいだは、毎日更新を頑張ろう」と決めた。
何があっても、なくても
きっとその先で、”何か”を見つけられるだろう。
もし、見つけられなかったら、そのときに考えたら良い。
そんなふうに思っていたし、
いまも、そんなふうに思っている。
アクセス数を気にしたり、書くことがないと思ったり、
うまく書けるときも、そうじゃないときもある。
いったいいつまで無職を貫くだろうと不安になるときもある。
「あ、そういえば働いていたときも不安だったなあ」と思い出したりもする。
いまでも、毎日いろんなことを思う。
そのかけらを、少しずつ、言葉にしている。
*
毎日続ければ、”どこか”にたどり着けるような気がしていた。
*
それは、「バンドを続けていれば、いつかメジャーデビューができる」みたいな妄想と似ている。
実際に一部の人は、メジャーデビューをするのだろうけど、しない人のほうが多い。
わたしも、そのひとりだった。
メジャーデビューに向けて頑張ったときもあったし、
やっぱり、それが大切ではない、と思っていた時期もあった。
そうして、たどり着くであろう”どこか”を目指して、足掻いていた。
*
140日間、いろんなことがあった。
書くことがしんどい、と思う日も多かったけど
それ以上に、たくさんの出会いがあり、
押していただいたハートマークに、後押しされた。
細分化すれば、どこかにたどり着いたのかもしれない。
それは、ポケモンでいうところの「新しい技を覚えた」みたいな感覚で、
ピカチュウがライチュウに、ヒトカゲがリザードンに進化するような、
圧倒的な”どこか”と呼べる場所では、ないような気がしている。
そしてその”圧倒的などこか”は、自分で設定するべきだった、と思う。
メジャーデビュー、みたいに。
そういうのを設定しないで、「いつか、なにか」と思っていても、それは「いつか宝くじが当たりますように」って言っているのと、同じだった。
本当に当たればいいのだけれど。
*
それでも、と思う。
それでも、「たまに読んでるよ」と、友達に言ってもらえて
あなたの日常に、少しだけまぎれこんで
わたしのおしゃべりを聞いて、ちょっとだけでも心が軽くなったのならば
それでいい。
それが、いいのだと思う。
全部読めない、でいい。
あなたが次に、わたしのnoteを訪れたときに、
わたしは次のおしゃべりを、用意しておく。
読みたいものを、いくつか読んでくれたら良い。
今日はたくさん読みたいな、という日は、490記事あるからさかのぼって欲しい
190記事くらいはピアノだし、あんまり古い記事は読まれると恥ずかしいけど
自分で読み返して、リライトしたり消したりするまでは、しばらく置いておくよ。
*
元気だよ。
わたし、元気だよ。
手紙に書くように、元気だと言うよ。
あなたと同じように、悩むこともある。
このままでいいのかな、と思ったりする。
無職なので、日々の忙しさに忙殺されることはないけれど
ふっ、と足元が暗くなるような錯覚に、陥ることがある。
それでも、
日々のささいな出来事に彩りを添えて、あなたに話す。
案外、日々は悪くないもんだ、と伝える。
クッキーを一枚かじるだけで、
ジュースを一本おごってもらえるだけで、
あなたに手紙を書くだけで
ささやかなそれだけで、
わたしの暮らしは、ゆたかになる。
*
臆病なわたしは、”どこか”をまだ設定していない。
まだ、ふわふわとただよっている。
それでも、
まだしばらく、このおしゃべりを続けていきたい。
わたしとあなたと、
心と身体の安寧を、願いながら。
この手紙が届いたことを知らせてくれて、ありがとう。
きっと、届いているんだって。
わたしどこかで、勝手に信じていたよ。
前向きなやつでしょう? 笑っちゃうよね。
また一緒に、笑おうね。
【photo】 amano yasuhiro(Twitter・note)
【model】わたし(げんきです)
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