見出し画像

理想の半分

おそるおそる確定ボタンを押した、22時30分。
フライヤーの入稿完了。

人生で初めて、ひと様のフライヤーデータを入稿した。

むかしはね~~~フライヤーを作るのって、イラレフォトショを持っている人の専売特許で
特に、印刷会社への入稿は、ノーウェポン+ノー知識では難しくて
一応、docで入稿できるっていう技もあったんだけど、わたしmacでdoc積んでない。
アプリでSNS拡散用のフライヤーを作ることはできたんだけど(当時は有料のやつ買った)、印刷には耐えられなくて

フライヤーを作るときには、ウェポンと知識を持っている友だちに頭を下げて、印刷会社からデータの修正を言われても、わたしには意味がわからなくて
間に入って、双方に申し訳ない気持ちで入稿する……っていうのが、10年前の話なんだけど

2023年に挑戦したこと(2022年のときには持っていないもの)を数えたりしたんだけど、「canvaを触るようになった」っていうのが大きい。

▼2023年に挑戦したこと(再掲)

1.ピアノ日記の毎日更新を辞める
2.折本名刺を始める
3.メンバーシップを始める
4.感想文を書きまくる
5.プレゼント企画をやる
6.タロットを始める
7.勉強会(オフ会)の企画
8.インタビューをしてみる
9.フライヤーを作る

最初は、自分のイベントのフライヤー作って
当日に拡大印刷してもらったら、「えっこんなきれいに印刷できるの?」って気が付いて
noteのサムネも、「文字入れたいな~」ってときはcanva使って解決だし
canvaのデータを指定のフォーマットで書き出せば、印刷会社にそのまま入稿できるっていうのも知った。

すごいな~~~canvaさま、ありがとう。
そして、印刷とか制作とか、ちょっとずつ挑戦してくれてありがとう2023年のわたし。
本当にスモール過ぎるステップを繰り返し、あとになってから「こーすりゃよかった」って何度も気付いていたら
ひと様のフライヤーも入稿できるようになりました。

これも結局、届いたフライヤーを見たら、もっとこうすりゃよかったとか、これやっちゃいけなかったのか、とか学んでゆくんだろうね。
トライ&エラーが楽しい分野でした。

よーし、これで今日締め切りの入稿が終わった!!
ほかにも溜めてる諸々はあるけれど必須ではないし、隙間を縫うように少しずつ進めればいいや。今日のわたしは自由だ!!
と思ったけれど、今日のエッセイ書いてないことに気が付いて

なぜだか、スガシカオを聴いている。

Progress、定期的に聞いちゃうんだよなァ。
悔しいけど名曲。

ずっと探していた 理想の自分って
もうちょっとカッコよかったけれど
ぼくが歩いてきた 日々と道のりを
ほんとは”ジブン”っていうらしい

スガシカオ ”Progress”

ほんとはさ、12月中にいろいろ片付いている予定でさ
ほんとはさ、書きかけの記事を今日こそ公開する予定でさ
ほんとはさ、日中に「眠い」なんて言ってるバアイじゃなくてさ
ご自愛と気力の隙間を縫うように生きたいけれど
先々の自分を思うと、休むのもやっぱり仕事だな~~~って思えるようになって。
ヤマイは確かにあって、この身体で生きていかなきゃいけないわけだから。
好きなことができないことも、休んだら治ると限らないということも、恐怖でしかないけれど。

ああ、人生って恐怖ばっかりで、どっちにいってもどこにいても、結局ナニかに怯えてて
アタシってばホントにまぬけすぎちゃうワ……
で、「こんなはずじゃなかった」と思うとき、思い出しちゃうわけ。
いっつも、理想の半分以下しか稼働してないダメダメなわたしが、ほんとに”ジブン”なわけで
Progress。
もう、わたしのまぬけさとセンチメンタルの日々は、スガシカオが歌ってくれてるからさァ……10年以上前に

そしてこれが、「あの頃のミライ」だと思うと、なおさら泣ける。
おとなになると、「なおさら泣ける」と「うっかり笑う」が混同しがちで、それはそれでいいような気がしている。
泣いてるはずだったのに、なんか笑える。

「まあいいや」とか、
「とりあえず」っていうのが、2024年のわたしに根差し続けますように。

わたしが泣いてたら、君がProgressを歌ってくれ。
あ、”Thank You”でもいいや。
スガシカオなら、なんでもいいかもしれない




▼”Thank You”の話

▼スガシカオの話(まとめマガジン)

▼canvaと印刷の話

▼おもしろいことが、やりたいことになりました

▼内緒話、思考の整理、現在進行形のわたしはここに
今年は、家族が増えたらいいなって思ってます。



この記事が参加している募集

仕事について話そう

スタバに行きます。500円以上のサポートで、ご希望の方には郵便でお手紙のお届けも◎