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2020_0905_百年後には、誰もいない

松永紋華
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光を見つめる

あなたの背中と、
あなたの見ている光を、見つめている

どれだけ目線を合わせても
ぼくたちが見ている光の色は
いつも、少しだけ異なってゆく

それでも、見つめようとした
見届けようとした
その、細い肩ごと
受け止めようとした

百年後には、誰もいなくなっても

足早にめぐる、季節の中で
幾度となく生まれ、消える
またたきの中で

この一瞬の光だけは、
どこかに、

どこかに、
残せればいいのに



【photo】 amano yasuhiro
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