2020_0905_百年後には、誰もいない
松永紋華
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光を見つめる
あなたの背中と、
あなたの見ている光を、見つめている
どれだけ目線を合わせても
ぼくたちが見ている光の色は
いつも、少しだけ異なってゆく
それでも、見つめようとした
見届けようとした
その、細い肩ごと
受け止めようとした
百年後には、誰もいなくなっても
足早にめぐる、季節の中で
幾度となく生まれ、消える
またたきの中で
この一瞬の光だけは、
どこかに、
どこかに、
残せればいいのに
【photo】 amano yasuhiro
https://note.com/hiro_pic09
https://twitter.com/hiro_57p
【model】 ハルナ
https://twitter.com/haru__bass_
あなたの背中と、
あなたの見ている光を、見つめている
どれだけ目線を合わせても
ぼくたちが見ている光の色は
いつも、少しだけ異なってゆく
それでも、見つめようとした
見届けようとした
その、細い肩ごと
受け止めようとした
百年後には、誰もいなくなっても
足早にめぐる、季節の中で
幾度となく生まれ、消える
またたきの中で
この一瞬の光だけは、
どこかに、
どこかに、
残せればいいのに
【photo】 amano yasuhiro
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