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「ネガティブ」なプレゼンの3つの効果

ぼくたちに備わっている「ネガティブ感情」は、ぼくたちが生き抜く上でとても大切な役割を果たしてきました。

しかし、多くの人が「ネガティブにはなりなたくない。」と思うでしょう。

しかし、ネガティブの質のわるいところは、「避けようと思えば思うほどネガティブに囚われてしまう」ということ。

むしろ、ネガティブを受け入れて仲良くなることで、ネガティブ感情の恩恵を受けることさえできるのです。

そう、「ネガティブ」は使い方次第で強みになるのです!

ということで、本記事では、「ネガティブの使い方」をさくっとまとめました。

ぜひとも、読んでみてくださいね。


▼「ネガティブ」を強調することの効果とは

本記事では、「プレゼン」場面を想定して「ネガティブのメリット」をみていきましょう。

ちなみに、全てのプレゼンで使えるわけではありませんよ。

当たり前ですが、内容や状況によってプレゼンのスタイルも変わってきます。

もちろん、「強気でガンガン」プレゼンした方がよい場合もあるでしょう。しかし、そのような前向きプレゼンが効果的な状況は、「相手がこちらのプロジェクトに興味をもっている場合に限定される場合に限られる」と言われています。

プレゼンのスタート地点で、こちらの発表内容に無関心であれば、スルーされるかむしろ欠点を指摘することに相手の思考はフル回転する可能性大ということ。

だからこそ、敢えて「ネガティブをアピールする」という方法が功を奏す可能性があるのです。

▼「ネガティブ」強調プレゼンの意外な効果3選

1⃣相手の警戒心を和らげる

人間は「説得されている」と思うと、理由もなく反発してしまうもの。

興味のない商品に対して相手が「すごくいいんですよ!」と言ってきたとしても「いやいやいや…」と思ってしまいますよね。

だからこそ、早々に「弱点」を認めてしまいましょう。

すると、相手には「敵ではない」という印象を与えるどころか、「親しみやすさ」や「信頼感」さえも抱かせる場合があるのです。

まずは、「話を聴いてみようか。」と思ってもらえなかったら、自分が伝えたい内容がどれだけ優れていても揚げ足を取られて終わり…なんてことになってしまいますからね。

だからこそ、マウントを取りに行くよりも、弱点を認めて下からゆっくり登っていくようなスタイルの方がよいのです。

2⃣賢い印象を与えられる

弱点を伝えることの意外なメリットは、「頭がよく見識があるように見られる」ことが心理学者のテレサ・アマビールさんの実験で確認されています。

これはプレゼンだけではありません。

「質問力」なんて言葉も話題になりましたが、話合いの中で、質問をしたり課題を見抜いたりする力は、「相手に強い印象を与えるコツ」なのです。

逆に、「いいね!いいね!」と肯定的な考えばかりの人は、「世間知らずの楽天家」という印象になるとか。

もちろん、状況や関係性にもよるでしょう。

プロジェクトによっては、「話し合っているよりも1回やってみましょうか。」とした方が得るものが大きい場合もあり。

ただ、自分のプレゼンに対して「課題は分かっているのです」としっかりと把握して分析しているのであれば、その内容は相手にとって「解決できそうなのではないか...」とすら印象づける。

それが、第3のメリットにもつながります。

3⃣「ちょっといいかも!」と思わせられる

弱点を先に認めてしっかりと伝えることによって、おもしろい逆転現象が見られる場合があります。

それは、「先に認められてしまったが故、弱点が見つけられない」という状態。

すると不思議なことに、

「弱点が思いつかない=いいアイデアかも...」

と思考が促されてしまうのです。

結果的にプレゼン内容から「いいこと探し」が生まれて好意的な結果となるなんてゴールに着地するかもしれないのです。

▼まとめ

本記事では、「ネガティブを認めることが強みになる!」という内容をまとめました。

ぼくの個人的な経験で恐縮ですが、ぼくは「不登校」という経験を大学受験、そして教員採用試験でも面接で使いました。

自ら打ち明けることで、面接官の方々の興味を引き、自分の得意なパターンいへもっていくことができたのです。

全ての状況で使えるとは限りませんが、もしも「ネガティブな現実」があるのなら、そのネガティブをしっかりと認め、ネガティブについて語れるようにしっかりと準備しておくことが、むしろ「こいつ、考えてんじゃん。」という好印象につながる可能背もあるのでしょう。

ぜひぜひ、ネガティブから目を逸らすのではなく、使いこなす方向でも考えてみてくださいね



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