授業のスタートは、全員参加できる工夫を。
今週から給食が開始され、午後まで授業がもどってきたJUNです!
当たり前ですが、6時間授業ということは、授業を6コマ入れないといけないというわけで、なかなか選択肢に迷いますよね。
現在、国語が総合と合体しているので、きっと「本日、1日国語!」と宣言しても、子どもたちから歓迎されるくらいの勢いがあります。しかし、そんなことも言ってられないので、他教科も入れ込むのですが、1日を通して子どもたちを楽しませることは難しいのが現状です。
そこら辺に何かしらのアイデアが思いついたらまた記事化させていただくとして、本日は授業のスタート時に意識したいことを書こうと思います。
▶授業前の気持ちを整える。
みなさんはどのように授業をスタートしますか?
日直に挨拶をさせる、させないから、号令のバリエーションまで多種多様だと思います。もちろん、それぞれが子どもたちと共に決めれは良いことなので正解はないですが、授業に向かう気持ちは整えたいものです。
その根拠として、
「人間には、『頑張った』という意識がある物事ほど、満足感を抱く。」
という特性があります。
この原則を学習に生かすには、
「子どもたちをどれだけ授業に参加させるか。」
が鍵となるのです。
考えてみれば、ずっと黙って話を聞いている講義よりも、一言発言した講義の方が集中力も参加意欲も高まりますよね? だからこそ、授業のスタート時に、多くの子どもたちを巻き込んでスタートする工夫が必要なのです。
▶子どもたちを参加させる工夫とは。
何事もそうですが、盛り上がるストーリーは、徐々に加速していくものです。最初は、レベル0からゆったり始まり、徐々にテンポとレベルが上がっていくものです。
では、授業における0レベルとは何なのか。それは、間違いなく、
「前回の復習!」
でしょう!
既に答えが明らかとなっている訳ですから、参加していた全員が答えを知っているはずです。
そこで、授業のスタートは、復習から入ることで子どもたちの参加を促し、多くの子どもの意識を授業へ向けることができるのです!
では、どのように復習するかですが、あまり仰々しくする必要はありません。一問一答でも、◯×クイズでもいいでしょう。時間を消費することなく、「授業開始宣言」として合図になるような活動を取り入れることで、子どもたちの意識を整えていきましょう。
▶まとめ。
本記事では、「授業のスタート時に、子どもの意識を整えよう!」という話題をまとめました。何事もスタートが肝心です。気持ちが揃っていない導入部分だからこそ、これから始まる授業の世界へいざなってあげる一工夫が必要なのです!
意識的に活躍場面を設定し、少しでも学習の世界の住人となれるよう手立てを打ち、学習効果を高めましょう!
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