「信じる者」が救われる
なんだかんだで「失敗」をテーマにした記事を9本ほど書きました。
ここに書いた内容を子どもたちに伝わるようコンテンツ化していこうと思うのですが、なかなか作業は進んでおりません。
不思議なもので、そんなもやもやを抱えながら生活していると、「失敗」というテーマに関する情報が自然と目につくようになります。
最近、「#脳は世界をどう見ているのか」という本を読んでいたのですが、その中に書かれていたことが非常に興味深いのです。
詳しくは、後々まとめていくとして、その内容から受けた印象は、
「『信じられるものがある』という安心感って偉大だな!」
ということ。
長く短い人生、生きていると「いいこと」だけでなく「望んでいないこと」だって起きるのが当たり前。
しかし、その「当たり前」も、「自分の心の状態」によって受ける影響は大小様々でしょう。
要するに「何とかなる」と心から思えている人であれば、他者から見て非常にピンチな状態も、軽やかに乗り切るかもしれない。
逆に、「何ともならない」と心から思っている人は、他者から見て大したことないよね~という小さなピンチでも大ダメージを受けるかもしれない。
そして、最大級に強いのは、「何とかなる」と思えている状態にプラスして、「頼れる人がいる」という状態なのでしょう。
前段をだらだらを書きすぎてしましましたが、次章で深掘りしていきたいと思います。
▼信じる者が救われる
突然ですが、みなさんは「目玉焼き」に何をトッピングしますか?
塩・こしょう、醤油などなど、好みは様々でしょう。
ずっと昔に同僚とそんな話で盛り上がり、「絶対に塩・こしょうだ!」とか「いやいや、醤油です!!」みたいな論争に。
話し合いは平行線のまま、ある先輩に託されたのです。
「先輩は、目玉焼きに何をつけますか?」と信じられないほどの勢いで聞いたのですが、その答えは…
「えっ、ケチャップだけど?」
という信じられないものでした。
何の話?と思われた方もいらっしゃると思うのですが、これは「信じる者」の話でございます。
ぼくたちは、「自分の見てきた世界観が絶対!」と簡単に思い込む。
「目玉焼きは、塩・こしょうで食べるのが普通!」と信じて疑わず、広い世界に出てみると「絶対に醤油だ!」と言い切る人種と出会う。
そのような「出会い」によって、ぼくたちの世界観は広がっていくのです。
と、話を終わりにしたいところですが、そんなきれいな結末は迎えられません。
目玉焼きはこの際どうでもいいのです。
#目玉焼きがかわいそう
見逃してはいけないのは、ぼくたちが「心の底から信じていること」が矛盾だらけだということ。
いろんなことが矛盾に満ちているのですが、「お金」なんてのは分かりやすいかもしれません。
「大切なのはお金じゃないから…」
という価値観は結構聞かれますよね。
「大切なものはお金では買えない…」
というのもよく聞く。
しかし、
「お金があったほうがいざ!というときの選択肢が広がる」
というのは事実だし、
「お金がないから諦めないといけない夢もある」
というのも真実でしょう。
両極端な価値観を取り上げましたが、このように相反した価値感をもった人が討論をすると、きっと決着は尽きません。
なぜなら、それぞれがそれぞれの価値観を「よし!」としているから。
そして、その「よしとする価値観」を信じることができる人は、総じて幸せなんだと思うのです。
残念なのは、「自分が信じる価値観」と「理想ではない現実」に挟まれ、信じたいものが信じられなくなった状態。
「学校」という場所は、本当に多様な価値観が集まります。
大人も子どもも、自分の価値観を主張し、ぶつかり合い、ときに傷つきながら成長していくのですが、まず間違いないのは、
「他者からの評価を気にすることなく『やりたいからやっている!』という信念で行動している人が最強である」
ということ。
彼らの中には、「自分」という最後まで裏切ることのない絶対的な存在。
信じきることができる自分がいるのです。
YouTuberしかり、社会に影響を与えるような大きな成果を残すために必要な資質というか性格として「ナルシスト」というものがあります。
もちろん、ナルシストは、関わらない方がよい「ダークパーソナリティ」に1つとして知られていますが、本人は自分をナルシストだと思っていない可能性が高いですからね。
「自分を信じて思うがまま行動していたらいつの間にかこんなところまで来ていました」と平気で答えてくれるでしょう。
なにも「ナルシストになろうよ!」というお誘いではありまん。
しかし、「自分を信じきった人の勝ち!」というルールは、この人生ゲームにおいてそれほど間違っていないと思うのです。
ぜひとも、「自分」というキャラを存分に発揮できる「環境」を選択し、こつこつと実績を積み重ねて、自分のために自信をつけていこうではありませんか!!
▼まとめ
本記事では、「最終的に信じるべきは自分自身だよ!!」という内容を書きました。
そうはいっても、他人の評価を気にしたり、他人と比較して凹んだりしてしまいますよね。
巷では、「自尊心とか自己肯定感を高めよう!」と言われますが、いつも通りに生きていて自然と獲得できている人は、そもそも低自己評価にはならないはず。
「自尊人」とか「自己肯定感」の裏側には、必ず「チャレンジ」がセットであるのです。
「チャレンジしたから成果が出る」
「成果が出るから『自分っていいよね!』と思える」
という順番。
ぜひとも、毎日1歩ずつ、歩みを進めていきましょう!!
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