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【失敗①】なぜ「失敗」を繰り返すのか

「学校」でも「家庭」でもない「第3の子どもの居場所」をつくっているJUNです。

こんな場所👇

ピースカフェは、もちろん「子どもが主役になれる場所」なのですが、知識として獲得しておくと役立つかもしれない授業も提供してきました。

これまで「お金」、「時間」、「得意」と授業してきたのですが、第4弾として「失敗」をテーマに授業をつくっています。

そんな授業をよりおもしろくするため、ここにネタをアウトプットさせていただきます。

きっと役立つ情報ばかりですので、読んでみてくださいね。

▼「よい失敗」と「わるい失敗」とは

「失敗したくない。」
「失敗が怖い。」

という声を子どもたちから聞くことがあります。

もちろん、できることなら大人でも「失敗」は避けたいところ。

ただ、失敗せずに成長することはあり得ません。

そんな成長と切っても切り離せない「失敗」ですが、バリエーションも多種多様。

ただ、乱暴にまとめれば「よい失敗」と「わるい失敗」に分けることができる。

その基準は非常にシンプルで、「意識的な失敗かどうか?」という判断軸で見分けることができます。

「よい失敗」は、「成長につなげられる失敗」であり、「わるい失敗」は、「何度も同じことを繰り返す」という特徴があります。

ここで問題となるのは、「なぜ、同じような失敗を繰り返してしまうのか?」でしょう。

本記事では、その謎を解いていきます。

▼失敗を繰り返す理由①~気にしていないパターン~

早速、「失敗を繰り返す理由」を見ていきましょう。

一番残念な「失敗パターン」は、「意識していないパターン」

失敗を生かして成長するためには、「失敗したという事実で凹んではいけない」というルールがあります。

ただ、「失敗したことを失敗として受け止めない」という楽天主義もあまりおすすめできません。

本人の生き方、「まぁ楽しいからいいっしょ。」であれば他人がとやかく言うことはありませんが、「何で同じことを繰り返してしまうんだろう」と定期的に凹むような失敗の仕方をしているようであれば、

「いやいや、失敗したことをちゃんと受け止めよう。」

と、アドバイスしてあげましょう。

失敗というのは使い方が全てであり、「極端に気にしない」ことも「気にしすぎて凹んで落ち込む」ことも使い方が間違っています。

大切なのは、

「失敗を潔く受け止めて、すぐさま『行動』へつなげること」

これしかないのです!!

▼失敗を繰り返す理由②~書き換えパターン~

一つ目に紹介した「気にしないパターン」は、”あるある”です。

そして二つ目の「書き換えパターン」から少し闇が深くなってきます。

人間の脳のおもしろい特徴として、「記憶を編集する」というものがあります。

子どもたちのトラブルを解決しようと、子どもたちを呼んで話を聞いていくと、それぞれの主張がつながらず、真相が見えてこないことがあります。

もちろん、注意されるかも…というバツの悪さからちょっとだけ事実と違ったことを証言している場合もあるでしょう。

しかし、事実とは違った証言を本人は本気で心の底から主張している場合もあるのです。

これは、子どもだからという訳ではありません。

例えば、自動車事故の目撃者に、「車はどれくらいのスピードで『ガシャン』とぶつかりましたか?」と聞くと、きっと記憶の糸を手繰り寄せて見たままの状況を伝えてくれるでしょう。

しかし、困ったことに「ガラスが割れていないのに割れたように説明する」証言者も出てきてしまう。

要するに、事故では自動車のガラスは割れていないのに、警察官に「ガシャンとぶつかった」と問われると、勝手にガラスが割れる様子を付け加えて証言してしまうのです。

こんな記憶の編集を駆使してぼくたちは「失敗を都合よく書き換えてしまう」というところが問題なのです。

そして、最終的には「失敗を受け止めることを避ける」という結末に行きつく。

繰り返しになりますが、失敗を成長につなげるには、ありのままを受け入れる」しかありませんからね。

▼失敗を繰り返す理由③~人間関係パターン~

3つ目に紹介するのは「人間関係によって失敗が引き起こされるパターン」。

このパターンは、なかなか複雑で、さらに3つに分けられます。

どうやらこのまま書いていくと、かなり長くなりそうなので、明日に回したいと思います。

ぜひ、明日も読んでくださいね(^^♪





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