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「子育て」か「仕事」かという残酷な「システム」をどうにかしようという話。

私生活をできる限り「ルーティン化」しているJUNです。

ただ、「ルーティン化」するにあたり、致命的なことに気づきました。

「そういえば、『学校』というところは、ルーティン化が不可能な職場だった!」

ということ。

完全な計算ミス。

対人というのは、予想外の連続。

目の前で起きたことに対処する能力が日々試されます。

そして、よりよい対応するために最も必要な能力は、「感情の安定性」一択でございます。

「昨日は許されたのに、今日は怒られた。」

なんてことになったら、子どもたちはたまったもんじゃありません。
#周囲の反応は結構シビア

そんなことを考えていたら、ふと「あれっ、子育てもそうなんじゃ?」と思い立ったので記事にしてみました。

▼子育ても「自制心」頼みのところがある。

きっと、子育てをされている親御さんには納得いただけると思うのですが、

「子育てをするために必要な自制心の消費量、半端ない問題!」

は、見過ごすことはできません。

もともと、人間は「個人」で生きています。

しかし、「子ども」との生活が始まると、ある意味「自分のペース」では生きられなくなる。

「もっと寝ていたいのに、休日の朝からめっちゃ元気!」

とか、

「仕事に遅れそうなのに、もう1枚パンを食べたいとか言い始める!」

朝だけではありません。

「へとへとになってお迎えに行ったのに、もっと遊びたかったと号泣。」

みたいな「自制心ポイント」がいたるところにあります。

日々、「自制心枯渇すれすれ状態」において、「子育てが一段落した後の自分のキャリア」なんて考えられなくても当然でしょう。

こんなことを考えながら、ふと不思議に思ったのです。

「なぜ、こんなにも子育てにおいて自制心を使わないといけないんだ?」

ということに。

もっと、言葉を付け足すのなら、

「最初から、『子ども中心』と覚悟を決め、『自分』の価値観なんて捨て去ってしまえ、ば無駄な『自制心』を使わずに、疲弊することもないのでは?」

と。

しかし、奥様方の世間話の中で「それは無理よ~」ということがうっすら見えてきました。

そこで話し合われていた問題とは、

「仕事に復帰するか問題!」

きっと、多くの親御さんが悩むに悩まれているのではないでしょうか。

もっぱらどんなことに悩んでいるのかというと、

「子育てには真剣に向き合いたいけれど、家計も楽なわけではない。だから復帰をして仕事をしたいんだけど、その分、子育てがおろそかになるのでは・・・。」

と迷われているようでした。

なるほどなぁ~と思いながら、ちょ、待てよと。

「そもそも、なんで子育てと仕事を天秤にかける必要があるんだっけ?」と思って、ググってみたのです。

結果。

財務省のホームページより

あぁ、これは無理ですね。

しかし、みなさん、朗報です。

なんと、

「自制心は、鍛えることができる!」のです。
#そういう問題ではない

近い未来、「子育て」と「仕事」を天秤にかけるのではなく、

「どちらを選んでも、どちらも充実する生き方。」

ができたらいいなぁと思う今日この頃。

そんな「生き方」の1つの選択肢となる場所を、細々とつくろうという活動がこちら!!

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▼「子育て」と「仕事」を選択する時代を支える「価値観」とは。

いつもとりとめのない思考実験にお付き合いいただきましてありがとうございます。

ただ、言わせてください。

僕は、この手の話が大好きなのでございます。

ただただ好きなだけ。

そして、この記事を読んでくださっている方々には、感謝の気持ちと共に、朝まで語り合いたい気持ちでいっぱいです。

さて、本記事では、「そもそも、なぜ『子育て』と『仕事』を天秤にかける必要があるのか。」ということでした。

オブラートにつつまず事実を言ってしまうと、

「『仕事』は、自分の自己実現に直接結びつくのだが、『子育て』は、義務感になりがち。」

ということが意識しているいないにかかわらず、確実に影響をしています。

「義務感」は若干マイナスイメージですが、「責任感」とも言い換えられます。

そんな「子育て」に関する意外な事実として、

「人間の幸福度は、第1子誕生のときにピークを迎え次第に減少。子どもが自立してから再び増加する。」

ということが分かっています。

結果だけ見ると「子育てが幸福度を下げる」と言えるのですが、そんな表面的なことを言いたいのではなく、きっと、「子育て」をするということに対して、

「自分の子どもは、生まれてきたことに満足して幸せに生活できるようにしてあげたい。」

という、いわば「親心」が「幸福感の低下」にかかわっているのでしょう。

さらに、このような結果は、現代だからこそより顕著になっています。

かなり極端な例ですが、むか~し、むかしの江戸時代までさかのぼると、「育てられない子ども」というのが存在したと確認されています。

現代のように、様々な条件が整わず、子育てまで手が回らない人たちがいたということ。

それが、時を経て、高度経済成長を経験した日本。

「企業戦士」や「24時間働けますか?」みたいな言葉が生まれた頃、「専業主婦」という新たな価値観が生まれ、その流れを引き継いで「子育ては母親が」となっていきました。
#江戸時代の子育てはむしろパパ担当だった

そのままイケイケどんどんで進んでいければよかったのですが、バブルは弾け、今や貧乏になっていく日本。

「時代」や「経済状況」は大きく変化したのに、「子育て観」は変わっていないからこそ、「子育て」か「仕事」という厳しい選択を迫られる社会となっているのでしょう。

むろん、「正解」なんてのはありません。

しかし、「正解」がないということは、「どちらを選んでも後悔する可能性がある」とも言えます。

そんな時代にできることは、変わらない国のシステムを嘆くことではありません。

「子育て」を選んだ親御さんが充実した日々を送るには、

「現代的な価値観から自由になる必要」

があります。

「子どもさんにとってどんな環境が必要なのか。」

を考えて、整える必要があるでしょう。

そして、「仕事」を選んだ親御さんが思い切って働くためには、

「子どもを支える居場所」

が必要です。

そんな「子ども」と「親御さん」を支える場所こそ、我がGLSが目指すべきところなのです!!

いつも、マガジン購読による「サポート」をありがとうございます。

これからも、「未来を切り開く子どもたち」のために活動していきますので、どうか見守っていてください!!

いただいたサポートは、地域の「居場所」へ寄付させていただきます!