砂時計が落ちるまで

以前公開した「３分間やる気スイッチ」動画の新作を公開しました。

今回動画に使用した曲は、9月のピアノ日記まとめ（１）の追加トラックになります。

ピアノ日記まとめの編集は、ピアノに併せて写真を並べていく単純作業なんですが
並べ終わったあとに、合計の分数を見て、追加トラックを入れるかどうか決めています。

今回は並べ終わった時点で、17分。
15分、というには少し長いから、もう1曲弾くことにしました。

でも、わたしがいつも通りの感じで弾いたら、1分半前後で曲が終わっちゃう。
それだとちょっと寂しいよなあ、と思って、
すごく久し振りに、砂時計を出動させました。

もともと「ピアノ日記」は、「砂時計が落ちるまでの短いあいだ、ピアノに向かおう」というコンセプトで始めました。
本当に、ピアノの上に、砂時計を置いて。
そのあいだ、ピアノと戯れる。
そういう時間でした。

やってみたら3分は長かったので、いまでは砂時計は置かず、”適当”に弾くと、だいたい1分半くらいになるので、それを採用しています。

今日の動画でご紹介したのは、本当に3分間の「砂時計が落ちるまで」

かつて「長い」と思ったのは、「演奏するのが長いから」ではなくて
「3分間、聞いてもらうには長い」という判断でした。

最近はずっとメトロノームに合わせてピアノを弾いていましたが、今日はそれもオフ。
3分間、本当にこうふくな、ピアノとの旅でした。

途中、1箇所だけ音を間違えてしまったので修正しましたが
それ以外は、本当に一発録りです。
好きに弾いて、と言われたときのわたし。

半年ほど、毎日ピアノを弾いてきました。
途中でちょっと、音楽の勉強をしたりしましたが、面倒でやめてしまいました…

半年前と、特に知識量も変わらず、情熱はゆらめき、どこへ向かうかもわからない旅で、苦しいこともありますが
わたしなりに、音の世界を愛してここまでこれた、かな。
今日のピアノには、そういう音がしていて、そんな気がして嬉しいです。

丸裸の音が、
少しでも、やさしく届けば幸いです。

また、旅の途中のどこかで
あなたとわたしのチャンネルが合ったときに
お会いできたら嬉しいです。ご自愛くださいませ。

2020.1011　まつなが

（追伸）
久し振りに、TripGirrrrl氏の写真をお借りしました。
遠くへ、連れて行ってくれてありがとう。

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